1. 日本人のへそ
《ネタバレ》 70年代までよくあった(いや今でも邦画では見受けられるか)舞台のノリをそのまま劇場版な感じの映画です。 個人的にはなべおさみさんが懐かしい。そして美輪明宏さんが色男役で濡れ場もあって新鮮だった。 劇中劇から劇外?劇、そしてまた劇中劇、そして、、、となかなか楽しませて頂きました。 現代ではあり得ない様々な差別満載の本作だが、昔の作品ですからご容赦を。 でもそこがポイントの「日本人のへそ」って脚本なんですよね、たぶん。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-07-31 15:33:39) |
2. 人間の時間
ギドク監督が性的ハラスメントで訴えられ、韓国内での公開は未定になった作品。 控訴されましたが、そのまま外国にてコロナでお亡くなりになってしまいましたね。 もともとギドク作品は苦手だったのですが、オダギリジョーさん目当てで観てしまいました。 これは人間のサガをキリスト教をモチーフに寓話として描いたのでしょうか。 初めから設定の段階で違和感ありありでスタートします。 そもそも舞台用の戯曲なのかな、そんな展開です。 異空間に取り残された状態で欲望のままに進む名も無き人間たち。 突っ込みどころ満載であり気分を害する内容でした。 何気に一番のクズはアダムとされるチャン・グンソク。ファンは泣くね。 オダジョーは被害が少ないとして、藤井さんはプラスになったのだろうか。 最後まで観ましたが、エンディングもなんだかなぁ、という感じでしたが、 そうして人口が増えていくのかな、あの舟は。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2021-05-17 01:57:28) |
3. 日本沈没(1973)
当時の大スペクタクル邦画。 特撮がショボくても今見て熱いものがこみ上げるのは、役者が役者だからだろうか。 特に丹波哲郎の演じる総理大臣は素晴らしい。静かに涙するシーンにはもらい泣き。 ただ、いしだあゆみさんの移動範囲は謎。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-05-04 19:47:44) |
4. 日本沈没(2006)
ショボいとは思わなかったが、ミスキャスト&原作から逸脱した脚本には頷けなかった。 40年前の映画化に負ける現代邦画のスケールとはこれいかに。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-05-04 19:26:44) |
5. 二代目はクリスチャン
何しろ志保美悦子さんが大好きです。 この映画ではアクションを封印しての配役でしたが、 それでも彼女の魅力が満載です。 子分たちが親分にほだされていく感じとかラストに向かって まるで舞台のような展開がよくマッチングした映画だと思います。 [映画館(邦画)] 8点(2020-10-04 15:26:06) |
6. 虹を掴む男(1947)
「ポケタ、ポケタ、ポケタ、、、」。リメイク版『LIFE!』を観るにあたり、こちらから観てみました。谷啓、いやダニー・ケイ出演の映画はリバイバルで観た『ホワイトクリスマス』ぶりでしたが、芸達者な方ですね。音楽が趣味なようで指揮者の妄想のとこは圧巻の早口芸でした。お母様とのクチキッスが抵抗ありましたが、彼のマザコンキャラをより引き立ててたかも。しかしアレで会社員が勤まるのかってくらい妄想癖の「うわのそら」野郎が主役の映画です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-11 20:24:11)(良:1票) |
7. 日本のいちばん長い日(2015)
1967年版を鑑賞して間もなくこちらを観たからか、悪く言えば物足りなかった。尺は同じくらいなのに、岡本版の方が情報量が多かったし、オーバーな演出ではあるが説得力があった。原田版はとても見やすいけれど、説得力が薄かった。松阪さんの畑中少佐は静かなる狂気でそれは良かったのですが、陸軍のクーデター決起の表現も物足らず。東条英機さんと天皇陛下のやり取りが出てきたのは好感。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-06-05 18:45:11) |
8. 日本のいちばん長い日(1967)
2015年版をもうじき観るので、岡本版を見ておこうと鑑賞。もうね、圧倒されっぱなしでした。内容がめっちゃんこなんですよね。だけどこれが史実に基づいてるという事実。真実が不明で脚色している部分も多いだろうけど、事件としては全て起こっている事実。その狂気。錯乱していないのに追い詰められた大日本帝国の終焉の狂気。特に黒沢年男さんが演じるキーマン畑中少佐の鬼気迫る迫力。もう何しゃべってんのかわかんないんだけど、圧がすごい。あと天本英世さんが演じる横浜の佐々木大尉も滑舌ワル過ぎて訳わかんないんだけど、勢いが止まらない。三船敏郎さんが演じる阿南陸軍大臣の沈静しつつ覚悟を決める迫真の演技。モノクロでかつ長編ながらも全く遜色を感じさせない、まるで記録映画の様な素晴らしい作品でした。鑑賞後に不明な点を改めて調べたりして、終戦についてもいろいろ勉強になりました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-06-03 23:43:46) |
9. ニシノユキヒコの恋と冒険
