Menu
 > レビュワー
 > wagasi さんの口コミ一覧
wagasiさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 112
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  おくりびと 《ネタバレ》 
★美しい東北の風景と、そこで粛々と営まれる「死の儀式」、それを決して暗くではなくそこはかとないユーモアを交えながら淡々と描写していく。 ★ちょっと伊丹十三っぽいこの映画は、当然ハリウッドとも、その他の国の映画とも、あるいはまじめなだけの邦画とも違って、何かアカデミー賞審査員の心に触れるものがあったんでしょうね。 ★2時間超の超尺ですがそれほど長くは感じません。いきなりの腐乱死体や、葬儀現場での遺族のいさかいなど、決して「喜べる」職業でないこと、そのための「職業差別」が厳然として残っていること、社長の「困ったことに・・・」やその他の台詞にあらわれる日本人の「死生観」など、観ていていろいろ考えさせられるものがあります。 ★そういえば自分の祖父祖母の亡くなったときはどうだっただろうか、こんなびしっとした納棺師の人なんかいなかったような気がするんだけど・・・ ★気になった点は二つ。一つは広末さんのキャラ設定。自分は最初、彼女はカワイコブリッコでも実はどんな逆境にもめげない芯のある女性で、そのうち軟弱な夫を叱り飛ばすとかなんかと思ってた。実際は彼女も言いたいこといわず我慢してて、もっくんが黙って納棺師になったのにとうとう切れて出てってしまう、なんかその移り変わりがちぐはぐ。また東北の田舎に職業差別があるのは(類型的な気もするが)わからんでもない。しかし都会育ちであろう広末さんがあれほど生理的拒否反応を示すのは違和感がぬぐえない(単に近所の噂がいやってならわかるが、「汚らわしい!」とは?)。 ★二つめは音楽。久石さんの楽曲は嫌いではないが、実写でここまで大げさにBGMされるとちょっと鼻に付く。特に昔出てった父親が好きだったレコードかけて、久石さんのオリジナル曲が流れるのは???普通にバッハの無伴奏チェロ組曲にでもしとけば? もっくんが広末さんの前でピチカートでやった「ブラームスの子守唄」はとてもセンスいいなと思っただけに残念。(そうそう、彼チェロ猛特訓しましたね。弓使いとかすごく自然でした) ★個人的にはぼくはこの映画好きです。正直言うとアカデミー取るまでの凄みのある作品かってっとそうは思えません。普通にこの点数にしましたが、逆に賞なんて所詮は・・・とひねくれずに、観てみても損はないと思います。納棺師になりたいとは思いませんがね。
[映画館(邦画)] 6点(2009-03-08 13:40:57)(良:1票)
2.  男たちの大和 YAMATO
なんとなくイーストウッドの「硫黄島からの手紙」と頭の中で比べて見てました。★凄惨な描写は「硫黄島」よりもこっちのほうがすごいかも。しかし要らないエピソードが多すぎてテンポがだらだら。いつ次のシーンへ行くのか、いらいらしながら見てました。「硫黄島」が、内地のエピソードとかちょっとあっさりしすぎだったので、足して2で割ったくらいがちょうどいいような気がします。★それと、トレンディドラマみたいな安っぽいBGMでいちいち盛り上げようとするのは止めてほしい。久石だろうが東フィルだろうがどうでもよし。ほんとに感動できるものは、音楽なんかなくたって感動します。これはイーストウッドのストイックさを見習うべき。★長渕某の歌も要らん。だいたい「ああ、あの頃の日本人はほんと悲壮だったんだなあ」ってぐっと来てるとこに、「くろーずゆああーいず」って、敵性語の歌詞で吼えるな!冷めるわ。★おおむね、既存の日本の戦争映画の路線から一歩も踏み出してない、映像は結構見ごたえあって、ちょっと映画館で見ておけばよかったとも思ったが、それ以外はどうという事ない映画でした。「硫黄島」の圧勝。(もっともあちらは「父親たちの星条旗」という強力な援護がついてるんで、ちょっと卑怯だが(笑))
[地上波(吹替)] 5点(2007-04-10 00:40:35)
000.00%
100.00%
210.89%
321.79%
421.79%
51513.39%
63026.79%
73430.36%
82320.54%
943.57%
1010.89%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS