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プロフィール
コメント数 1788
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 46歳
自己紹介 皆様いつもお世話になっております。
どうぞよろしくお願いいたします。

今年は本当に劇場鑑賞が多いこと。それだけ出張が多いのでありますが。

2018.10.20

※映画とは関係ない個人メモ
2018年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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1.  小川町セレナーデ 《ネタバレ》 
本サイトの投稿ネームにマイナー漫画(おおひなた先生ご免なさい)のサブキャラクター名を拝借している私が言えた義理は無いのですが、子どもの名前をスナックの店名に付けるのは、やはりオススメしません。そりゃ、からかわれます。思慮の浅い子どもは残酷ですから。さぞ、幼い小夜子ちゃんは辛い思いをしたことでしょう。ただ戸籍上の命名と違い、店名ならば何時でも変えられたはず。仮に小夜子ちゃんが恨み言を口にしなかったとしても、娘の気持ちに母が気づかないはずがありません。しかし、それでもなお、娘の名前のスナックに拘り続けたことに胸が締め付けられます。シングルマザーを選んだお母さんの覚悟。また、その思いをちゃんと受け止め成長した小夜子ちゃんも偉いなあと。そういう意味では、お父さん(?)はもっとしっかりしろと言いたい気分。ただ夫婦が決めた関係性を、外野がとやかく口を挟む筋合いはありません。男運の悪さは如何ともし難いですが(母譲りかな?)、小夜子ちゃんは立派に育ちました。本当に家族のかたちに正解は無いですね。スナック閉店のピンチにオカマバーへリニューアル。素人がダンスショーを披露したくらいで店が繁盛するほど水商売は甘くないでしょうが、これはエンジェル父さんに“親の務め“を果たさせるチャンスを与えたものと考えましょう(おそらく借金は経営不振というより、生活費を捻出するためのもの。つまり、父ちゃんは借金返済計画に協力するかたちで、間接的に娘の養育費を負担したワケです)。コメディとしても、人情ドラマとしても、オカマさん映画にしては淡白な味付けなれど、過激で濃いドラマばかりでは胸焼けします。こんな優しいドラマもいいんじゃないでしょうか。エンディングテーマ『幸せの貼り紙はいつも背中に』はドラマの世界観にピタリとハマっていてイイ感じです。(以下余談)作品登録から、感想投稿まで随分と時間がかかってしまい大変失礼いたしました。前述した『幸せの貼り紙~』は私立恵比寿中学の楽曲で、個人的に気に入っている歌。主題歌として採用いただいた本作の登録をお願いしたのですが、映画自体の鑑賞を失念しておりました。不手際お詫びいたします。
[DVD(邦画)] 7点(2018-11-20 19:00:32)
2.  音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!! 《ネタバレ》 
興行成績的には爆死との噂は耳にしていましたが、それもそのはず。三木聡監督が本領を発揮したら、一般ウケするはずがないですよ。福田雄一でもなければ、クドカンでもなく、三木聡なんですから。ナンセンスとシュールの集中砲火にグロテスクギャグをトッピング。芸達者な常連俳優がノリノリでやりたい放題。その顔芸必要ですかと(フルーツあるあるかと)。少しでも常識があったら書けるはずもない迷走脚本。ツッコミ待ちとしか思えないクライマックスの長回しとか。それでいて、メインテーマはしっかり届けてくるあたり、さすが三木監督としか言い様がなく。最終的に不思議な感動さえあるという。個人的には大変満足いたしました。が、三木聡初体験の観客に、本作は相当キツイであろうことは想像に難くありません。かくいう私も初三木聡の時は戸惑いまくりでした。本作が駄目だったお方は『亀は意外と早く泳ぐ』と『図鑑に載ってない虫』で、頭と心を慣らしてから、再挑戦していただきたいなあと。(なお鑑賞は『亀』『図鑑』の順番でお願いします。いきなり図鑑だと刺激が強すぎますので。)クセはあるけど、旨味は抜群な監督さんですから。(以下余談)常連組で松重豊さんの顔が見えなかったのはやはり残念でありました。ふせ・岩松・松重トリオが揃ってこその三木映画でしょう。また、クドカン組の阿部さんのキャスティングはどうだったんでしょうか。シンガーでもあるサダヲさんは確かに適役ではありますが、三木作品のレギュラー主人公・オダギリジョーさんが演じるシンも見たかった気がします。
