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プロフィール
コメント数 1963
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  人魚の眠る家 《ネタバレ》 
泣けました。  藤原涼子のお母さんが、ちょっと狂気じみて、 娘を外に連れ出すあたり、これは何も言えなかった・・  ラストに至る展開が見事です。  映画としては、いい終わり方でした。
[DVD(邦画)] 8点(2024-02-10 18:08:48)
2.  日本橋(1956) 《ネタバレ》 
お孝と清葉と、若い学者先生と浮浪者の4人の恋愛模様。  泉鏡花らしいオカルトな要素は、最初の噂話にちらっと出てくるだけで、 あとは、恋愛話である。  若い先生がお孝との関係を、彼女はイロだ、と言ってしまった自分に悔しくて、 先生はお孝のもとを去り、彼女は病んでしまう。 そんな話であるが、戦後の色恋話では考えられぬ男の苦悩である。  時代は明治だろう。 そりゃ漱石みたいな人も出てくるわと、しみじみ・・
[DVD(邦画)] 7点(2023-09-02 22:17:11)
3.  二十四時間の情事 《ネタバレ》 
マルグリッドデュラスの映画は、どれも言葉が多く、そしてどの言葉もきれい。  殺されてしまったドイツ兵に恋をしていた女性の心の傷を 原爆被爆国、日本の男性が癒す話。  戦争は国を超えて、みんなに何らかの形で傷を負わす。 できることなら、戦争なんてない方が全くもっていいのだが・・
[DVD(字幕)] 6点(2022-07-31 23:50:12)
4.  21世紀の資本 《ネタバレ》 
分かりやすく、考えさせられる。 よくできたNHKスペシャルといった感じ・・  いつの時代にも、警告を発してきた人はいる。 でも、その警告は、遠からず当たってきた。 この映画の警告が、その通りなら、恐いですね。
[DVD(字幕)] 7点(2021-02-24 10:45:22)
5.  人間の條件 第六部 曠野の彷徨 《ネタバレ》 
敗戦後、日本では進駐軍がきて、ジャズやらアメリカ文化が日本で湧きたってた。 その頃、大陸では敗残兵がこんな目にあってたとは・・  あの梶が、投降するのは、大陸に残った日本人女性たちのロシア兵慰安婦村で、であった。 ロシア兵に抱かれて、戦争を理解できなくなった感情的な女を高峰秀子が好演している。 遊びに来たロシア兵と日本敗残兵の打ち合いが始まる直前に、この女性が飛び出し、あの梶も投降するしか もう道はなかったのである。  それからが運命の皮肉だろうか。 梶と対極のキャラのキリハラ(第5部で日本人女性を暴行した彼)が、ロシアに取り入り、 日本人捕虜の監視役になっていたのだ。 レミゼラブルにも同じような、立ち回りの巧いキャラがいたが・・ 梶はキリハラを殺して、捕虜収容所を脱走、大陸をさまよううちに凍死する。  最愛の妻、ミチコの気の狂ったような甲高い笑いの中で、彼は絶命するのだ。 ニューシネマ全盛の映画界だから、通った企画だろう。  「人間らしさ」とは勝った国にしか通らぬ理想なのかもしれない。 寂しい気持ちになった。
[DVD(邦画)] 8点(2020-07-24 21:01:02)
6.  人間の條件 第五部 死の脱出 《ネタバレ》 
第4部での戦場。そして敗戦し、敗残兵としての内地に帰るための大陸逃避行である。  「戦争に負けた国の女ほど惨めなものはないよ」 途中、出会った日本人女性たちの一群の言葉である。 その言葉の意味することの、残酷さを考えさせられる。  そしてロシア兵に暴行された女性に乱暴する日本兵。 この大作「人間の條件」のいよいよ最後の問題提起かもしれない。 いよいよ最終回へ。  (最終話を見たが、問題提起はさらにさらに続いた・・)
[DVD(邦画)] 7点(2020-07-24 20:28:20)
7.  日本侠客伝 花と龍 《ネタバレ》 
火野葦平の「花と龍」を日本侠客伝シリーズに取り込んだバージョン。 一本一本が独立した話のシリーズと聞く。 監督は、あのマキノ監督。  本当は「花と龍」を観たかった。 が、本編も面白い!侠客シリーズ、面白いんだ。 一体、どこからどこまでが「花と龍」なのか分からないが、 本編の魅力は、高倉健を愛する二人の女にある。  下町の女性とヤクザの世界に身を置く藤純子。 ラストの修羅場を、ともに生き残って、奥さんに「私の負けだわ」というアタリ。 カッコ良すぎです!藤姐ェ!
