1. オキュラス/怨霊鏡
平均点ホラー、より大いに楽しめました。 ほとんど意味をなさないであろう、 「現実」の証明をセットして、 そのうちの電話で目の前の死んでいる人間から電話がかかってくること そしてその前後で時間軸、あるいは現実/夢が不透明になっていること、 絡み合って、複雑な味わいです。 果たして、鏡に依るものかというのは想像の内を出ませんが、 しかし徐々に鏡というより家の中に自分が捕まる原因の人が 増えていく、というのが実は、弟の精神に巣食うものを 表しているのかも、と思ってみたり。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-12-07 22:57:41) |
2. 男と女 人生最良の日々
ああ、これこそ映画だ。 逆ニュー・シネマ・パラダイス 現実は映画であり。 映画が現実。 語られる全ては映画のようで現実で。 台詞は50年のときを埋めるのではなく、 50年のときをなぞる。 空想した映像から覚めると 新たな入居者がきて映画について問うてくる。 2CVでスピードを出してドップラー効果の中でまどろみ 詩はとめどなく流れ出る。 死ぬ時は一緒でいてくれるか? [インターネット(字幕)] 9点(2021-12-05 23:49:03)(良:1票) |
3. オブリビオン(2013)
開始早々、なんとなーく、これは人間がテキだな。 なんて思わせるのが凄いのか凄くないのか。 ドローンはもはやSFではないけれど、 ちょっぱやで移動するシーンには未来を感じさせられつつ、 俺は攻撃するな、というルンバに言い聞かせるような台詞がやすい。 結局、大量のトム・クルーズが攻め込んでくる訳だけども、 「映画」に期待するのはやはり、その前、その後の展開な訳で。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-06-04 17:27:15) |
4. 黄金のアデーレ 名画の帰還
細やかな出来事を大きく捉えた物語。 ノンフィクションの醍醐味。 細やかとはいうものの、 国を相手取って争いにいたるまでの葛藤は なかなかの迫力がある。 この事件を担当するランドル・シェーンベルクが、 なぜ入れ込んだのか、そこの描写が足りないかな。 金でも名誉でもない、 奪われた、大切な思い出、 ただ家族との思い出を取り戻したい、 それを協業できるように描かれていれば、 もっと感情移入できたかもしれない。 [インターネット(字幕)] 7点(2018-05-23 21:24:11) |
5. 俺物語!!
《ネタバレ》 こう、「そうお前のことが好きなんだよ!早く気付け!」というシーンが多くて、 やきもきしつつ、もはやイライラ。笑 それにしても大和の仕草はかわいいですな。好きだぁと叫んでしまうのも実によく分かる。 大和の友達にタケオ君の実体がばれるまでのズれたやりとりやの面白さや お化け屋敷でのちょっとした緊迫感などテンポよく、 最後まで一律、楽しめました。 [インターネット(邦画)] 6点(2017-03-26 14:59:53) |