[映画館(邦画)] 8点(2018-10-21 08:57:04)
3.  オー・マイ・ゼット! 《ネタバレ》 
いやはや、まったく驚きました。ゾンビパロディの傑作『ショーン・オブ・ザ・デッド』に退けをとらない面白さと言いたい気分。『シン・ゴジラ』も真っ青の、おバカなリアルシミュレーション“もしも日本にゾンビが現れたら”に感心することしきり。そうですよね、弱点だらけのゾンビにこの社会が支配されるなんてウソっぱちですよね。この切り口には大いに納得いたしました。アンダーグラウンドのゾンビ活用法も実にらしいなと。ヒトの欲望は果てしなく、マニアの数だけ趣向がある。唯一の常識人(?)、角ちゃんのツッコミが冴え渡ります。(東京03のコントと見紛いますけれども)。大いに笑わせて頂きました。であるがゆえに終盤、正調“ゾンビもの”へシフトなどせず、きっちりコメディで押しきって欲しかったと思うのです。(注:ちゃんと序盤から転調に対する伏線は張っているんです。演出も脚本も仕事は丁寧でした。でも、シリアス要素を入れ込むこと自体がありきたりというか、無難に置きにいった感があるんです。)ゾンビ映画なのに結局誰も死なねえのかよ!何だよハラワタひとつ出ねえのかよ!そんなツッコミを(角ちゃんのように)嬉々として入れたくなってしまった私が悪いのですが。意欲作で間違いないでしょう。
[DVD(邦画)] 7点(2017-09-05 19:26:57)(良:1票)
4.  女の子よ死体と踊れ 《ネタバレ》 
アイドル主演のホラームービーというよりは、ホラーテイストのアイドル映画。それも、80年代王道アイドル映画の趣でした。妙なギミック(例えば本当のマラソン大会に出場するとか、リアルドッキリとか)でない分好印象です。ただし、YMMクリーナーの清掃員としての働きぶりは感心しません。うちの近所のシルバー人材センターのおばちゃんの方が余程きっちり働いてくれます(苦笑)。基本的には、主演アイドルグループのファンの方のみどうぞ。
[DVD(邦画)] 5点(2016-11-20 21:31:39)
5.  オールド・ルーキー 《ネタバレ》 
主人公がメジャー再挑戦を決意するまでに大変な時間を要しています。夜のグラウンドで人目を忍んでボールを投げる日々。諦めたはずの夢を引きずる姿は物悲しいです。生徒たちに勧められなくとも、もう一度夢に挑戦したいという気持ちはあったでしょう。しかし彼を取り巻く状況が、それを許しません。年齢、妻子の存在、それに最初に引退を決意した時の自分の気持ち。葛藤の中、主人公が動けずに費やした“日々の重み”は、すなわち物語開始から挑戦決意までに作中で要した“時間の長さ”にあたります。上映時間の半分以上を、“進まない状態”に費やしていることに意味があると考えます。トライアウトの結果を受けて、メジャー挑戦を希望する主人公。妻と彼の父親は反対します。正論は妻の方でしょう。彼の父親が言う「夢を描くこととやるべき事は別だ」という言葉も胸に響きます。まず考えるべきは子供のこと。それは間違いありません。食べさせなくてはいけません。ただ、“養うこと”と同じく“教えること”も大切です。親の生きる姿を子に見せることは最大の教育。どのような生き方を見せるかは、親が決めること。それが親の責任。もし自分が主人公の立場だったら、多分夢を諦めたでしょう。自分はそういう選択をしてきた人間です。だからこそ、この家族の決断に胸が詰まります。人生に後悔は付きもの。ただ少ないほうがいいのも確かなこと。後悔が少ないと思われる選択はどちらなのでしょう。そしてその決断をする勇気があるでしょうか。本作は事実上、主人公がメジャー挑戦を決意した時点でその役目を終えています。結果はさほど意味を持ちません。だから素晴らしいのです。人生に対する責任と、勇気の物語でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-16 23:02:53)(良:1票)
6.  お熱いのがお好き 《ネタバレ》 
