1. ノーウェア・ボーイ/ひとりぼっちのあいつ
《ネタバレ》 序盤はちょっと退屈だけれど、ジョンがロックンロールに目覚めて、 クオリーメン結成してライブやったりするあたりはテンション上がる。楽しい。ポール可愛すぎる。ご機嫌なロックンロールナンバーがガンガンかかってることで、二人の母親の間で葛藤するジョンの苦悩という重さが上手く軽減されている。 でも、生みの親と育ての母親がいたとしたら、絶対育ての親を大事にすべきだと思うけどね。ジョン君、ワガママすぎだよ。ちょっと厳しいけど叔母さん超いい人じゃん。超愛されてるじゃん。他方、実の母親の若づくりの不快感の出し方は巧かったなー。「このババアウゼー!」と誰もが思ったんじゃなかろうか。 音楽、ビートルズが好きな人には特にオススメな良作。 [映画館(字幕)] 8点(2010-12-05 02:06:07) |
2. 紀子の食卓
《ネタバレ》 登場人物がとにかく語る語る。詩の朗読に映像をつけたような作品で、映画としてはちょっとどうだろ。最後の最後でダラダラしすぎなのもマイナス。つぐみの迫力はすごかった。 テイストが同じ「愛のむきだし」は「紀子の食卓」を、よりエンターテイメントに特化させたような作品だったんだな。「愛のむきだし」はそれこそクソ長いけど、それを感じさせないパワーがあった。 [DVD(邦画)] 5点(2010-11-22 00:53:42) |
3. ノン子36歳(家事手伝い)
《ネタバレ》 何事もうまく行かないしみったれ話は結構好きなんだが、坂井真紀が乳まで出してる濃厚なベッドシーンがエロすぎて、他のすべてがその前フリに見えてしまうのはどうなんだろ。プロセス重視のポルノ?坂井真紀好きとしては、とても興奮しましたが。 [DVD(邦画)] 5点(2010-10-05 11:16:02) |
4. ノーカントリー
金を盗んだ男と殺人鬼のおっかけっことくれば、いくらでも派手に面白くできたろうに、そこはコーエン兄弟。妙味はあるけど後味はない。淡々として渋く、釈然としない。無口で変な武器を持った殺人鬼が妙に怖い。コーエン兄弟は真面目に撮ると、なんか一般人を寄せ付けない雰囲気が出る気がします。それが受賞につながってるのでしょうが、彼らに関してはもっといい加減に撮ったようなモノのが好きです。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-12 01:05:34) |
5. ノー・マンズ・ランド(2001)
《ネタバレ》 戦争がテーマですが、重くも軽くもなくほどよい空気とテンポで三人の人間を描いてるんですが、なんか物足りない。テーマがテーマなだけに話をキレイにまとめないところはすきですが後味悪すぎ。しかも、いきなり終わるので見た!って感じがしないです。 [DVD(字幕)] 5点(2008-07-07 14:51:41) |