1. オペラ座の怪人(2004)
何はともあれ、音楽に浸りました。序盤の古ぼけたシャンデリアがあのパイプオルガンの重低音と共に過去へと戻っていくシーン、私も冗談抜きで本当に鳥肌が立ちました。あのシーンを見ただけでも、この映画を観た価値があったと思っています。ミュージカルは正直苦手なんですが、ファントムがやたら格好いいので歌うシーンには見入ってしまいましたね。はっきり言ってラウルよりもよっぽどいい男では…(笑)。私は原作をよく知らないので(さわり程度の知識)、どれくらい違いがあるのかとはわかりませんが、この作品に詰まっているのはファントムの深い悲しみと、クリスティーナへのひたすら純粋な愛だったのだと思っています。仮面舞踏会のシーンはなかなか必見。見応えのある作品でした。 8点(2005-02-06 00:18:56) |
2. オーシャンズ11
まず、なぜあんな女のために、11人も使って危険な真似をしなければならないのか、ちょっと理解に苦しむ。ヒロインの設定がしょぼすぎて、そんな彼女に執着する主人公に共感が持てず。でも全体のノリと、音楽は好きなんだなあ(サントラ買ってしまったし。プレスリーとは知らなかった。)。確かに11人もいらなかったね。でもまあストーリーは嫌いじゃないし、そこそこ楽しんだので、7点で。これリメイク版らしいのだが、元々の題名が「オーシャンと11人の仲間」と言うのが、「アリババと40人の盗賊」を彷彿とさせたのは私だけだろうか。私だけか。 7点(2004-01-11 00:30:00) |
3. オクトパス
途中で嫌になって、最後の方をほとんど覚えていない。タコのCGがしょぼすぎてある意味切ない。CGにこだわるつもりはないが、そこくらいしかつっこむ元気が無くなる映画。 1点(2004-01-10 20:25:19) |
4. オズ
子供の頃に何度も観た。凄く好きだった。ちょっとブラックな部分があるのも、また良い。顔を変える魔女のシーンなんかは、今でもよく覚えている。あの独特の雰囲気が何とも言えない。また観たいけど、なかなかレンタルしてない・・。 9点(2004-01-09 22:05:20) |
5. 陰陽師
あまり評価が良くないようだが、私はそこそこ良かったと思う。中途半端なCGにはちょっと笑えたが、いかんせん、阿部清明役の野村萬斎が好きだからだ。彼以外にあの役はあり得ないだろう。そして敵役の真田広之がまたいい。彼のあの重厚なセリフ回しと立ち居振る舞いは、決して野村萬斎に引けを取っていなかった。この2人に6点。そして原作ファンには不評の様だが、ちょっと間抜けな伊藤英明扮する源博雅も、私はなかなか良かったと思う。あの濃い2人の間では、下手に格好良くするよりも全然良かったと思うのだ。と言うわけで、そんな彼に1点あげたいと思う。横笛をやりたくなった。 7点(2004-01-09 21:33:14) |