よく練られたプロットに唸らされます。画のセンスも素晴らしです。例えば寝台列車で酒盛りをするシーン。ひとつの寝台に競い合ってもぐり込み、酒を酌み交わす女たち。フレームの中に女の足足足足…。現実にはこんなシチュエーションは無いでしょう。窮屈で飲めやしないですもの。でも構図として魅力的なのです。それに女たちのはしゃいだ気分、楽しい雰囲気が上手く表現されています。主役2人の女装のハマリ具合も絶妙でした。ビジュアル的に文句なしです。欲を言えば、2人のキャラ付けにメリハリが欲しいところですが、その性格のいい加減さ(+ちょっぴり誠実)が憎めません。さらに本作を“スペシャル”なレベルにまで押し上げているのがマリリン・モンローの存在です。決して演技が上手いとは思いませんが、醸し出す雰囲気は極上の一言。エロティックではなくキュート。私は、清楚で華奢で、幸薄い感じの女性がタイプですが(星野真里がドストライク!)、そんな自分でもモンローの魅力にメロメロでした。非常に完成度の高い作品。ラストの台詞を考えた人は天才だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-04-17 20:26:36)
7.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
“死ぬ度に何度も同じ一日をやり直す”そんな設定と原作が日本製ライトノベルという事前情報だけで、勝手に「夢オチ」「妄想オチ」とタカを括っていたのですが、ちゃんとタイムパラドックスを扱ったSF映画だったのですね。失礼いたしました。ジャンルとしては『ミッション8ミニッツ』『バタフライエフェクト』『プライマー』等数々の傑作を排出しているシネマ界の超優良カテゴリーに属するもの。かくいう本作も御多分に洩れず良作認定で問題ないと思いますが、前述したタイトルと比較するとタイムワープ(ループ)理論の設定はかなり単純化されています。客観的な視点を一切排除し、あくまで主人公目線で世界を固定します。「我思う故に我あり」とでも申しましょうか、要するに主人公だけがこの世界を定義できる唯一無二の存在なワケです。それはまるでRPGの如し。セーブポイントから何度でもゲーム(人生)をやり直します。これは言い換えるなら、主人公以外の人生の価値を全く認めていないということ。主人公がリセットしたら、周りも強制リセットされるのですから。考えてみれば、酷く理不尽なシステムです。確かに仲間が死なずに済んだ未来はハッピーでしょうが、懸命に敵と戦って命を落としたバッドエンドだって、否定してしまったら報われないと思うんです。人生一発勝負だからこそ、素晴らしい。その点に気づかせてもらえた点で、本作は私にとって価値のある映画となりました。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2015-06-13 01:32:33)
8.  俺はまだ本気出してないだけ 《ネタバレ》 
映画開始早々の1コマ。ブリーフ一丁で寝転がり(足はぴーん)、家族が居る食卓に背を向けてTVゲームに逃げ込む四十男(目だけはギラギラ)。で、タイトルは『俺はまだ本気出してないだけ』。これはなかなか高品質なダメ人間の生態が頂戴出来そうだと思いました。ところがどうでしょう。主人公はニート生活に入る前、きちんと会社員として働いていたようですし、超絶美人で性格マルの娘もいるじゃないですか。今の怠惰な生活に甘んじながらも危機感が無いワケではなく、漫画家になる目標を立て、きちんと完成品を仕上げる技量まで備えています(←このポイント大変重要!)。ギャンブルに狂うワケでもなく、酒や女に溺れるでもないシズオは、言わば優良ダメ男。店長、監督、大先生と周りから揶揄されているのに気付かずその気になる様は、『男はつらいよ』から綿々と受け継がれてきた“愛すべき馬鹿”の系譜と考えます。要するに、寅さんや釣りバカ感覚でお気軽に楽しめる人情喜劇カテゴリー映画だと思いました。『俺はまだ本気だしてないだけ』そんなチンケな自分への嘘で、生きられる今日もあるのです。“この人が演れば間違いない”堤真一、今一番信頼できるバイプレーヤー・石橋蓮司、美人警報発令中・橋本愛、強烈キャラ封印・生瀬勝久、ザ劇薬・佐藤二朗と配役は絶好調。フォーマットの完成度は高いので、シリーズ化十分イケると思います。デビュー目前で担当編集者が変わるなんてお約束で、続編は如何でしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-01-01 00:00:00)(良:1票)
9.  俺俺 《ネタバレ》 
