62. 女と男の名誉
《ネタバレ》 マフィアのお話ですが、語り口が絶妙ですね。シリアスでないけれど、コメディでもないというヒューストン流のストーリーテリングは好みが分かれるところでしょうが、私は好きです。ジャック・ニコルソンが押さえた演技をしているのは珍しいですね。また、アンジェリカ・ヒューストンがドンフェルドの衣裳が素晴らしいこともあり、ゴージャスです。ちょっと不満なのは、アンジェリカ・ヒューストンが中盤からストーリーに絡まなくなって、ラストシーンまで画面に表れなくなってしまうことです。キャスリーン・ターナーともっと絡ませてやると、お話がもっと面白くなったと思うんですけど。そう言えば、この映画の中でアンジェリカ・ヒューストンとキャスリーン・ターナーが一緒のシーンがひとつもなかったような気がします。 [ビデオ(字幕)] 7点(2009-03-25 00:24:38) |