1. オッペンハイマー
《ネタバレ》 ”あまり観る側に親切ではない映画”という印象が第一。 伝記ものということで、ある程度の歴史的背景や理系知識を持っていないと すぐに置いて行かれてしまう。 その上ハイスピードでどんどん話が展開し、しばしば時系列が前後し、 おまけに登場人物も多いので、シーンごとに状況を整理するのにかなり苦労する。 これで尺が長いので、非常に疲れました。 繰り返し鑑賞することを前提に作られていそうな映画。 主役のオッペンハイマーに関しては、女性にだらしなさすぎる点を除いては 概ね感情移入しやすい人間像。 彼を取り巻く環境・状況などをふまえると、 原爆投下に至るまでの経緯は概ね自然なもののように思える。 被曝による人体影響などはあまり描かれていないけれど、 まあアメリカ映画だし、そのあたりも違和感はなかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-01-03 11:05:32) |
2. オットーという男
《ネタバレ》 鑑賞後、「最近、似たような映画を観た気がするなあ」と調べてみると、なんとそのリメイクだった。 (https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=24252) ただ、大筋以外の細かいところが、現代風にアレンジされていた。 (SNSリポーターとか。) 終盤のシーンで、オットーが自身の身の上のすべてをマリソルに明かすところ、 不動産業者を撃退するところはベタだけどグッときた。 序中盤が少々退屈でしたが、王道展開のなかなかいい映画でしたね。 ソーニャ役の女優さんは美人だった。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-08 09:20:10) |
3. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 こういう映画って何でも孤立した主人公が一人で解決しがちだけれど、 早々に通信復旧して、遠く離れた地球の人たちと一緒に問題に取り組んでいくのがとても良かった。 主人公はもちろんのこと、出てくる人々がみな優秀で、 いろいろと話が早くて、テンポもいい。 おまけにキャラも明るく、合間に明るいBGMが流れたりして、 題材の重たさの割に、観ていてストレスのたまりにくいつくりだったように思う。 最後はみんなハッピーで後味もいい。 多少ご都合主義でも、なかなかにいい出来。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-28 21:55:25) |
4. 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
《ネタバレ》 TVシリーズの最初から順番に鑑賞。 前作よりはマシだったが、イマイチ感が否めない。 前半はそこそこだったけれど、後半の展開が強引だったりで、 尻すぼみだった。 青島刑事と恩田刑事の関係、室井さんの出世など、 「THE FINAL」と銘打った限りは一定の区切りをつけて欲しかった。 これでは、世間の反応次第で「THE FINAL 2」を作ろうとしていたのではないか、と思えてしまう。 [インターネット(邦画)] 4点(2022-08-14 20:55:21)(良:1票) |
5. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
《ネタバレ》 TVシリーズの最初から順番に鑑賞中。 「どこから面白くなるのか?」と思っていたら、 面白くないまま終わってしまった。 旧作に比べると、予算は増えたが内容は薄くなり、 だいぶパワーダウンした印象。 制作陣は、この映画を世に出す前に一度でも観返したのか? 終盤、青島刑事が「君、どこかで会った?」と言葉をかけた連続殺人事件の犯人の青年が、 実はTVシリーズ1話で補導された少年だと分かった時が、 この映画の一番の衝撃でした。 その分の加点。 [インターネット(邦画)] 2点(2022-08-13 21:37:31)(良:1票) |
6. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
TVシリーズの最初から順番に鑑賞中。 う~ん、「実写邦画No.1ヒット」ということで、期待しすぎた感。 率直に前作の方が面白かった。 キャストが豪華になりすぎたからなのか、話がボヤボヤしているように感じた。 結末もなんか拍子抜けな感じで、なんだかなあ、と。 [インターネット(邦画)] 4点(2022-08-11 16:39:49) |
7. 踊る大捜査線 THE MOVIE
TVシリーズの最初から順番に鑑賞中。 面白さは及第点。 しかし、月並みになるが、あまりにTVシリーズの出来が良すぎて、 それとの比較となると、少し物足りなさは感じる。 領収書の事件など、随所随所は面白いのだけれど、 それだけに、メインストーリ―のパンチ力がもう少し欲しかった。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-08-11 14:17:33) |