1. ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版
《ネタバレ》 他の劇場版と比べると、盛り上がりはいまいち。ミスリードさせてるのはいいんだけど、それならもっと伏線をしっかりして欲しい。「実はターゲットはあっちじゃなくてこっちだった」って後から言われても、それって単に説明不足なのを視聴者の想像力に頼ってるだけになってる感がある。 [DVD(邦画)] 6点(2015-06-01 20:48:41) |
2. 2012(2009)
《ネタバレ》 あぶねあぶね!セーフ・・・あぶねあぶね!セーフ・・・(以下繰り返し)。インデペンデス・デイ、デイ・アフター・トゥモローと見てきましたが、本作はその進化版です。登場人物が次々死んでいったり、アメリカ大統領万歳だったり、予定調和だったりするところは過去作と似たり寄ったり。でもグラフィックの細かさには圧巻、一見の価値ありです。地震により地表が崩れていくシーンで、逃げるジャクソンの神憑り的な運転技術が凄く、ジェットコースターに乗ってるかのようなスリルがありました。終盤、方舟内での危機一髪は、余計に感じました。若干疲れてきます。 [DVD(字幕)] 6点(2010-04-27 12:38:17)(良:1票) |
3. 21グラム
《ネタバレ》 起承転結をちぐはぐに見せることにより、急な展開に「何があったの?」と注目させ、後でその答えとなるシーンを見せて「そういうことか~」とアハ体験させる映画です。正直、この類いの手法を使う映画は、あまり好きじゃないです。気取ってる感じがしてw この映画は、3組の男女(夫婦)が次第に絡み合い、ひき逃げ事故・心臓移植・不妊治療・キリスト教・ドラッグをテーマに、とてもストイックに進行していきます。そこにショーン・ペン。田村正和バリに渋いです。でも一番印象に残っているのは「子供たちと大人たち」。親(というか大人)のエゴ・不注意で人生を左右されてしまう子供たち。子供が欲しくて、無理してでも人工受精でもいいから欲しがる、大人。心臓を移植してまででも、生きようとする、大人。信仰心が強すぎて、何でも神の思し召しと解釈する、大人。・・・そう考えると、エゴの塊のような映画ですw [DVD(字幕)] 6点(2010-02-17 01:07:03) |
4. ニューオーリンズ・トライアル
《ネタバレ》 銃社会/陪審員制度への警鐘が前面に打ち出されていますが、私は、原告が勝訴した時に自然にガッツポーズをしていました。歳を重ねるに連れ、人は惰性に身を委ね、屁理屈の塊になり、醜くなっていきますが、私の中にもまだ「人を信じる心」が少しは残っているんだなと思い、微かに安心しました。ダスティン・ホフマン演じる原告側の弁護人ローアが、自分の弱さに負けて一旦陪審員の評決を買収しようとしてしまうシーン、結局は買収は自ら白紙にしましたが、あのくだりに人間味を感じます。ダスティン・ホフマンvsジーン・ハックマンのトイレ対決は見応えがありました。 [DVD(字幕)] 8点(2009-01-27 17:19:06) |
5. 28週後...
《ネタバレ》 前作は、あまり面白くなかった記憶がある。どんな内容だったか忘れてしまっている。今作の方が良く出来てるのは確か。感染者/非感染者を問わず射殺しまくるシーン、街を焼き尽くすシーン・・・これは人間の倫理観を揺さぶる衝撃的なシーンだ。また登場人物達が次々と死んでいくので、無常なシナリオ。惜しいのは、感染者の見せ方が"逃げ腰"でつまらない。カメラワークを荒々しくして見辛いし。そこをクリアしていれば、結構良作な部類に入れたのに・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-10 16:19:23) |
6. 28日後...
また感染系の映画かよと思いつつも期待半分で見ました。街全体が無機質な感じで、「死んじゃってる感」は良く表れてると思います。でも、肝心のゾンビる場面が少ないし、勢いがなくて面白くない。赤目で走ればいいってもんじゃない。絵空事を見ているようで、全然恐怖を感じなかった。希望が見えない絶望的状況なので、逃げ惑う人にがんばれ!とも思い辛いし・・・。カメラワークとかを凝る前にストーリーを凝ってほしい。結論、ビーチより少しはマシ。ほんの少しだけ。きつい言い方だが、もうこの監督には期待できないな。 3点(2003-11-07 16:03:00) |