2. 溺れる魚
キャスティングからカメラワーク、青みがかった色、極端に端に寄ったアップの構図、フランス語(?)、小道具・小ネタへの異常なこだわり方、エンドロールまで、すべてが堤ワールド。この監督にとって脚本はさほど重要ではなく、監督自身おそらくあまり理解していない。だからストーリーを重要視する観客は置いてけぼりをくらいます。もっと自由な目で見ないと(笑)。窪塚洋介は苦手な俳優でしたが、この映画では余計なことをしようとしてなくてとても良い。氷のシーンでは思わずドキッとしてしまったし。あと、監督が歌ってたような気がするのは私だけでしょうか?もう一回観てみよう・・・。 9点(2004-02-12 00:49:55) |