[DVD(邦画)] 7点(2020-07-13 22:49:34)
8.  荷車の歌 《ネタバレ》 
明治終り頃から、第二次世界大戦終戦までの 二人の夫婦の一生をずっと描いている。  時代おくれの荷車挽き、生活苦、姑の子供虐待、年を取っては夫が妾を作ったり、そして戦争になって、 送り出した子が病気で帰って来たり、そして戦死して、もう苦労苦労の連続である。  今の時代も、失業やらコロナやら、悩みだしたらキリがないが、 いつの時代も、この国は悩みだらけなのだなぁと思う。  それでも養女に出した娘が帰って来たり、姑との和解があったり、 ホッと一息つける時間もある。 「人生とは絶望と希望の戯れである」 ゼミの先生の言葉であるが、まさしくそれを映画化したような映画だった。
[DVD(邦画)] 7点(2020-06-20 14:47:05)
9.  人間の條件 第四部 戦雲篇 《ネタバレ》 
このシリーズ、戦闘シーンがとうとう出てくる。  縦社会の軍隊組織の中、人間らしさを保ってきた梶。 しかし戦場で、暴れる上官をおさえようとして、絞め殺してしまう。  絶望。それしかない。戦争がいかんのだ。
[DVD(邦画)] 7点(2020-03-21 15:17:25)
10.  人間の條件 第三部 望郷篇 《ネタバレ》 
第2部で前線に送られた梶。  彼のまっすぐさは、ここでも変わらない。 オバラの自殺に隊の行き過ぎた虐めを糾弾する。 ミチコの訪問もいい。 裸を見せてくれというシーンが好きだ。  男だらけのこの軍隊の世界、看護婦の登場でホッと一息つける。 (婦長は怖いけど・・) さて第4部は?
[DVD(邦画)] 7点(2020-03-21 12:15:44)
11.  人間の條件 第二部 激怒篇 《ネタバレ》 
観てたら、「大脱走」みたいな映画に思えてきた。 でも管理する側を描いてる。  ヒューマニストの仮面をかぶった殺人鬼か、「人間」になるか、どっちかの瀬戸際で 主人公はどういう行動をとるのか? おそらくこのシリーズの肝の部分だろう。  が、果たして、主人公は「人間」にはなったが、戦争に狩り出されることになる。 この映画が、日本軍の中で起こっていることが、怖い。
[DVD(邦画)] 7点(2019-12-17 12:14:24)
12.  人間の條件 第一部 純愛篇 《ネタバレ》 
見応えあり。  戦時中の、満州での中国人への労務管理。 そこに理想に燃える若者が新婚でやってきた。 こりゃ、今にも爆発しそうなところに、カンカンに焼けた鉄の球が 放り込まれるようなもの。  かくして、まぁそうなるわな~という展開になる。 以下、第2部へ!
[DVD(邦画)] 7点(2019-12-14 23:55:14)
13.  日日是好日 《ネタバレ》 
一期一会の精神を、お茶を通して学んでいく、大事にしたい小品。  「ゲルマニウム」や「さよなら渓谷」の大森監督がこの作品を撮ったのが興味深い。 彼は、映画を創ることで色々考えるために、作品を選ぶのかもしれない。  それにしても、これがうわさに聞く楽茶碗か!? 写真でしか見たことないが、映画で見るとなかなかグッとくるものがありますね。
[DVD(邦画)] 7点(2019-09-14 17:58:21)
14.  日本のいちばん長い日(2015) 《ネタバレ》 
実話なんですね。  玉音放送の裏でこんな事が起きてた・・ 敗けを認めるわけですからね。  男たちのドラマでした。
[DVD(邦画)] 7点(2019-08-31 21:40:20)
15.  2重螺旋の恋人 《ネタバレ》 
非常に興味深い。  セックスバイブルみたいな映画。  フランソワオゾンがエロティックな映画監督でありながら、 女性に支持されるのもよく分かる。
[DVD(字幕)] 8点(2019-05-18 22:59:02)
16.  22年目の告白 -私が殺人犯です- 《ネタバレ》 
面白い!入江監督はSRシリーズでファンになりました! ただ夜の描写がみづらいのと、女性をあまり動かさないんですよね。 話の二転三転ぶりは見応えありました! 画面から集中力切らさない演出もすごいと思います。 楽しみな監督の一人です!
