1. のんちゃんのり弁
こういった自分探し系の作品の場合、ほんとの自分ってやつにどれくらいの説得力があるかが重要なんだと思うんですけど、この作品の場合はその説得力がいまいち感じられなかった。 たぶんこのお弁当屋さんは失敗するだろうなって気がするし、嘘でも大繁盛という段階までは描いておくべきだったかも。 これじゃ先行きが不安で、素直にハッピーエンドとは思えないんですよね。 作品全体の雰囲気とか、それぞれの登場人物には好感が持てたので、損したということはないんですけど、ちょっと残念な感じが残ってしまいました。 あと、どうでもいいことだけど、のんちゃんが主人公じゃなくて意表を突かれました。 [DVD(邦画)] 6点(2010-03-04 17:01:07) |