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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2247
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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41.  オトシモノ 《ネタバレ》 
デモリッシュな脚本とエキセントリックな演出、そしてプリンセスエリカ。この三位一体の連鎖のもとに生まれた奇跡。それが「オトシモノ」だ。もはや既存のジャパニーズホラーのモノサシで本作を語るのはナンセンス。カエルの子はオタマジャクシ、ポメラニアンの子供がコポメラニアンなんて常職に捕らわれたらダメだ。それは足枷に過ぎない。「オトシモノ」を楽しみたいなら、全ての常職をオトシモノべきだ。  ………一見すると、リアリティを欠く場面が目に付く。というかそんなシーンばかりだ。例えば消えた男の子の家を訪ねる沢尻。チャイムも押さず、いきなりドアノブに手をかける。さして家人を気にかける様子も見せず、ズケズケと室内に上がり込んでいく。本来であればリアリティの無い「ダメだこりゃ」な演出だ。でもいかりやはもういない。今や時代はオッパッピー。「そんなの関係ねぇ」何だってアリなのだ。沢尻節のオンパレード。女優オーラ出しまくり。随分お手軽に演じているように見える。勿論それを責めるなら、そんな演技を許した監督に非があるというべきだろう。でもエリカ様に逆らえる人間がいったいこの世にどれだけいるというのだ。むしろ舞台挨拶で「別に」と言わなかっただけ、マシというものだ。もっとも舞台挨拶があったのかどうかは知らないが。トンネルの中の秘密。謎の空間。異形の神のような(というかハエみたいな)モニュメント。事件の真相は一体どこにあるのだろう。青沼八重子も被害者だって?あの赤ん坊が花と蛇?サッパリ分からない。妹だけが生きていたのも不思議。でも分からないからこそ考える楽しみがある。この物語を読み解いてくれた人には、心の中でそっと何かを差し上げたいと思う。象印賞あたりでどうだろう。オチは“友情は素晴らしい”。全くもって取ってつけたようなメッセージだが、何も無いよりはいい。点数的には3点が限界だ。でもよくみて欲しい。これでも平均点は上がる。
[DVD(邦画)] 3点(2007-11-13 18:54:03)(笑:1票) (良:1票)
42.  奥さまは魔女(2005)
まず2005年にわざわざリメイクする必要があるのか疑問。それにサマンサは別にしても、ダーリン役がオリジナルとあまりにイメージが違いすぎる。こりゃ厳しいかなと思いつつ鑑賞を始めたのですが、予想とは全く違いました。劇中劇の二重構造。こういうやり方があったのかという感じ。これもドラマが超有名だから成せる業でしょう。なかなか楽しいラブコメでした。恋こそが最大の魔法といったところでしょうか。ただこれ、ニコールが魔女でなくても成立したかなと。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-20 18:04:11)
43.  俺たちニュースキャスター
どんなにおバカであろうと、下品であろうと、(誤解を怖れずに言うならば)差別的であろうとも、その瞬間、自分が笑ったならば自分の負け。そういう意味では、“芸”としての笑いを特別ありがたいとは思いません。より腹を抱えて笑わせてくれた人、楽しい気分にさせてくれたものを尊敬します。それが自分のコメディの見方。そこで本作。ホントくだらないし、低俗でした。知的な部分はまるで感じられません。物語性の薄さも甚だしい。でも笑いました。そして潔いと感じました。バカコメディとしての潔さ。何の見返りを要求しない本当の意味のくだらなさ。その時、笑ってくれればそれでイイという姿勢。みんなバカばっかり。でもそんな奴らが大好き。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-25 22:04:22)
44.  おばあちゃんの思い出 《ネタバレ》 
自分のおばあちゃんは、のび太のおばあちゃんのように優しく見守るタイプではありません。どちらかといえば厳しく躾けるタイプ。にもかかわらず、泣けて泣けてしょうがないのは、心の根っ子の部分にある想いがおばあちゃん全てに共通するからだと思います。おばあちゃんと孫の関係は、親子とはまた違う繋がりがある。おばあちゃん最後の台詞は、一撃必涙の破壊力です。またのび太の成長が感じられたこと、そしてジャイアンとスネオが本当はとても友達思いのイイ奴だったと分かったこと。それが本作の収穫でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-03-17 00:19:06)
45.  オーギュスタン 恋々風塵
