1. NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ
変態さんが、犯罪者一家を皆殺しにする話。 悪人一家が狩られる側になって追い詰められていく様が面白い。 死んだ眼の裏ヒロインもなかなか魅力的。ミンチのシーンなんかは衝撃的で、ゾクゾクした。 ただ、それ以上に刺激的なシーンは少なく、後半が少々物足りない。この内容なら、もっともっと異常性をエスカレートさせてほしかった。 主人公も素敵な狂い方をしていたんだけど、あまり掘り下げられないため、目的なんかも含め、中途半端に感じた。 90分足らずで、常軌を逸している雰囲気をサクッと味わえるのはGood! [映画館(字幕)] 6点(2014-02-05 00:15:18)(良:1票) |
2. 脳男
《ネタバレ》 いきなり舌切りのシーンから始まるのでワクワクしてしまった。 良いところも悪いところも沢山ある。 ●良いところ ・生田くん全般 ・二階堂ふみ全般 ・高い緊張感 ・満足できるピリリとしたエンディング ●悪いところ ・松雪さんの古臭い芝居 ・江口洋介の暑苦しい芝居 ・笑っちゃうような演出 ・テンポが悪い ・ストーリーがつまらん ●どーでもいいこと ・効果音デカイ [映画館(邦画)] 6点(2013-04-29 12:46:59)(良:1票) |
3. のぼうの城
《ネタバレ》 面白かったんだけど、観た後の満足感が今一歩なのはなぜなんだ。 話題の水攻めのシーンは、やはりCGくさくてそんなにスゲエ!と言えるようなものではなかった。邦画のCGは、進歩が遅い気が…。 首チョンパありの合戦シーンは、結構力入ってるんだが、それもそんなに長くないのは残念。 序盤でのぼう様が戦うことを決意するシーンは熱いんだけど、そこがピーク。野村萬斎がでくのぼうに見えず、普通に策士に見えてしまっていたのは良くないかと。 この映画でいちばん見せたい部分がはっきりしてない感があり、気分が盛り上がらない。 野村萬斎の踊りが一番の見せ場ってんなら、ちょっとなぁ・・・。 エンドロールの気が利いているので、加点。 [映画館(邦画)] 6点(2013-01-20 15:59:26) |
4. ノーウェア・ボーイ/ひとりぼっちのあいつ
《ネタバレ》 序盤はちょっと退屈だけれど、ジョンがロックンロールに目覚めて、 クオリーメン結成してライブやったりするあたりはテンション上がる。楽しい。ポール可愛すぎる。ご機嫌なロックンロールナンバーがガンガンかかってることで、二人の母親の間で葛藤するジョンの苦悩という重さが上手く軽減されている。 でも、生みの親と育ての母親がいたとしたら、絶対育ての親を大事にすべきだと思うけどね。ジョン君、ワガママすぎだよ。ちょっと厳しいけど叔母さん超いい人じゃん。超愛されてるじゃん。他方、実の母親の若づくりの不快感の出し方は巧かったなー。「このババアウゼー!」と誰もが思ったんじゃなかろうか。 音楽、ビートルズが好きな人には特にオススメな良作。 [映画館(字幕)] 8点(2010-12-05 02:06:07) |
5. 紀子の食卓
《ネタバレ》 登場人物がとにかく語る語る。詩の朗読に映像をつけたような作品で、映画としてはちょっとどうだろ。最後の最後でダラダラしすぎなのもマイナス。つぐみの迫力はすごかった。 テイストが同じ「愛のむきだし」は「紀子の食卓」を、よりエンターテイメントに特化させたような作品だったんだな。「愛のむきだし」はそれこそクソ長いけど、それを感じさせないパワーがあった。 [DVD(邦画)] 5点(2010-11-22 00:53:42) |
6. ノン子36歳(家事手伝い)
《ネタバレ》 何事もうまく行かないしみったれ話は結構好きなんだが、坂井真紀が乳まで出してる濃厚なベッドシーンがエロすぎて、他のすべてがその前フリに見えてしまうのはどうなんだろ。プロセス重視のポルノ?坂井真紀好きとしては、とても興奮しましたが。 [DVD(邦画)] 5点(2010-10-03 02:12:56) |
7. ノーカントリー
金を盗んだ男と殺人鬼のおっかけっことくれば、いくらでも派手に面白くできたろうに、そこはコーエン兄弟。妙味はあるけど後味はない。淡々として渋く、釈然としない。無口で変な武器を持った殺人鬼が妙に怖い。コーエン兄弟は真面目に撮ると、なんか一般人を寄せ付けない雰囲気が出る気がします。それが受賞につながってるのでしょうが、彼らに関してはもっといい加減に撮ったようなモノのが好きです。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-12 01:05:34) |
8. 野良犬(1949)
皆言ってますが、志村さんも三船も若いっ。黒澤映画と言えど、映像や時代背景以外に現代見て楽しめるところのほとんどない地味な作品です。志村喬は、どんな役でも存在感があって好きですが、サムライじゃない(今回はダメ警官ですが)三船はイマイチ魅力を感じないのは僕だけでしょうか。そして相変わらずセリフがききとりずらいため、字幕ありで鑑賞。 [DVD(字幕)] 5点(2008-07-07 14:56:47) |
9. の・ようなもの
評価高いですねぇ。ちゃんとしたストーリーが特にないし、登場人物に感情移入できるわけでもなし最後まで方向性が不明でした。かと言って特別つまらないわけでもなく、なんとなく見れてしまう妙味があります。地味だなぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2008-07-07 14:53:47) |
10. ノー・マンズ・ランド(2001)
《ネタバレ》 戦争がテーマですが、重くも軽くもなくほどよい空気とテンポで三人の人間を描いてるんですが、なんか物足りない。テーマがテーマなだけに話をキレイにまとめないところはすきですが後味悪すぎ。しかも、いきなり終わるので見た!って感じがしないです。 [DVD(字幕)] 5点(2008-07-07 14:51:41) |
11. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
最初っから最後まで最高。重病の男二人が死ぬ前に海を見るために病院を脱走するという重い設定ながらも、軽いノリでドタバタとコメディ調に進んで行き、ケラケラ笑える楽しい映画だが、油断してるとところどころでしんみりさせられる。 思いどおりになりすぎる展開もこういう映画なら多いに結構じゃないか。笑って泣ける大好きな映画です。 「天国じゃ、みんなが海の話をするんだぜ」。うーんクールだ。 [ビデオ(字幕)] 10点(2008-07-07 14:49:37) |