21. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
《ネタバレ》 デジタル撮りのシネスコサイズになって登場の第二弾は、オープニングの演習シーンで、前作より少しだけ映画を感じさせてくれました。ただし、主軸となるエピソードに対しての取り組みは前作より更にグズグズ、後半になって展開がグダグダになったのは前作以下。君塚脚本は毎回テンションが維持できず、途中で糸が切れてしまう感があります。「湾岸署では血を~」の部分なんか、青島、どこでその情報を仕入れたワケ?って。明らかに蛇足状態でムリに感動させようとしてるとしか思えませんでした。それでも前作より1点増しなのは、シリーズのファンとしてエピローグ部分が良かったから。あと、シネスコサイズ&ドルビーデジタルが嬉しかったから。それだけです。はい。 [映画館(邦画)] 6点(2003-11-28 22:59:31) |
22. 弟切草
最初の方で、延々とビデオを撮りながら意味なく「へへ・・・うへへ」と笑ってる兄ちゃんは、どっか病院で診て貰った方がいいと思います。あなたがこの映画の中でいちばん恐いです。それと、館の中の単調な移動を延々無意味に映し続ける監督も。あ、それから女優をキレイに撮ってあげる、という基本的な職業意識が欠如しちゃってるのもダメです。メイクなりライティングなりで、お肌の荒れは隠してあげて下さい。デジタル撮りも手伝って、「荒れております!」って強調しちゃってるみたいな感じです。デジタル撮りなら現場で幾らでも確認できる筈でしょ? まずは、普通に見られるレベルのモノって、どんなものなのかを勉強してから、お金を取るようにしましょう。映画は、渋谷駅前の大型ビジョンにタレ流すような誰も見てない映像とは違う、という事を学ばねばなりません。 [映画館(字幕)] 0点(2003-11-28 21:58:10)(笑:1票) (良:1票) |
23. オーロラの彼方へ
デートムービーにこの映画を選んだのは、完全な安全牌だ、って思ったからなんですけど、失敗でした。感動的な映画の予感は、後半の、ごちゃごちゃした展開によってかき回され、そのラストシーンは、えーと、それで納得しなさい、と?という感じになってしまい、盛り上がらず。やっぱムリしないで、私らしいセレクトの映画見に行けば良かったんだ(おバカ映画とかボンクラ映画とか)、と思った次第でございます。デートで映画を見るな!というご意見もございましょーが。 5点(2003-11-28 21:23:43)(笑:1票) |
24. オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
最初の5分間のためだけにあるような映画ですが、某映画雑誌で公開前にモロにネタバレしてたので、ガッカリしちゃいました。映画ファンの楽しみを削るような誌面作りをするのはやめて下さいませ。さて、日本人に媚びてハズした、みたいな印象の3作目ですが、「デラックス」の幼稚さに比べれば、多少まだ見られる感じがしました。ヘンなコーヒー出てこないですしね。でも、全体的に精彩を欠いた印象を受けるのは、マイケル・ケインに対する遠慮からなんでしょうかねぇ。70年代ネタなんかは、個人的には、もっとちゃんとやってくれ!ってイライラしました。肝心なゴールドメンバーにキャラクターの魅力を感じないですし。 [試写会(字幕)] 5点(2003-11-28 21:15:00) |
25. オーシャンズ11
これだけのスターを揃え、きらびやかなベガスを舞台にしておきながら、スーパー35の粒子の荒い映像に、やたら発色の悪いフィルムって、どうなんでしょ? もっと目に眩しいくらいの色彩を出すべきなんじゃ?っていうのは素人考えなのかなぁ。それにスター映画なのにアップが少なくて、スターの表情をしっかり捉えた画があまり見られないのも、勿体なくて仕方ないです。仲間が集まってゆくまでの楽しさも、強奪のシチュエーションの面白さも描かないつもりなら、せめてスターを綺麗に見せてよ、と思うばかりの私でした。 [映画館(字幕)] 4点(2003-11-28 15:32:41) |