『きまぐれオーギュスタン』のつもりで観たのですが、違いました。そのため『きまぐれ』は未見です。でもせっかくなので感想を書きます。コメディとしてはかなり薄口です。爆笑シーンはありません。普通のドラマと言っていいです。彼はいわゆる“変わり者”。こだわり派でもある。そんな彼の悩みは“他人と触れ合うのが苦手なこと”。握手さえダメ。でも夢であるカンフースターになるには克服しなければならない壁です。だから治療のために中国人針師兼カウンセラー、リン先生の元へ通うようになります。彼女との交流が本作の主軸。彼女への恋心が主人公を変えていきます。展開に派手さはありません。でも味わいがある。ひとつは主人公の魅力。人の心を掴む“いい顔”だと思います。普段飄々としている(いや感情を表に出せないといったほうが正しい)ため、感情が表に出た時には、ハッとさせられます。物語的にも一人の男の成長、自分探しの過程をきちんと描いていて好感がもてました。人生のもどかしさ、切なさもある。面白いと手放しで人に勧められる作品ではありません。でも妙に心に残ります。ラストのオーギュスタンの表情。そこに人生の機微を感じます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-06 18:13:38)
46.  終わりで始まりの4日間 《ネタバレ》 
谷の住人の姿は人生をなぞらえています。人生は鉱脈を掘り進めることと同じ。深く深く無限に掘り進めて行く作業。降りしきる雨の中、主人公は谷底へ叫びます。自らの人生と向かい合う決意をするかのように。少年期に負った心の傷を引きずる主人公。ひとりの少女との出会いが彼を変えていく。いいお話だと思います。作品を包む雰囲気も温かい。でもちょっとひっかかります。結局は“彼女が出来てハッピー”という話ではないのか。父との和解は一方的ではないか。家族(ホーム)の重要性を訴えているようだが、家族がないと人はダメなのか。いくつかの疑問(言いがかりともいう)が頭を過ります。キスのハッピーエンド。上手くまとめ過ぎのような気がするのです。主人公は本当に成長したのでしょうか。これはナタリー・ポートマンをゲットした主人公に対するやっかみではありません。たぶん。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-01 20:51:07)
47.  大いなる休暇 《ネタバレ》 
島民一致団結しての悪ノリ。でも死活問題だから悪ふざけではありません。人口減少、高齢化、生活保護に頼る生活。「働きたいのに働けない」のは不幸なことです。問題は深刻です。でもちゃんとコメディとして成立していて大笑い出来ました。それは主人公を中心とする島民たちに悲壮感が無いから。真剣ではあるが、皆この計画を楽しんでいたからです。それも当然。やっと見つけた“目的”。目的は生活にハリを与えます。仮に願いが叶わなくても彼らにとってのこの1ヶ月間の“祭り”は、久々に胸踊るイベントだったはずです。ただ忘れてならないのは医者の気持ち。「罪の無い嘘」という言葉はごまかし。どんなに理屈をつけても医者の心は傷つきました。主人公たちもそれを分かっていたから、土壇場で計画をあきらめたわけですし。でも医者は島に残りました。やはり嘘で傷ついた心を癒せるのは、本音でしかあり得ないということでしょうか。いいオチでした。彼が島に残った理由は何だったのでしょう。医師としての責任感、傷心のためやけになって、気になる女性がいたから…。様々な要素があいまっての決断だと思いますが、島(島民)に惚れたのは間違いなさそうです。それにしても、じいちゃん、ばあちゃんたちがみんな“いい顔”。こういう顔のお年寄りになりたいものです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-11-06 18:14:00)(良:2票)
48.  オープン・ウォーター 《ネタバレ》 
驚愕のラストが待っていました。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-09-16 18:23:19)
49.  鬼ママを殺せ 《ネタバレ》 
(ごめんなさい。最初から強烈なネタバレありです。ご注意ください。)オーウェンは主人公の元奥さんを殺せていないだろうとは思っていました。でもそれはあくまで想像。物語の大半は“オーウェンは人を殺した”という前提で進みます。主人公にとってはシャレになっていません。そのためブラックコメディというよりは、サスペンスに近い感覚で本作を観ました。それこそヒッチコックの『間違えられた男』みたいに。想像していた笑いとは若干異なりましたが、これはこれで面白かったです。基本的にオーウェンは憎めないイイ奴だし(ちょっとイジワルな面はあるけど。コインの話はいいですね。)、オチの付け方も心地よく、後味のよい作品でした。結末を知った上で観た方が単純にコメディとして楽しめそうです。それにしてもあの鬼ママは凄い!顔だけで、これほどインパクトがあるとは(目を開けたまま寝ているのには爆笑!)。なお、最後に鬼ママ発でホロリとくるエピソードなり台詞なりがあるものと思っていましたが、ありませんでしたね。意外でした。でも甘ったるくて良かったかも。親子の絆は他人には計り知れません。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-29 18:31:31)
