1. 橋の上の娘
不思議な映画でした。あまり好きな感じではないけど・・・。映像と音楽の使われ方がよかった。ナイフ投げの男の方がかわいそうな人生だなって思いました。ジョニー・デップが好きなので、バネッサ・パラディを見るとついつい「いいなぁ~、あんなにステキな人の奥さんで」と、映画に関係ないことを考えてしまいます。 6点(2004-04-06 08:15:35) |
2. 二十日鼠と人間(1992)
最後はああなるとは直前まで思っていなかったのでものすごく驚きましたが、ああするしかなかったし、あれが一番よかったのだと納得できます。納得させる作り方をしてくれてうれしかった。3人が牧場を持つ夢を語る場面、うれしそうに語れば語るほどせつなくなります。決して幸せな結末ではないけれど、イヤな感じを残さないよい作品です。 8点(2004-02-10 19:07:02) |
3. 母の眠り
《ネタバレ》 メリル・ストリープは「マイルーム」での母親らしくない母親も似合うし、この映画の良妻賢母も完璧です。だんだん痩せ衰えていく姿をしっかり演じていてすごいです。レニー・ゼルウィガーも微妙な表情がよかった。かわいいし。ただ、せっかくいい映画なのに最後があっけなさすぎに思います。母親の死の真相を知ったのだから、もう少し時間かけてもいいんじゃないかなぁ。あんなにすぐ球根植える作業に戻られたらこっちが困る(苦笑)途中の母と娘のやりとりの方が心に沁みました。 7点(2003-12-25 02:05:35) |
4. HANA-BI
たけし映画の射殺シーンや暴力シーンはほんとに怖くて苦手なんですが、夫婦の情がほとんどセリフもなくこれだけ伝わってくるのはすごいの一言です。西の生き方はけしていいとは言えないけど、なぜか否定もできない。凶暴さと優しさのギャップがそう感じさせるのかも。ラストはほんとにせつなくて悲しかった。海の色が印象的。そして久石譲の音楽。今も頭の中で鳴っていて泣きそうです。 9点(2003-11-23 22:11:55) |
5. 花の影
レスリー・チャンもコン・リーも、こういう時代や家柄に翻弄される役がピタリとハマりますね。なによりも映像がすごくきれいです。私は大好きです。 8点(2003-07-31 17:42:22) |
6. 八月のクリスマス(1998)
あとからジワーッとせつなくなる、でも心が温かくなる映画です。観ているときはもう一押し欲しい気もしましたが、思い返せば思い返すほどに主人公の気持ちにせつなくなります。最後にナレーションで流れた手紙は、あれは結局出せなかったのでしょうか。写真なんかといっしょに箱にしまわれていましたが。私は彼の死後、遺族が彼の遺品を整理していて手紙に気付き、投函したっていうのも考えられるかなと思いました。でも住所なんて知らないだろうし・・・やっぱり出せなかったんですよね。だとしたら、女の子は彼が死んだことを知らずにいるってことですよね。あー、せつない。 7点(2003-07-09 17:46:53) |
7. 初恋のきた道
確かに初めて先生とすれ違って挨拶する場面とか、食事に来る先生を自宅の入り口で笑顔で待っている場面は、その表情に「うわぁ~」と思ってウルウルしましたが、雪の中ずっと先生を待ちつづけたり、熱がある体で町まで捜しに行くのはなんとなく冷めた目で見てしまいました。「そんなにする子、ほんとにいるかなぁ」と。映像はすごくきれいでしたが、最後の方の現在の話が少し長かった気もします。期待してたけどちょっと残念。 5点(2003-06-06 17:01:18) |
8. バッファロー'66
観終わったあと、「よかったぁ~!」と拍手してしまいました。ほんとにこのクリスティーナ・リッチは聖母のよう。かわいくて、ほほえましかった。実際にはあり得ない話だと思うけど、それでも許せてしまう。場面が変わった直後に二人でお風呂に浸かっていたのには笑った! 7点(2003-05-30 17:43:26) |