1. 襲う巨大怪鳥/空の大怪獣Q
単なる怪獣映画じゃない。てゆーか、怪獣の登場シーンはかなり短い。最後の警察との攻防戦で5分くらい。後は、手とか足とか一部のみ、怪獣目線で空からの空撮、影だけ、みたいなちょっとだけの登場。だから純粋に怪獣を楽しみたいなら、最後までかなりストレスがたまる。それまでは、70年代風のちょっと乾いた感じのクライム映画な雰囲気。変な儀式殺人と、宝石泥棒、突然何者かにさらわれる事件と三つの事件を追いかける刑事目線で話しは進行するが、途中から、宝石泥棒たちに強引に仲間にされ、酷いめにあうダメ男に視点がかわり、後半はおもにこのダメ男にスポットがあたりだす。ダメ男は本当にダメな奴なんだけど、なぜだかこいつの先の物語が気になる映画となる。多分、監督は後半からこの男に興味をもちだしたのかもしれない。一応、怪獣がからんだ展開で、全ては怪獣の存在によりつながるのだけど、どっちにしろ、あまり姿を見せないんで、やっぱダメ男中心の変な人間ドラマ映画を観てる感覚になってくる。このへんの変な感じが一部のマニアに好まれる要因かもしれない。で、最後の怪獣との攻防は、短いながらストップモーション怪獣ファンにはそれなりに楽しめるつくりになっている。怪獣の造詣はドラゴンみたいなやつで、不気味感もあるし、警察をくわええて、ビルの谷間に放り投げるシーンは、特撮はチャチいので合成感はバリバリにあるけど、絵的に、結構、うわービルのてっぺんで戦ってるって気分にはさせてくれた。後、儀式殺人を行うサイコホラー的な要素もちょっとあるので、そのあたりも異色かな。ストップモーションを担当したのはデビッド・アレン。彼はすでに亡くなってるけど、生涯かけて制作した「the primevals」とゆう映画はどーなったんだろう?制作会社はすでに倒産し、彼の友人がひきつぎほぼ完成しているって噂だけど、未だにその後の情報はない。ストップモーションはCGにとって代わられ、もう今じゃかなり減少した状況で、ストップモーション部分はかなりいけてるって話をきくだけに、この作品だけは観たかったな~。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-11-21 17:22:39) |
2. 狼の血族
赤ずきんちゃんファンタジーバージョンやねんけど、現代の時代の主人公が見る夢→赤ずきんちゃんの時代(中世?)での物語→さらに時々、赤ずきんちゃんの語る物語に展開がシフトするってゆうちょっと変わった構成でした。幻想的で哲学っぽく教訓めいた映画でもあるから、ホラーを観てる気分にはならへんかったな~。唯一、狼に変身するとこがホラーやけど。ヨーロッパ系の映画っぽいんかな。全体的には少々まったりな感じ。一応、男に騙された女性にはオススメしとこ。「綺麗なバラには棘がある」っての女性版標語「甘い口には牙がある」→これは、どっかで使わせてもらいます。 5点(2005-01-23 01:29:08) |
3. オズ
もう一回観たい映画なんやけど、どこにもレンタルとかないんよね~。俺はこれに出てくるキャラが好きで、手に車輪がついた暴走族みたいな奴らとか(たまに色々なとこでこのキャラ、パクられたりしてる)、ベッドに鹿の首と羽がついた奴とか、とにかくキャラがヘンテコすぎていいんだ。もう観たのがほんと昔なんで、ストーリーとか細かいとこ覚えてないけど、特撮部分も含め、そんなに悪くなかったよーに思う。とにかくキャラにインパクトがあって今でもイメージが残ってる。 7点(2004-08-09 15:10:45) |
4. 追いつめられて(1987)
《ネタバレ》 ごめん。これは俺のバイオリズムの問題やと思う。どーいうわけか、そんなにラストで衝撃をうけなかった。普通なら、あって驚くのに。どんでん返しってのを意識しすぎたんかも。途中でオチが、それしかない気がして。たまに、変に頭がまわってしまう自分がムカつく。どんでん返しがあるってのを知らなければ、絶対、驚けたやろうけど。こーゆう映画は事前情報がアルのとナイのとじゃ、おもしろさがかわってくるから、難しいね。(でも、どんでん返しがあるって思っても、普段の俺なら、映画に集中して忘れるんやけどね。やっぱバイオリズムの問題かな)。それと途中の追いつめられる様も、なんかケビンが右往左往してるだけで、間抜けに見えてん。もっと、どーにかできたんちゃうかな~。なんも監禁されてるわけちゃうし。まーでも、ほんまのユーリやからしょうがないんかもしれん(そりゃ、あせる)。映画としておもしろいとは思う。でも自分の中ではイマイチのめり込めんかった。観る時期が違ったら、もっとおもしろかったとは思う。 映画って観る時期も大切。それにしても、ジーン・ハックマンのこの役、「目撃」とちょっとかぶってない? 5点(2004-07-17 13:41:23) |
5. 狼男アメリカン
今更ながら初めて観た。ホラー映画やと思ってみたからびっくりしたわ。コメディーやってんな。だから緊迫感まったくなし。変身する部分だけ妙に力はいってるけど。でも不思議と悪くない。むしろ好きかも。ありきたりじゃなくて、独特の雰囲気があるから。それだけに、最後、あ然。観た後、えっー!?て思た。でもそこがまたいーのかもしれん。普通のホラーにあきた人はどーぞ。 7点(2004-05-14 15:52:08) |
6. おかしなおかしな石器人
DVDで観た。しかも日本語吹き替えで。広川太一郎が好きなこと言ってて、ちょっと浮いてた。「世界に広げよー友達のわ!」とかもう好き放題。しかも俳優さん口閉じてるのにしゃべってるし。そのへんでちょっと違和感あったけど、あきずには観れた。映像も古いけど意外とチャチク感じひんかったしね。まずまず。 5点(2004-03-27 07:41:39) |