1. オアシス
《ネタバレ》 純愛ラブロマンスではあるのだが、見る角度を変えれば色々とムナクソ映画でもある。整理すると、私にとっては見なくてもいい映画だったように思う。 [DVD(字幕)] 6点(2024-09-17 19:18:46)(良:1票) |
2. 狼(1955)
《ネタバレ》 新藤兼人軍団揃い踏み、というかなんか出過ぎな感も。まあ相変わらず味のある映画作りがうまい監督だ。ストーリーとしては、戦後の悲哀に擦り切れていく庶民の悲劇であり、見るに辛いものがある、が、一方映画としてだからどうなのというか、そりゃあ皆きつい時代だったろうしやぶれかぶれにもなるだろうが、エンタメ的にはもうひとひねりほしいところ。 [DVD(邦画)] 6点(2024-09-04 19:40:16) |
3. オッペンハイマー
《ネタバレ》 歯車は回りだしたら止まらない。科学も政治も人類破滅の日も。今もその日に向けて着々と回っている。 長尺だがあまり飽きさせないとは思う。全体的にわかりにくい。まず公聴会のくだりがわかりにくい。登場人物が多めで見分けがつかないというか聞き訳がつかない。セリフだけで誰それがと言われても欧米の人名と実際の顔は対応が付かないよ。またカラーのシーンとモノラルのシーンの使い分けがわからない。誰かの解説に頼ればわかるようになるのだろうが、そうまでしたいとは思わないし、そうしないとわからないのであれば作り方の失敗と言える。ああいう愛人なら私も欲しい。 [映画館(字幕)] 7点(2024-04-01 19:29:36) |
4. 陸に上った軍艦
《ネタバレ》 本作を見るまで新藤監督はてっきり戦地に行ってきた人だと思っていた。しかしまあ行くも地獄、残るも地獄。戦時中はなんでも理不尽ということがわかった。事実ベースで時間軸も単一で小難しい解釈は不要でわかりやすく親切な映画だった。 [DVD(邦画)] 6点(2024-03-17 09:38:40) |
5. 大いなる幻影(1937)
《ネタバレ》 つまらない。戦争が紳士の喧嘩と言われたギリギリ最後の戦争、第一次世界大戦。捕虜収容所の話だから仕方ないがほぼどんぱちはない。将校であれば捕虜になっても一応礼をもって遇される。死ぬのは拳銃で撃たれた一人くらいかな。こんなのおもろい訳がない。さらに前半と後半で物語がぶつ切りで2つの短編映画をつなげたようにさえ感じる。逃げ込んだ民家でしばらくの間平和に暮らして。脱走兵なのに緊張感が無さすぎる。平和への渇望も取って付けたよう。いやー退屈でつまらない映画を見てしまった。最後のスイスのシーンだけはすがすがしい。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-06-29 14:48:38) |
6. 黄金(1948)
《ネタバレ》 馬の耳に念仏。ロバの荷駄に金。話のプロットは面白そうだし緊張感が強い場面があり手に汗握ったりハラハラどきどきするが、無駄にだらける場面も多いし長い。人生訓のようなものを含んでいるようにも感じるがありきたりといえばありきたりだしいかんせん長い。最後は黄金郷っぽいものが見つかってよかったね。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-25 12:38:10) |