三木聡版『世にも奇妙な物語』な趣の一作。以下、私なりの解釈です。誤読ご容赦願います。未見の方はご注意ください…オレオレ詐欺を切欠に増殖した俺。初めは仲良くしていた俺同志ですが、意に沿わぬ俺を削除し始めるという混沌ぶり。さて、この状況は一体何なのでしょうか。ヒントは、ふせの台詞「パイレーツオブカリビアンの一番新しいの観た?」と、道端の臓物(?)にあると推測します。(臓物は予告編にも登場した重要アイテム)おそらくアレは胎盤の暗示ではないかと。テーマは“生命の誕生”と考えます。次々と現れた俺は、紛れもなく主人公自身。しかし個体差がある別人格です。それもそのはず。永野均はキムラ緑子の息子。大樹は高橋恵子の息子。母親が違います。なりすましの「もしもし」が“もしも自分が○○の子供だったら”のIFの世界を創り上げたのです。これは見方を変えると、(どうやら浮気で離婚されたらしい)均の父が、キムラ緑子以外の女性と子供を儲けた場合の未来予想図と言えるでしょう。しかし、です。“もしも”はあくまで仮定の世界。最終的には未来(現実)を一つ選ばなくてはいけません。そこで削除が起こったと。さて、ここでエピローグを思い返してみます。プロローグと同じ、母と息子の会話場面。でも、そこはかとない違和感が胸を過りました。オレオレ詐欺を償って、本来あるべき現実に戻って万々歳?本当にそうでしょうか。八十吉の「人生リセット、ゼロになる勇気」。サヤカの「とにかく一番最初に戻りなさい」「問題は途中で起こるものじゃないわ。最初から起こっているのよ」という言葉。これらが指示す“原点”とは、詐欺を働く前のことでしょうか?いいえ、違います。キムラ緑子の「君のこと、世界で最初に認めたのは私なのよ」が示す通り、原点は永野均が誕生した瞬間(すなわち受精時)と考えるのが道理かと。そこからやり直しならば、精子もリセット。つまり、オープニングとエンディングの永野均は、厳密には別の“タネ”ということになります。改めて選ばれたのは、母をマサエさんと素直に呼ぶ息子。実は本作の隠れ主人公は、一切画面に出てこない均の父親(もちろん顔は亀梨)だった気がするのです。以上でございます。監督お得意小ネタの洪水は、難解系ミステリーとの相性バッチリ。三木映画の新境地を開拓したという意味で、価値のある一作だったと思います。
[DVD(邦画)] 9点(2014-06-04 19:05:15)
10.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
まさか、たったあれだけの時間で子種を仕込むとは。流石超一流のエージェントは違いますね。今回もお見事、ミッションコンプリート!ということで…え、これ『ミッション:インポッシブル』じゃないの?!
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-05-15 20:55:56)
11.  大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 《ネタバレ》 
柴崎コウ版は未見です。というのも、男女逆転という設定に惹かれるものが無かったから。好事家向けの悪ふざけとの先入観がありました。今回鑑賞したのも、たまたまTV地上波放送だったためです。いきなり椿鬼奴が出てきたところで、ああやっぱり悪ふざけだなと。ところが観進めていくうちに、考えが変わりました。この設定、悪くないです。コミカルでありつつも、様々な者の思惑渦巻く大奥の本質は変わりなく、そこに女性君主ならではの憂いが加味されます。見事な化学変化でした。子供を望むも授からぬまま、老いていく綱吉。本当に彼女が痛ましくて。菅野美穂がキャスティングされた意味もよく分かりました。西田敏行や要潤はオイシイ役で存在感を存分に発揮。今ノリにノってる堺雅人が意外と目立っていなくてビックリしました。
[地上波(邦画)] 6点(2014-04-30 21:20:03)
12.  親指さがし 《ネタバレ》 
近年の邦画ホラーは、『リング』『呪怨』等“呪い系”が流行しています。まずこの先入観にを利用されました。「親指さがしはサキの呪い」という一枚のFAX。一連の事件を呪いの仕業であると観客に思い込ませます。『リング』の電話にビデオテープ、『着信アリ』のケイタイのように、最近の幽霊は電子機器がお好き。FAXというチョイスは絶妙です。また文章にも配慮が感じられました。本来なら「お前たちを呪ってやる」と書きたいところ。でもそうは書けないから「親指さがしはサキの呪い」な訳です。少女が自分のことをサキと呼んでいるとも読めますし、第3者からの忠告とも受け取れます。情報は曖昧でOK。どうやら呪いっぽいと観客に感じさせれば十分です。