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onomichiさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 407
性別 男性
ホームページ http://onomichi.exblog.jp/
年齢 55歳
自己紹介 作品を観ることは個人的な体験ですが、それをレビューし、文章にすることには普遍さを求めようと思っています。但し、作品を悪し様にすることはしません。作品に対しては、その恣意性の中から多様性を汲み取るようにし、常に中立であり、素直でありたいと思っています。

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21.  男はつらいよ フーテンの寅 《ネタバレ》 
マドンナは新珠三千代。  本作は森崎東監督作品である。シリーズで山田監督作品でない2作のうちのひとつ。寅さんに少し荒々しさがあり、山田流の人情ものとは違う色合いがあったかな。やっぱり寅さんは山田洋次監督作品でこそ一番魅力的。ルパン三世と同様でキャラクターが一緒でも製作者が違うと全然色合いが違ってくる。それでも芸者の香山美子の父親 花沢徳衛と絡むシーンは感動した。さくらの出番が少ないのも山田作品と違う点かな。
[DVD(邦画)] 7点(2012-04-28 22:49:52)
22.  狼たちの午後 《ネタバレ》 
シドニー・ルメットは「正義」を希求した社会派監督であると共に、社会生活の中で打ちのめされた人々のカッコ悪い生き様や、反社会的な行為に引きずられながらもそのようにしか生きられなかった人々のヒーローでもアンチヒーローでもない有り様を執拗に描く監督です。『狼たちの午後』はその代表作と言えるでしょう。この作品のアル・パチーノは銀行強盗を犯し、マスコミから反社会的な象徴に祭り上げられるアンチヒーローでありながら、はっきり言ってあまりカッコよくない。銀行強盗を題材にした緊迫感溢れる心理劇か、バイオレンスアクションか、あるいは、アル・パチーノにゴッド・ファーザーばりの冷徹な役回りを期待すると完全に肩透かしを食います。邦題の過剰さがそのようなイメージを無駄に喚起させるのも罪作りと言えます。  シドニー・ルメットは、銀行強盗という非日常的光景の中にも人間的なためらいや怖れ、怯え、恥ずかしさなど、社会との関係性によってくるくると変わる犯人たちの達成感や挫折感を描きます。自分が社会の中でどう見られているのか、その視線を常に意識し、錯覚し、観念する。それは、ほとんどコメディのようです。役者としてはまさに「狼たち」とも言えるゴッドファーザーのコンビ、アル・パチーノとジョン・カザールがコミカルな犯人役を大仰に演じるという違和感にこそ、この映画の面白さがあるのだと僕は思います。
[ビデオ(字幕)] 10点(2011-05-31 22:14:38)(良:1票)
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