1. オーロラの彼方へ
2時間という限られた上映時間の中で可能な限りのプロットが詰まっているので、退屈することはないけど、古き良きアメリカの雰囲気に惹かれるのって、無論ノスタルジアなどではなく、そこではとりあえず希望とか夢とか家族愛とか、閉塞感ばかりが漂う時と場所で青春時代を過ごした者にとって何より憧憬してしまうものが当たり前のように存在し、それらの象徴ともいうべきベースボールやロックンロール、アメ車なんかもイチイチ格好良く見えるんだよなー、などど考えてしまいました。自分の都合だけで歴史を変えていく独善性など突っ込みたくなる気持ちもあるけど、良く練りこまれた上質のエンターテイメント作品でしょう、これは。 8点(2002-02-14 17:51:50) |