50.  おしゃれ泥棒 《ネタバレ》 
「おしゃれ大好きオードリーが、次から次へと素敵な衣装に身を包んでいくファッションモデルのお話」で、“泥棒”は数多くの衣装を着ることの比喩表現なんだと長いこと思い込んでいました(笑)。でもリアルに泥棒の話だったんですね。ストーリー自体はラブコメ調のたわいのないものですが、なかなか面白く観られました。最終的に誰も損していない(美術館関係者にとってはシャレになっていませんが、それはまあ置いといて)ので、後味は悪くありません。ただ、オチまで甘々なので、ちょっとはお仕置き要素があっても良かったかなと思いました(おやじさん全然反省してないし)。相変わらず美しいオードリーとその華麗なファッションは一見の価値ありです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-18 18:05:29)
51.  ALWAYS 三丁目の夕日
やっと観ることが出来ました。人情ものとしては良く出来ていると思います。面白く無いということはありません。堤真一は流石に上手いと思いました。あと子役も。ただ演出にあざとさを感じる部分がありました。あざとく感じるか感じないか(あるいは、あざとく感じても良いと感じるかどうか)は紙一重です。ほんのちょっとのことで感じ方が変わるが映画。自分の場合、大仰しい音楽で冷めてしまったところがあります。でもそれ以上に引っかかるのが、“あの頃は良かった”というメッセージの強調ぶりです。60代以上の方が本作を観て「あの頃は良かった」というのであれば、文句はまったくありません。自分の生きてきた時代を肯定するのは当然ですし、そうありたいとも思います。でも自分のような現役の世代は、「あの頃は良かった」と言われても「そうですか」としか言いようがありません。やっぱり「今だって悪くないさ」と言いたくなります。過去を振り返り懐かしむだけなら今じゃなくていい。そうも思います。天邪鬼かもしれません。でも自分は似たテイストの作品なら「クレヨンしんちゃんオトナ帝国の逆襲」の方がずっとずっと好きです。
[DVD(邦画)] 6点(2006-08-15 00:53:45)
52.  オーシャンと十一人の仲間
別に腹が立つほどダメな映画だとは思いませんでしたが、期待値より低かったのは事実です。犯罪ものにしては、ハラハラドキドキ感に欠け、ちょっと退屈しました。でもオチは良かったです。cobblepotさんのいう「かわいらしい」という表現はいい得て妙だと思いました。リメイクで面白くなる要素のある作品だと思います。もっともオーシャンズ11はまだ観ていませんが。
[DVD(字幕)] 4点(2006-06-21 18:36:43)
53.  オーロラの彼方へ 《ネタバレ》 
“もしも、あのときこうしていたら”誰もが抱く思いです。でも、そのことで本当に望む結果が待っているかどうかは誰にも分かりません。仮に自分が主人公と同じ立場なら、同じことをしたと思います。大切な人の死を見過ごすことは出来ません。でもその次には、宝くじの当たり番号を調べ、競馬の万馬券を調べてと、私利私欲に走りますね(苦笑)。しかし、主人公たちは全然そんなことをしない(ヤフーの件は思いつき)。はなから気にしていないのです。さらに、未来を変えた責任を取ろうと奔走します。自分の力が及ばぬことと割り切ることも出来るのに。そんな人達だから、無線はつながったような気がします。幻想的なオーロラ。何処の誰と話しているか分からない無線機。ひょっとしたら時空を超えて交信できるかもと思わせる雰囲気があります。テンポよくハラハラドキドキ観られる良質の娯楽作品です。最後に気になった点をひとつだけ。最終的に主人公は職業まで変わったのかな?(消防隊長になった?)。もしそうだとしたら、最初の人生を全否定しているようで、ちょっと残念です。変わる前の人生だって価値ある人生だと思うから。
[DVD(字幕)] 8点(2006-06-15 17:55:14)(良:3票)
54.  オーメン(1976)
ホラー映画の金字塔。気分を盛り上げるなら、今日(!)ご覧になることをお薦めします。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-06 06:00:00)(笑:4票) (良:2票)
55.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
