1. 28日後...
《ネタバレ》 70年代に量産されたB級の世紀末作品のカラーを保ちつつ、木目細かい作りが好感触。 荒もそれなりにあるが、脚本はシンプルな上によく練り込まれている。 何故、主人公が、子供の感染者を殺す描写が必要なのか、何故、娘の父親が軍隊と 接触する以前に感染し、射殺される流れに至るべきだったのか。それは後のストーリー展開で明白な回答が得られる。 何よりも舞台がヨーロッパ、しかもイギリスという島国であることが本作の切り札となっている。 ホラーにはヨーロッパの空気の色合いが良く似合うのだ。 最後は狂気化した人間対人間の戦いだ。 7点(2005-02-21 00:36:11) |