[DVD(邦画)] 7点(2018-01-20 22:18:34)
17.  虹をつかむ男 南国奮斗篇 《ネタバレ》 
バブル弾けた後の不況の中での日本映画。映画館オデオン座も閉館、閉塞感のありそうな状況の中、カっちゃんの底抜けの明るさで全編盛り上げる。しかし「男はつらいよ」シリーズと違うところがヒロイン松坂慶子を持ってきて決定的になる。寅さんの時は、ヒロインの松坂慶子が同じ部屋に寝ていて、誘ってきているのに、寅さんは逃げる。しかしここでは同じ松坂慶子をヒロインに持ってきて、カっちゃんは人妻と分かっていて手を出す。その辺がもうシリーズ不可であることを決定づけており、その後、山田洋次は学校シリーズ、藤沢周平シリーズへと作品を展開させていく。渥美清がいかに傑出した力量の俳優であったことを山田監督も痛感したのかもしれない。でも西田敏行のキャラクターも存分に活かされており、さすがは「釣りバカ」での扱いなれた山田監督の料理技だった。山田監督に駄作無し。本当にそう思わせる。
[ビデオ(邦画)] 7点(2017-04-02 23:34:32)
18.  虹をつかむ男(1996) 《ネタバレ》 
素晴らしき哉、映画!ってな感じですね。渥美さんが亡くなられて、山田監督は映画監督はもうできないと思ったのでしょうか?自分への映画への想いをこれでもか!ってスクリーンに叩き込んでます。もしこれが『「男はつらいよ」を送る映画』ではなく、一本の独立した映画だったなら、最後に流れる映画は「カサブランカ」だったはずなんですね。「男はつらいよ番外編」みたくなってるのが、勿体ないとも思いますし、山田監督らしいとも思います。山田監督はきちんとした人で、2010年代の今は、もう自分の映画人生を「送る」映画を立て続けに撮ってらっしゃる。そこが彼らしく、2時間のなかできちんと物事をおさめる手法を自分の人生にまで当てはめていらっしゃる。でも彼の後にも山田洋次に振り回された作家がいるはずで、余韻も残しておいてほしいなぁと思う、この頃です。寂しいです。あまりきちんと完結されると・・。
[DVD(邦画)] 8点(2017-04-02 19:18:03)
19.  憎いあンちくしょう 《ネタバレ》 
こんなルリ子、初めて観た!リリーでもなく、他の名作の浅丘ルリ子とも違って、若さが弾けてる!お化粧しなくても、かわいいじゃん!話はかわいい都市型カップルの愛の成長過程をロードムービーで見せるといった、日本では面白い趣向。東京から熊本だから、今ではなんてことない距離。それを石原裕次郎がボロジープで、浅丘ルリ子がスポーツカーで追いかけて、途中山道でスポーツカーが大破しちゃうという劇的な盛り上がりがあるなんて・・(笑)。当時の名作って言えば、キネマ旬報なんかで調べると、暗い作品ばっかりなんだけど、こんな楽しい娯楽作品あったんだね。そりゃそうだろうね。寅さんだけのはずないもんね。昔の作品って言えば、名作ばかり辿りたがるけど、昔の娯楽作品も観てみようと思いました♪
[DVD(字幕)] 7点(2016-07-17 19:23:11)
20.  ニンフォマニアック Vol.2 《ネタバレ》 
生きた教養をもたぬオタクに話を聞かせ終わった、あの最後の展開で、トリアー監督の人間賛歌がついに聞けなかったという点で、やはりラースフォントリアーは絶望しているのだと分かった。「奇跡の海」のラストは、やはり彼の中で消化しきれなかったものだということが分かった。彼の映画の誤りは、男のいうまま、女性がたくさんの男性に抱かれるという、一種の自己卑下から来る話「奇跡の海」を評論家に過大評価されたことで、これで正しいのだと勘違いしたことにあるのではないのか?しかし、その見方を深めた結果、彼はついに女性の笑顔の撮れない映画監督で終わることになるのだろうか?「メランコリア」は女性に寄り添おうと頑張ってはいたのだが、その後の映画でこのような映画を撮るということは、女性陣から肘鉄を食らったのかもしれない。彼の迷走に付き合わされると思うと、少しゲンナリするのだが・・
[DVD(字幕)] 5点(2015-07-08 11:41:22)
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