人気テレビドラマの映画化第2弾。劇場で鑑賞しました。劇場版第1作にくらべて、やり過ぎ、盛り込みすぎ、くだけ過ぎで全体的に散漫な印象があります。オープニングエピソードのテロ演習は、ご指摘の方もおられるように、邦画の佳作「遊びの時間は終わらない」を思わせますので、合わせてそちらをご覧になることをお薦めします。(正直「踊る~2」より遥かに面白いです)それにしても「踊る~」シリーズは凄い。台詞まで覚えてしまっている映画というのはそれほど多くありません。にもかかわらず、1の「事件は会議室~」に引き続き、「レインボーブリッジ封鎖できません」という台詞を覚えてしまっています。TVの力は恐ろしい。
[映画館(邦画)] 5点(2006-06-02 18:15:44)
56.  お父さんのバックドロップ
プロレスというのは特殊なジャンルの娯楽です。スポーツであり、格闘技であり、見世物であり、しかしこれらのどれでもないのが「プロレス」。団体もファンも専門マスコミも一体となってジャンルを形成し守っています。野球やサッカーなどのメジャーなスポーツとは明らかに違います。そのためプロレス関係者は、一般メディアのプロレスの扱いに敏感です。バカにしたような、蔑んだような表現には拒否反応を起こします。しかし、この作品にはプロレスを扱うことに対する製作者の真摯な姿勢が見て取れました。舞台は1980年。現在より、プロレスは庶民娯楽としての位置づけが高く、レギュラーでゴールデンのテレビ放送があった時代です。舞台となる「新世界プロレス」はもちろん架空の団体ですが、テレビ局がスポンサーに付いていない弱小独立団体の悲哀を上手く表現しています。(プロレス団体の主な収入は、チケット・グッズ販売などの興行収入とテレビ放送による収入で、中でもテレビ放送の有無が団体の生命線になります。放送料収入もさることながら、テレビによる一般層への認知が非常に大切なのです。)本作では、プロレスの日の当たらない部分を実に丁寧に、また配慮を持って描いているのが分かります。プロレスを愛する人ならば、一般人にプロレスをバカにされた時の前座レスラーの心の叫び、空手家との決戦前に主人公がリング上でアピールした言葉に胸が詰まると思います。また、本作は父と子の物語でもあります。普段、自分の職業が原因で子供にイヤな思いをさせている、また母親を亡くして苦労をかけていることで子供に負い目を感じている主人公。戦う姿を見せることでしか、子供に何もしてやれないプロレスラーの、いや父親の姿がそこにあります。満身創痍の主人公が、リング上から息子を見つけた時に見せる表情には、ベタだと思いつつも、涙が止められません。泥臭く、貧乏くさく、人間臭いプロレスと父と子の物語。プロレスを知らない方にもぜひ見ていただきたいです。ちなみにファン向けの小ネタも随所に見られ(ホステス役の女子レスラー、黒板の日直の名前、教室に張られたクラス目標、決戦会場の矛盾点、等々)、もちろんプロレスファンの皆さんにもお薦めできます。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-05-23 17:48:45)(良:1票)
57.  踊る大捜査線 THE MOVIE
「踊る~」の魅力とは、自分たちの生活とは縁遠い既成ドラマイメージの刑事ものとは一線を画す、親近感の部分にあると思います。個性溢れる登場人物が、サラリーマン刑事の日常を可笑しさと哀愁をもって描き、また彼らが様々な不条理に負けず真摯に仕事に取り組む姿に、自分を重ね合わせて共感を得られたのではないでしょうか。本作でもベースはTV版と同じです。そのため、ストーリー自体に目新しさは無いですが、安心して観られます。オープニングクレジットはカッコ良く、音楽は抜群です。キャストの中では、故いかりや氏の存在感が素晴らしいく、いかりや氏を亡くしたことは日本映画界の大きな損失だと改めて感じました。
[DVD(邦画)] 6点(2006-05-17 18:03:30)
58.  オール・ザ・キングスメン(1949) 《ネタバレ》 
一人の男が政治家になり、そして政治屋になる様子を描いた社会派ドラマです。当時の社会情勢や米国の社会構造が判るとより楽しめると思いますが、そういった知識に乏しい自分でも十分面白かったです。(以下ネタバレを含みます)最初は正義感を持っていたスタークが「選挙の勝ち方」に目覚め腐敗していく様は現実社会にもありそうです。正しいことをしたいなら勝たなくてはならない。善は悪から生まれると言い切る姿勢に最初は理解もできます。ただ、倫理観の妥協線の引き方が非常に難しい。そもそも妥協線は無いのかもしれません。「心」を無くしても「志」を無くさなければ政治家としてアリかもしれませんが、スタークは両方失っていた気がします。最期が女性がらみなところが、らしいといえばらしいのですが、安直な印象が残りました。それでも、民衆が扇動される様を客観的に見ることが出来ますので、特に選挙前には観る価値がある作品だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-10 17:47:21)
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