1. 野のユリ
黒人俳優シドニー・ポワチエが初めてオスカーを獲得した名作中の名作。何と言っても、この映画の気持ちよさは抜群で、深く込み入った社会問題について全くと言っていいほど、言及してないのが逆にこの映画の良さにつながっていて実に素晴らしい。きっと、♪エェ~イメェン♪といつまでも歌っていたくこと請け合いの秀作。 9点(2002-04-11 14:54:47) |
2. ノー・ルッキング・バック
エドワード・バーンズは間違いなくアメリカ映画界の次世代の担い手......いやもはや彼が先頭に立って頑張る時代が来ていると思う。この人の映画のシナリオの魅力は、いかに平凡な題材でも未来への期待を込めながらもどこかシニカルに描ける脚本を書けるという点だと私は思う。音楽のセンスも良いが、何より彼は演技もなかなかのものである。今回は比較的汚れ役に徹した彼だったが、そんなチャレンジが決して嫌味ではない。この人がキャメロン・クロウと組んだらなかなか面白そうだ、この作品はキャメロン・クロウの作調に似ている。ロバート・レッドフォードが手塩にかけて育成したくなる気がもの凄くよく判る。 8点(2001-07-17 19:26:53) |
3. ノー・マーシイ/非情の愛
前半は良かった。リチャード・ギア扮する土臭い刑事が、何故南部のニューオーリンズにやって来て、証人=キム・ベイシンガーに執着しなければならないのか…。ただこの作品、終盤のありきたりで荒削りな描写が良くなかったと思う。それまでの展開が結構繊細に描かれていただけに残念である。これまた「惜しい」映画である。 6点(2001-06-03 18:53:32) |
4. のるかそるか
一時「陽のあたる教室」見てこの主演のおっさんにハマッてたんで、かなり期待して見たがかなりの期待ハズレでした(悲) 競馬に身を滅ぼす男の悲しい姿を描いたコメディーらしいのだが、どーも全然笑えない。ドレイファスも輝いていない。(いや輝くドレイファスってのも訳わかんねぇーか...) 4点(2001-04-15 00:24:27) |
5. ノッティングヒルの恋人
割と好きな方でした。確かにエルビス・コステロの「She」はいい曲なんだけど、この映画には合ってなかったかな。 6点(2001-03-13 18:49:07) |