1. ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ!
この映画、描き方を変えればすっごく暗くてドロドロした話にもなりそうなのに、それをコミカルにおかしくしているところがとってもイイ(^^!あの主人公の先生、とんでもないことしているのに、どこか憎めなくて、その結果すべてを失ってもまたやり直して頑張って、最後にはけっこう幸せになったところなんか、良かったな~と思えた。優秀で小生意気な生徒にムカツくところなんか人間臭い(笑)けど教師としてはイカン(大人としても)。選挙戦のお人よしな坊ちゃんと、あのキレ者の妹もそれぞれハッピーになって良かった。ただ、リースの野心家の女子生徒は、実は母親の影響であんなふうに踏ん張っていて本当の自分をさらけ出せず、ラストでも変わらずそのままで人生を歩んで行くという感じだった。あと、劇中で流れるサイレンみたいな変な曲!?がおかしかった。 7点(2005-02-09 23:01:40) |
2. バスケットボール・ダイアリーズ
昔、コロンバイン高校の銃乱射事件を起こした少年が、この映画を見ていて影響を受けた、とか言っていたことが日本のニュース番組でやっていて、「あのレオ様の映画が…!」みたいにうやうやしいタイトル文句をつけられて、彼が教室に乗り込んでショットガンを打ちかます場面が紹介されてた。いかにも、教育上よくない単なるアイドル映画で、ディカプリオの印象をおとしめるような紹介の仕方っていう印象を受けた。でも、その頃自分は、彼の映画はタイタニックしか知らなくて、あの場面だけ見せられたらどうしても印象悪いし、「しょうもない映画なんだ…」と感化されてしまってたところがあった。観てもいないのに。観てからこそ言えるけど、どんな風に言われても、ディカプリオっていい俳優なんだと思う。この映画でもやっぱりそう言えるよ。そしてこの映画の、薬物で落ちていく少年の姿というテーマも、お客を呼ぶために過激で斬新なものを撮ればいいっていう俗っぽさも感じないし、アイドル映画でもないし、あの場面も、不安定な青少年に潜む狂気の引き金を引くきっかけになるほどそそられるものだとは思えなかった。 7点(2004-12-27 01:06:52) |
3. パルプ・フィクション
自分にはあまり理解できなかった。ストーリーの時間の流れが交差していたりするようだけど複雑でついていけなかった(^^;ちゃんと批評する資格ないし、終始退屈に感じてしまったんだけど、最後のレストラン強盗を説得するシーンは緊迫して目が離せなかった。ユマ・サーマンの妖艶な魅力と瀕死の状態の時のあの体当たりの演技はすごい。キル・ビルでも思ったけど、タランティーノ監督のマニアックでいかれてるほどの要求に完璧に応えてくれる女優なんだと思った。 5点(2004-10-27 23:23:45) |
4. 花嫁のパパ2
前作は観ていないんですが、十分楽しめました!お父さん役のスティーブ・マーティンが可愛らしかった。娘と妻の二人の妊婦の世話に振り回されていたところは気の毒だった(笑)。最後に、上の娘と孫を見送ったあと、生まれたばかりの末娘に話しかけるところが何だか切なそうに見えたのは、また数十年後に彼女も嫁に行ってしまう時のことを考えていたからなのかな。気苦労が絶えないパパですね(笑) 6点(2004-05-31 23:56:53) |