1. オー・ルーシー!
予告編で「人生の可能性に気づかせてくれる希望の物語」とありましたがこれは大嘘です。実際は「暴走女が破滅するまでの物語」です。 寺島しのぶは怪演と言って良い演技ですが、見事なまでのクズ人間です。お姉さんも姪っ子も、そしてジョンもみんな最低です。 私は不快さが先に立って鑑賞を楽しむどころではなかったです。特に退職者の送別会であれはやっちゃいかんだろ。謝っても遅いわ。 [インターネット(邦画)] 4点(2022-11-25 00:25:41) |
2. オレの獲物はビンラディン
《ネタバレ》 これほどしゃべるニコラス・ケイジも珍しいですね。ウィリーズワンダーランドと正反対にしゃべるしゃべる。ニコラス・ケイジも底の見えない俳優ですね。ただお話自体はハタ迷惑なオヤジのお騒がせ紀行です。行動力のあるアホの凄さは分かるけど、一体どこから資金を調達したのかしらとそこばかり気になってました。それと刀持って飛行機に乗れるのはキルビルの世界にでも行かないと無理だね。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-07-26 22:08:18) |
3. オーヴァーロード
《ネタバレ》 いかにもJJエイブラムス風の娯楽映画。JJはスターウォーズよりこう言う映画の方が似合っている。冒頭の降下シーンから迫力充分でその後も前半は緊迫感があった。これは面白いと思ったが、その緊迫感が最後まで維持できず、クライマックスが盛大なお祭り騒ぎになってしまったのは残念だった。JJとしては標準的な作品でしたが、R15の残酷描写は相当きつめでタランティーノ並みです。評価は前半が8点、後半が5点、総合は7点か6点か迷ったが、最後の「結局何なの?これは」感が強かったので6点で。 [映画館(字幕)] 6点(2019-05-12 17:47:10) |
4. 音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!
《ネタバレ》 妻と私は映画の趣味が全く違うので、一緒に映画を見る事は年に1回あるかないかぐらいだけど、この映画は妻から「見に行かん?」と誘われて見に行きました。ちなみに妻は阿部サダヲのファンです。が、これは失敗したと思った。ストーリーが支離滅裂、行き当たりばったりの展開、妻も途中で集中力が切れたのがはっきり分かった。個人的には開眼する前の吉岡里帆がか細い声で歌う「夏風邪が治らなくて」や「まだ死にたくない」がユーモアがあって良いと思った。 [映画館(邦画)] 4点(2018-10-12 16:24:30) |
5. オープン・グレイヴ-感染-
《ネタバレ》 雰囲気はなかなか良かった。序盤の次々にばらまかれる伏線らしき謎もうまく回収されれば一級品のミステリーになっただろう。と書いたのは中盤以降の展開ががっかりすぎるから。しかし、それなりに楽しませてもらいました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-04-13 22:58:51) |
6. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 少しでも良い環境でと思いIMAX3Dで。だが3Dの不自然さが目に付いた。火星や地球の表面がデコボコし過ぎに見える。時折良い効果もあるが何だろう?特にいらないように思える。肝心のストーリーだが、これもリドリー・スコットとしては、いや大ベテランとなったリドリー・スコットだからこそか、無難にまとまり過ぎているように見えた。火星からの脱出劇だがどうしても長いスパンになる。緊張感が続かない、間延びしたサバイバルだ。その割にディテールは結構雑。火星にあんな暴風が吹くわけがない。地球と火星の間は電波が届くのに10分はかかる。テキストでもリアルタイムの会話は不可能だ。何だか火星というよりも地上のどっかの砂漠かのような印象が途中でわいてきた。彼の救出方法もこれしかないだろうと思っていたら案の定だった。「エイリアン」や「ブレードランナー」で目の覚めるようなビジュアルを見せてくれたリドリー・スコットも、もはやこんなものなんだろうか?それなりに期待していただけに残念な出来だった。 [映画館(字幕)] 5点(2016-02-06 18:59:48)(良:1票) |
7. 思い出のマーニー
《ネタバレ》 どれ、ひとつ見てやるか、みたいな不遜な気持ちで見たら、思いのほか出来が良いので驚きました。最近のジブリの作品では「かぐや姫」を別格とすれば一番出来が良いと思います。何よりもストーリーがちゃんと完成されている。原作の良さだとは思いますが、最近のジブリの悪いところ(場面設計のみが先行し、ストーリーは後付けでこさえていく手法)を踏襲しなかったのは素晴らしかったです。1本の映画を見た満足度が高いです。メルヘンチックな少女ドラマをイメージしてたら、マーニーの謎に迫るミステリーだったと言う驚きがありました。 [映画館(邦画)] 8点(2014-07-19 15:31:02) |
8. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 一番最初の戦闘はトム・クルーズのヘタレぶりがなかなかリアルで良かった。2回目、3回目もそれぞれ趣向が凝らされている。でもヒロインとからみ始めてから単なるゲーム戦闘となってやや単調になりましたね。あんたたち簡単にリセットしまくりだよ。もし生き返らなかったらどうするの?みたいな逡巡はいっさいなく、その潔さは良かったのか悪かったのか。ゲーム戦闘と全く同じ趣向の展開はそれなりに面白いです。でもそれが中盤どうしても行き詰まって、ヒロインに声もかけずにたった一人で先に進んで行く場面だけが、妙にリアルでした。 [映画館(字幕)] 6点(2014-07-05 17:22:07) |
9. オブリビオン(2013)
《ネタバレ》 まぁまぁですね。「トロン・レガシー」よりはSFらしかったです。でもトロンの場合は誰もストーリーに期待はせずに、3DのCGが全てだったわけですが。 精一杯がんばって作ったのは分かるしそれなりに見れますが、穴も多いです。一番納得いかないのはラスト。いくらクローンでもそれはないでしょう?それで納得するの? 廃墟となった地球の姿も「アイ・アム・レジェンド」の方がリアルで印象深かったです。トム・クルーズのSF物は案外見れるものが多いんで個人的には期待してたんですがちょっと残念でした。 [映画館(字幕)] 6点(2013-06-04 21:35:07) |