後にFAXの送信者は明らかになりますが、“何故三宅のFAX番号を彼は知っていたのか?”という問題が発生しないのもお見事です。三宅の職業は番組制作会社のAD。彼の職場に様々な情報が集まるのは不自然ではありません。再三再四、「これは呪いではない」とする主張するキャラが出てくるのも、逆に“呪いは存在する”という方向へ観客を誘います。アイドル三宅のキャスティングにも意味がありました。「少女の呪い説」へ観客を見事にミスリード。ただ、残念ながら怖くないのです。三宅が目にする霊現象(妄想)はどれも抑え気味。ネタバレ後の三宅の狂気の演技には閉口しました。終盤にきて、大ブレーキがかかってしまったのは残念です。少女の死亡場所もどうにかならなかったものかと思います。でも『着信アリ』とか『着信アリ2』とか『着信アリFainal』みたいな、ビックリドッキリお化けホラーより、印象は悪くありません。
[DVD(邦画)] 6点(2014-04-18 20:17:26)
13.  陰陽師 II 《ネタバレ》 
式神“蜜虫”役の今井絵里子。前作製作の2001年は、SPEED解散後ソロ活動2年目の年です。WIKIによると2000年には初舞台を経験しており、女優の道も模索していたのかもしれません。前作での目立った活躍はなし。台詞もほとんどなかったと記憶しています。ただニコニコしていただけの印象。蜜虫役が今井絵里子である必要性は何処にもありません。彼女目当ての観客動員も見込めないでしょうし。にもかかわらず、再度今井を起用した製作サイドを私は高く評価します。続編でキャストが変更になる事ほど、ガッカリするものは無いからです。それが本作唯一の賞賛ポイントというのも寂しい気がしますが。
[地上波(邦画)] 4点(2014-03-18 18:29:42)(良:1票)
14.  陰陽師
自分専用のホームシアターで、ロッキングチェアーに揺られ、高級猫を撫でながら、ブランデーでも傾けて、こういう映画を楽しめるようになったら、本物の大人だと思います。
[地上波(邦画)] 5点(2014-03-15 04:23:08)
15.  小川の辺 《ネタバレ》 
一言で言い表すなら、リアリティに拘った映画。行燈の明かりを表現する室内のライティングに、感傷主義に振り過ぎない抑えた脚本。外連味を感じたのは殺陣くらいのものです。配役も然り。東山の侍姿は本当に絵になります。さすがジャパニーズソウル調味料・しょうゆ顔アイドル。尾野真千子も着物姿が素敵です。さて問題は、菊地凛子。あのアバンギャルドな顔立ちに日本髪と着物を合わせたらどうなるものか。印象的な頬骨と鰓が、強情な内面を物語る女剣士の出来上がり。完璧な人物造形ですが、正直“これじゃない”感は否めません。同じ藤沢周平原作時代劇の女剣士でも、片や北川景子、片やリアル小姑フェイス。勝地に同情こそすれ、祝福する気になれないのはちと辛い。もっとも、女剣士という単語の前に“可憐な”とか“美少女”なんて装飾語を勝手に付けて想像してしまう自分に問題があるわけですが。
[DVD(邦画)] 6点(2013-04-13 18:16:43)
16.  おとなのけんか 《ネタバレ》 
子供の喧嘩は後腐れがありません。殴り合いをしても、その後は仲直り。喧嘩前より仲良くなっているくらい。ところが大人の喧嘩はそうはいきません。しこりが残る。手打ちをしたはずなのに、顔を合わせると気まずい。だから大人は極力諍いを避けようとするのだと思います。以上自分の実体験(汗)。不思議だなあと思います。何故大人は喧嘩が下手になってしまったのか。本作を観るとその理由が分かる気がしました。子供の喧嘩は争点がピンポイント。戦い終わればノーサイド。ところが大人は違います。自身の存在全てを賭けた戦いに発展してしまう。そもそも関係ない話まで争点に組み込んでしまう。子供の喧嘩がスポーツの試合なら、大人の喧嘩は戦争。いやー大人は面倒くさいですわ(笑)
[DVD(吹替)] 7点(2013-03-14 19:24:36)(良:1票)
17.  お姉チャンバラ THE MOVIE
邦画C級アクションにありがちな“おちゃらけ”が無かったのは意外でした。冗談抜きでシリアス路線。この製作姿勢は支持したいのですが、悲しいかな出来の良し悪しとは別の話。90分足らずの尺ながら体感は2時間超。退屈しました。内容的には10分で終わる物語ですから。エフェクト盛り沢山の殺陣は見ごたえがありましたが、誤魔化している感は否めません。良くも?悪くもゲーム原作らしい映画だったと思います。
