1. ノーゲーム・ノーライフ ゼロ
《ネタバレ》 テレビシリーズ「ノーゲーム・ノーライフ」の世界観を知る上の、これ以上なく豪華な副読本的作品。 テレビシリーズありきの劇場版アニメという取っつき難さはあるものの、初見殺しというほど愛想無しでもない。そこそこ佳作なのだが「そんな中途半端な劇場版やるくらいなら、とっととセカンドシーズン始動しろやマッドハウスさんよう!」とも、思わないでもない。 [DVD(邦画)] 6点(2018-04-15 02:09:55) |
2. 野菊の如き君なりき(1955)
《ネタバレ》 15の少年と17の少女の芽吹く前の淡い恋に、なんと残酷な時代があったもんだ。ラストシーンは涙なしに観れんかった。 …が、しかし。あの卵形フレーム!気になってしょうがなかった。回想シーンに卵型フレームさえ採用していなければ、間違いなく満点であっただろうに。ひたすら惜しい。 [DVD(邦画)] 7点(2012-12-25 04:03:27) |
3. 野良猫ロック ワイルド・ジャンボ
《ネタバレ》 だいたい「真のワイルドジャンボ」たる和田アキ子を友情出演なんかでテキトーに扱っておいて「ワイルドジャンボ」も何もあったもんじゃないと思う。凡庸。 …だが、しかし。梶芽衣子(神)のビキニ姿に免じて、今回は及第点としておこう。 [DVD(邦画)] 5点(2011-07-03 00:56:22) |
4. のんちゃんのり弁
入江喜和原作のイイ所を丁寧に引き出し、キチンとした人間ドラマに仕立てた監督の手腕に感服です。 小西真奈美、岡田義徳、倍賞美津子、岸部一徳、そして子役の佐々木りおのソツのないキャストも巧かったが、村上淳の芸幅の広さには改めて驚かされた。と言うか、何処に出ていたのかエンドロールまで気づかなかった… [DVD(邦画)] 7点(2011-04-02 01:31:15) |
5. のんきな姉さん
《ネタバレ》 私もいわゆる「近親モノ」が苦手なんですが、山本直樹エッセンスが入っているなら…と、少し期待しながら鑑賞。そんなヨコシマな私の思惑とは裏腹に、ネチッこさを排除した味付けや、大袈裟でもなく達観した嫌味もない世界観が面白い。時間軸を操作しながら訥々淡々と進んでいく物語、登場人物のバランス、薬味のように香る音楽が、好印象。山本直樹的な楽しみ方(笑)には裏切られたようで、チョッと(というか、個人的にはかなり)残念無念。とりあえず「華子」の未遂シーンは、超残念。姉よ!出かけててくれよ!と、本気で残念。のんきな姉め! [DVD(邦画)] 6点(2007-10-18 00:19:56)(笑:1票) |
6. 野良犬(1949)
《ネタバレ》 刑事が拳銃無くして「半年間の給与半分減給」って、大らかな時代やなぁ。笑。闇市をウロウロするシーンはギラギラしててイイんですが、ちょっと長くダレる。M・チミノっぽいウンザリさ?ですね。ラスト前の駅のシーンは、ドキドキできて、結構イイ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-06-14 00:22:55) |
7. ノー・マンズ・ランド(2001)
《ネタバレ》 踏んでしまえば解除不能な地雷なんて死んでも踏みたくない。死んでも死に切れないとは、こんな地雷を踏んでしまったときに丁度いい台詞だ。誰だ?こんなモノを作っちゃった奴は。誰だ?こんな兵器を欲しがった奴は。そういう怒りと悲しみと滑稽さを佃煮にしちゃったみたいなこの作品。分かり合えるかもしれない隣人同士が愛し合えもせず、殺しあわねばならない戦争なんて、本当にくだらないモノだ。本当にくだらない。 [DVD(字幕)] 9点(2005-10-26 23:46:01) |
8. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
テンポ、音楽、キャラクター。どれもがコ気味いい。傑作。ラストの、テキーラ持って海に向かって歩く二人。最高のシーンです。ちょっとヒイキ目の満点。 10点(2003-06-09 01:40:54) |