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放浪紳士チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1465
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

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1.  ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 《ネタバレ》 
まず最初に断っておきますが、自分は親とのコミュニケーション不全症候群人間なので、こういう「父と息子」の話には点数がかなり甘くなります。プラスロードムーヴィーにも点が甘いです。全くもってキャストも含めて、地味極まりない作品ですが、観終わった後、素直に良かったな~って思えるココロ温まる佳作でした。シルバー世代のロードムーヴィーというと、まず自分は「バウンティフルへの旅」(8点)を思い出すんですが、いわばこれはその男性版。モンタナからネブラスカまでの、約1800キロの道中がユーモラスに綴られていきます。父と息子の話というと、優秀な親にコンプレックスを持つダメ息子っていう設定が割と多いと思うんですが、この映画は父と息子両方とも風采があまり上がらないお二人なんですよね、それが僕には逆に新鮮でした。敢えて全編をモノクロ画面にした効果も十二分に上がっていたかと思います。ただ、コメディリリーフかと最初は思わせた、デブの従兄弟双子?兄弟の描写がちょっと浮いててしつこかったような。ここがちょっとマイナス。「何か残したかった」とうなだれる父、それを何も言えずにじっと見つめる息子、このシーンで思わず一筋の涙が頬に。最近、どうも涙もろくなってしまっていかんです。主役のブルース・ダーンという役者さん、僕は実はヒッチコックの遺作「ファミリー・プロット」くらいでしか印象になかったんですが(あとはローラ・ダーンのお父さん?)「世界中のどこにでもいるような大柄なジジイ」を、巧まずごく自然に演じていました。あまり風采の上がらない息子役の役者さんも良かったです。30代後半以上の、どちらかと言えば、男性観客向きの作品だと思います。いよいよ明日発表のアカデミー賞は・・・どうなんでしょう、撮影賞はかなり鉄板なんじゃないかな・・・と(←当たったためしなし、宝くじなみ)
[映画館(字幕)] 8点(2014-03-02 22:55:00)(良:1票)
2.  ネットワーク
「ブロードキャストニュース」に業界裏話的辛辣さが足りなかったっていう方には、こっちのが向いてるかもしれないですね。フェイ・ダナウェイが時代を象徴する女優だった時期の最高作。出来としては優れていると思うけどあまりのえげつなさに少々辟易。えげつないのは嫌いじゃないけど、コレは自分好みじゃない種類でした。ホールデンの老けこみようには唖然ボーゼン。ダナウェイ女史が80年代に入った途端、急速に影が薄くなってしまったのは何が原因だったんですかねえ・・・?
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-30 17:20:54)
3.  猫の恩返し
自分、本当に良いアニメーションに縁がないみたいです・・・。前座の大あくび連続の「エピソードⅡ」よりはマシだったというだけで、おもろなかったなあ、これ。第一肝心の猫が可愛げがない! 
[映画館(吹替)] 4点(2005-09-11 14:57:25)
4.  ネバーランド 《ネタバレ》 
またずいぶんと、素直で毒のない映画にジョニーは出演したもんですねえ。「思いがけない出来事」が何も起こらない、穏やかな展開に拍子抜けしちゃいましたよ俺は。時たま妄想と現実が入り混じったカットが挟み込まれてるんで(「ビッグ・フィッシュ」とその点似てる)ラストはドッカーーーーーーン!と超感動桃源郷ネバーランド出現かと思ってたら意外とあっさり。肝心のネバーランドの造形に個人的には失望。すごく優しくていい映画には違いないけど「アカデミー賞最有力候補!」とかって言われて観ちゃうと正直「うーん??」って出来ですね。ケイトは病弱な未亡人というより実際4人位ガキ生んでそうな野太さ。D・ホフマンは「(台本を読みながら)・・・フック船長?」っていう楽屋落ちの台詞を言わせたいが為の出演としか思えない。
7点(2005-01-28 15:00:21)
5.  ねらわれた学園(1981)
「青春のメモワール」とかいう、今となっては書くのもちょい気が引けてしまうようなひろ子のLPを当時持ってた。その中には本作品の思いっきり気恥ずかしいモノローグ台詞とかが入ってて。覚えたくなくても耳にスッーっと入ってきてしまったんだよおー!!「確かに誰かがこの学園を狙っている・・・私は、自分のチカラを信じてみようと思う・・・きっと神様が、そんな私にチカラを与えて下さったのだから・・・あなたは、やっぱり人間じゃないんですね!」って、やばい、・・・未だにそらんじるように言える俺って。(追記)ホント、ヘンテコでチャチな映画なんですよ、これ。81年製作当時でも充分チャチでした(←キッパリ断言!)全編に流れまくる松任谷正隆氏作曲のやたら荘厳華麗な音楽、意味不明に壮大なヒロインひろ子と魔王子峰岸の台詞の応酬。クライマックス対決シーンの花火ドッカーン!指先ビーム炸裂!!って一体・・・。でも何故か一年に一回くらいは年中行事のように必ず観返してしまう・・・。数多くの大林映画中でも、駄作最右翼に確実に位置する作品かと思うんですが、なんで何遍も観返してしまうんだろ、俺ってば・・・。その複雑な心理状況のナゾは、大槻ケンヂ氏著「オーケンの私はヘンな映画を観た!」で明らかに。ナルホド、日本中で俺だけじゃなかったんだ~、この映画のヘンテコさにはまって偏愛している人間は!と読んで妙に納得。いや、無論当時中学生の私は、大槻氏のように、この映画のひろ子の相手役オーディションを受けようなんて夢にも思ってませんでしたが(笑)(←本当かっ?)
[地上波(邦画)] 9点(2004-01-26 00:40:20)(笑:1票)
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