[DVD(邦画)] 3点(2013-01-19 01:08:16)
18.  踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
主要レギュラーだけでも、青島、すみれ、真下、雪乃、スリーアミーゴに室井、そして和久さん。野球チームが作れます。サブレギュラーも含めたらサッカーの試合が出来る。それが『踊る大捜査線』。映画やTVスペシャルで、これだけ多くのスピンオフを生み出したドラマシリーズは類を見ないでしょう。際立つキャラクターが『踊る』の大きな魅力のひとつ。そして彼ら一人ひとりが掛け替えの無い存在でした。大切な2人が抜けた劇場版第3作。代わりに多くの新キャラを投入し、それでは足りずと過去の犯人たちまで呼び寄せます。その判断は妥当だったのかもしれませんが、本作には秀逸なキャラクターを活かす脚本が欠けていたと思います。青島は向こう見ずな所はありますが、馬鹿ではありません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-10-03 19:41:22)
19.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 
劇場を後にし、まず口をついたのが「バスは無いな…」。一緒に劇場鑑賞した妻と一致した感想でした。青島のカンのみに頼った犯人追跡や、香取+バナナの悪ふざけ(スポンサーの意向があったであろう事は想像に難くありませんが、観客にとっては関係ない話です)、予告篇のためのみに撮られた青島の転倒シーン等、後半は難点満載でしたが、あのバス突入がトドメを刺しました。値千金ならぬ値罰金。なんとか踏みとどまっていたシリアス調の物語が一撃でひっくり返りました。確かにフォークリフトじゃなくて、バスの方がインパクトはあります。でも最低限のリアリティを担保しなかったら、コメディになってしまいます。コメディテイストは『踊る』の大きな魅力の一つ。でも完全コメディになったら『踊る』ではありません。超えてはならない一線を越えてしまいました。また久瀬(香取)が本気で真下の子供を殺そうとしていた事にもドン引きしました。単なるキチ○○ですやん。そしてそのテロが警察の組織改革の発端となるという、結果的にテロリストの思惑通りの結末。青島は和久さんに言われたはず。正しいことをしたかったら上に行けと。偉くなって、組織を中から変えろと。青島や室井が矛盾だらけの組織の中でも信念を失わず、正義を心に秘めて戦ってこられたのは、この思いがあったから。テロが引き金となって世界が変わるなんて希望、自分は見たくなかったです。前半の出来が素晴らしかったのとお疲れ様の意味も込めて6点を進呈しますが、後半の展開はいただけません。いくら室井がサル顔だからって「バナナだ」なんて台詞を言わせたらいかんですよ。
[映画館(邦画)] 6点(2012-09-27 20:02:54)(笑:1票)
20.  大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 《ネタバレ》 
血の池も針の山も、あくまで空想の産物。さて、本物の地獄はどんな場所だったのか??地獄へのハネムーンという着想は実にユニーク。血の池じゃなくて、ビーフシチューの温泉。赤鬼も青鬼も角を切り落とすのが流行とは。この荒唐無稽なブラックコメディを成立させたのは、見事なキャスティングに拠るところ大かと。竹野内、水川コンビの力の抜け具合は絶妙でしたし、樹木、片桐、荒川の役作りは完璧でした(樹木希林なんて日野日出志の漫画のキャラクターそのまんま。)また最近大活躍の橋本愛も好印象。顔面真っ青でもその美少女ぶりが全くスポイルされないとは、いったいどれほど美人なんじゃい!物語に起伏があるわけでもなく、笑いも感動も大した事は無いですし、結構つくりは安普請だったりもするのですが、“この映画何となく好き”と言いたくなる不思議な魅力がありました。そうそう、音楽も気に入りました。本気でサウンドトラックを買いたくなったのは『嫌われ松子の一生』以来かも(注:サウンドトラック売ってないじゃん!)。本来の自分基準では6点が妥当なのですが、思い切って8点付けます。決して8点級の完成度ではありません。でも好きなものはしょうがないので、ご勘弁を。
[DVD(邦画)] 8点(2012-08-31 18:23:24)(良:2票)
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