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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3885
性別 男性
年齢 53歳

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1.  野良猫ロック マシン・アニマル 《ネタバレ》 
最初こそ多少のいざこざはあれど、「米軍脱走兵を匿い、海外へ逃がす」という目的のもと、たちまち梶芽衣子と藤竜也が共闘モードに入るもんで、この第四作、内容的にはかなりスッキリしています。ちょっと拍子抜けするくらいに。 最初に少しいざこざを交えることで、それに対する和解が、一気に親密度合いを深める、というわけですな。 仲間が集まりワイワイやってる、それを見守る各リーダー格の藤竜也と梶芽衣子が、何だか、デカイ子供たちを見守るパパとママみたいに見えてくる。 実際はそこに、LSDの取引などといったアブナイ話も絡んで、そこは本シリーズのアナーキーな持ち味でもありますが。 一方で油断ならないのが、郷鍈治率いるバイク軍団。そうか、リーダーはサイドカーに乗るものなのか。じゃあゴレンジャーのリーダーは実はキレンジャーだったのか。 彼には何やら過去があり、彼の背後には車椅子の范文雀がいて。紫色の部屋で、いつもオルガン演奏によるバッハの「フーガの技法」を聴いてるのが、なんかコワい。 やがて梶・藤と郷との抗争に発展した事態は、急転直下、すべてが徒労に終わるという虚しさに溢れた顛末を迎えることになるのですが、どこか、全てをやり切ったという清々しさみたいなものも感じないでは無く。 これまでの四作中、三作を長谷部安春が演出していて、細かいショットをチカチカとサブリミナル的に切り替える実験的な手法はここでも健在。とんでもない場所をバイクで突っ切ったりするアクションも、第一作のノリを感じさせます。 違うのは、藤竜也にヒゲが無い、ってことだけど、ヒゲが無くても、カッコいいねえ。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-04-11 22:42:46)
2.  野良猫ロック セックス・ハンター
監督が長谷部安春に戻ると、また梶芽衣子が女性軍団引き連れてます。しかし一方では、藤竜也率いるジープ軍団と、一匹狼・安岡力也の対立があって。 藤竜也がいかにもワルそうで、いかにもカッコいい。安岡力也は何だか松田優作をイカツくした感じで、時々、松田優作そっくりに見えることもあり、やっぱりイカツいのでそっくりに見えないこともある。 ストーリーはあるのやら無いのやら、だいぶ適当な気もするのだけど、リンチやらレイプやら、暴力性はグレードアップし、梶芽衣子も火炎瓶振り回して、かなりアナーキー。クライマックスの銃撃戦に至るまでひたすら暴走気味で、まさに、野良猫は眠らない。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-04-04 21:40:18)
3.  ノスフェラトゥ(1978)
すでに不動の名声を持つあの歴史的作品をわざわざリメークする意義は?と思って観てしまうといささか心もとないわけですが。逆に本来、技術さえあればこういう風に作られるべき映画だったのかも知れません。ムルナウ版との違いを探すのもまた一興(?)。ところで、冒頭、タイトルのバックの映像が全編で一番コワイですねえ。
7点(2003-08-10 20:05:07)
4.  野良猫ロック 暴走集団’71
シリーズ第5作、この最終作に至っても結局、何がノラ猫で何がロックなのか、分からなかったけど、まあ、そんなことはおいといて。 公開日の関係でタイトルには「'71」が入っているとは言え、映画の最後には「1970.12.23」という日付が入っていて、1970年という年の中を、5本が走り抜けたこのシリーズ。最終作は残念ながら(?)第2作目と同じく藤田敏八がメガフォンをとっていて、同一シリーズとは言え、第1,3,4作の長谷部監督作と第2,5作の藤田監督作とは、テイストが異なります。前者が「若者vs若者」の衝突であるのに対し、後者は若者が社会と対立、挑戦するような内容、いわば「若者vs大人」の構図。女性よりも男性の方が映画の中心にいて、特にこの第5作では、これまで中心にいた梶芽衣子の存在も影が薄くなり、いかにもビンボー臭い容貌の原田芳雄が、映画の真ん中に腰を据えている。むむむ。やっぱり、一体何がノラ猫で何がロックなんなんだ、と。 と言う訳で、ロックというより、だいぶフォークのニオイがする作品となっています。一応、ザ・モップスとかいうバンドで、モップ頭で歌う鈴木ヒロミツなんかも登場して、ロックに詳しいヒトにはもしかしたらタマランのかも知れませんが、私は疎いのでよくわかりません。むしろマチャアキが歌ってるシーンもあったりするもんだから、どちらかというと、漂っているのは昭和歌謡ムード。あと、乱交チックな場面を挿入して、多少アナーキーなところも見せたりしてます。これが、ロック? で、それが終盤には、銃やらダイナマイトやらでの闘争に発展。その舞台となっている背景のセットを見ても、いかにもマカロニウェスタンな世界。なんじゃ、こりゃ。 このぶっ飛び具合が、何となくハリキリ過ぎの作為めいたものを感じたりもするのですが、それもまた、今の観点でのうがった見方なのかも知れませぬ。この勢い。華々しい、シリーズの幕引きでした。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-04-17 09:36:57)
5.  野良猫ロック ワイルド・ジャンボ
第一作が女性軍団大活躍、という作品だったのに対し、監督代わって第二作では、男性達の中に女性が混ざった、ゴレンジャータイプ。この時点でちょっと特色も薄れ気味、ではありますが。 しかしワイルドジャンボって、一体何でしょうね~。そんな名前の宝くじ、いかにもありそうですよね~。 という訳で、というワケじゃないけど、一攫千金のオハナシ。前半はおバカな若者たちの野放図な生態が描かれ、後半は彼らの現金強奪作戦が描かれます。 やっぱりこういう映画って、例によって、『冒険者たち』みたいな作品を狙ってるんですかねえ。似ても似つかん、とまでは言わないけど、言わないだけで心の中ではそう思ってる。 だけど、こういう全部を投げだすようなラスト、イイなあ、と思っちゃう。メチャクチャなんですけどね。 カメオ並みのわずかな出番だけど、アッコさんのパワフルな歌声は存分に味わうことができます。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-04-01 22:21:08)
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