《ネタバレ》 まさかの死人の思い出話。生きてるモテ男の話かと勘違いしていたのでそこにビックリした。それがわかる冒頭30分までの退屈極まりなさで鑑賞をやめなくて良かった。内容も描写も嫌いでは無かったのですが、ワンカットワンカットが私には長く長く感じてしまいました。そしてそれを助長するようなあの狙った感じの吹奏楽にもイライラしてしまったのでマイナス1点。しかしモテるのに必ずフラれる色男が上手に描かれていました。竹野内さん、ピッタリですね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-05-21 17:33:32)(良:1票) |
10. ニューヨーク 冬物語
私も【1.かたゆき】さんとほぼ同意見でした。内容を知らぬまま豪華なキャストと監督の名前(ビューティフルマインドの脚本家)で釣られて録画してそのままにしてしまい、さっき鑑賞。しかし冒頭から少ししてから心置いてけぼり状態で不安になり、まさかの鑑賞途中で止めてネットで検索し、近年稀にみる豪華版トンデモ映画だと知り、少しだけ自分の感性に安心してから、最後まで見届けました。全部観ましたよ。観たけれど、最後まで置いてけぼりにされました(笑)。いや、でも映像は綺麗なんですよ。キャストも豪華だし。ただお話がしっちゃかめっちゃかなだけなんです。ノーベル文学賞の人のファンタジー小説が原作らしいですが、もしかして壮大で長編な原作なんですかね?凝縮の仕方が間違っちゃった?説明不足というか人物設定すらもちんぷんかんぷん。ファンタジー色もめちゃ中途半端だし、争いも中途半端。調べたら収益も制作費の半分しか回収できなかった赤字作品らしい、、、監督には向いて無かったのかな。いや映像は綺麗だったからなぁ、脚本(あ!監督本人だった!)か編集?それとも配給側かプロデューサーが悪かったのかな、、、。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-05-19 19:54:34) |
11. ニード・フォー・スピード
車もの好きの旦那に付き合って観たんだけど、思ってよりも面白かった。ただ、主役の人がもひとつイケてなくて、、、女子としては気持ちが上がらなかった。でも助手席の彼女が可愛くて彼女の女優人生が楽しみ。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-08-30 17:42:25) |
12. ニューヨーク東8番街の奇跡
まさに80年代SFファンタジーですよね。きっと今ちゃんと鑑賞すると特撮とか粗が目立つだろうけど、いいんです。子供受けは今でもいいと思いますよ。 [映画館(字幕)] 6点(2014-12-09 22:21:35) |
13. ニキータ
アクションものでは、ヒーローの男気が最重要課題である私にとって、マルコこそ評価に値する男の中の男なのである。何度観てもいい男だなぁ、マルコ。顔は好みじゃないが。ニキータには同情できないけど、映画としては好きです。 [映画館(字幕)] 7点(2014-07-13 17:46:56) |
14. NEMO ニモ
可愛いアニメ。ビデオ保存していたやつをDVDに変換して保存してます。 [ビデオ(吹替)] 7点(2014-01-19 20:34:12) |
15. 虹をつかむ男(1996)
個人的に、今まで所々しか観ていなかった『男はつらいよ』のシリーズを、去年から今年にかけてWOWOWで全48作を制覇致しまして、ようやく初めてこの作品に目が向きました。渥美さんが亡くなって慌てて作った作品らしく、出演者がオールキャストでびっくりしながらも、なんだか嬉しかった。手塚治虫方式といいますか、馴染みの顔ぶれなのに違う役なのがちょっと新鮮で。でも渥美さんがいない。そしたらあんな形で。なるほど、監督、やりましたね、なーんて思いながらも映画的にはこの点数で。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-10-06 03:34:58) |
16. ニュー・シネマ・パラダイス
映画好きの方ならラストにぐっとくるでしょう。私もラストにはぐっときましたが、他のシーンにはたいして思い入れが有りません。長いし。確かに良作であると思いますが、自分には何度も観返したくなる作品ではありませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-17 15:23:29) |
17. 2番目のキス
ラブコメは苦手な私ですが、ドリュー物は結構好きで見ています。が、この作品はやや退屈でした。たぶん野球にまったく興味が無いからかなぁ。 [地上波(字幕)] 5点(2012-09-07 20:56:29) |
18. ニューヨーク1997
何かと2本立てだったと思いますが、"カート・ラッセルが演じる"スネークに惚れた少女がそこにおりました。いま観てもカッチョいいです!! [映画館(字幕)] 7点(2012-08-20 00:05:23) |
19. 人間失格
葉蔵を演じるには生田君ではカッコよ過ぎるなぁ。もう少しだらし無いけどほっとけない感じの人がやった方が良い。でも生田君を鑑賞するには抜群の作品だろう。 [地上波(邦画)] 4点(2012-07-19 22:55:51) |
20. 西の魔女が死んだ
《ネタバレ》 児童文学らしい優しい空気に包まれた作品。日本らしからぬイングリッシュガーデンの様なお婆ちゃんのおウチが素敵で素敵で。お婆ちゃんがヤサグレてタバコふかしちゃうシーンが印象的。あんなに完璧で優しいお婆ちゃんも日々頑張って精進してるんだなぁと思わせるシーンでした。メッセージを受け取った孫も日々精進していくんだろうなぁ。私も精進せねば。。。 [地上波(邦画)] 7点(2012-07-18 21:52:57) |