161. 裸足のトンカ
《ネタバレ》 スポーツメインなのか、恋愛メインなのか、軸がぶれすぎです。必ずしもどちらかをメインにしなければならないということではありませんが、今作の場合は、主人公にしろ、トンカにしろ、それぞれの行動規範というものがもともと見えづらいので、せめてメインテーマははっきりしてくれないとさっぱり共感できません。それ以前に物語に気持ちが入っていかないんです。 恋愛パートによってやたらとわき道にそれるのもマイナス。スポーツもの特有のテンポの良さ、リズム、爽快感といったものがすべて犠牲になっています。もちろんそこから生まれるはずの感動だってありません。『感動させようという意思が伝わってくる演出』は随所に見られますが、感動できるかいって感じです。 トンカがトレーニングを本格的に始めてからは、いよいよか、と気分が乗ってきたのですが、今度は唐突に訪れる決勝戦。そこに至るまでのプロセスがよくわかりません。それなのに『新星トンカ選手、優勝です!』って熱く実況されても、見ているほうはどうしたら良いのかわからないです。 そんでトンカの結末は唖然とします。ここまで頑張って見たのに、何ですかこの結末は。しかも、何しれっときれいな話で終わらそうとしているんですか。 作成者側の自己満足感漂う作品で、ひさしぶりに鑑賞者が置いてけぼりになっちゃう作品でした。途中でトンカを車に乗せた謎の女性も謎のまま。もうこの映画はわけがわからないことだらけです。フランス語特有の抑揚のない話し方とその雰囲気は大好きなんですが、この作品にいたっては、それも裏目っちゃっている気がします。 [DVD(字幕)] 3点(2014-05-30 12:21:13) |
162. バーディ
《ネタバレ》 最初から最後まで、実は全部バーディの演技なのではと疑って見てしまいましたが、そうでもなかったようです。 ラストシーンは最高によかった。あの続きが見たくなった。 ですが映画はつまんない。面白くない。 現在のバーディ、過去のバーディ、両方にイライラしてしまい、なぜアルがバーディに対してそこまで友情を感じることができるのか、それもよくわからない。 僕には合わない映画でした。 [DVD(字幕)] 3点(2011-09-05 11:25:21) |
163. パラダイム
なんか普通でした。怖くはないですね。別に不気味でもないです。むしろ、ラスト30分くらいまではちょっと退屈でした。 [DVD(字幕)] 3点(2011-07-07 15:58:52) |
164. 花とアリス〈劇場版〉
《ネタバレ》 ちょい役多すぎ。時間長すぎ。そして何より、記憶喪失ひっぱりすぎ。終盤まで記憶喪失ひっぱるとは思っていませんでした。その斬新さと蒼井優の愛らしさに3点。 [DVD(字幕)] 3点(2011-07-07 15:02:22) |
165. パリ、テキサス
うん、わからない。この映画の良さがわからない。この内容で2時間以上にする必要があったのかな。ハンター君は7歳なのに精神年齢が異様に高いですね。ぼくは7歳の頃怪獣大百科にはまっていました。えらい違いです。 [DVD(字幕)] 3点(2011-07-05 17:24:28) |
166. her 世界でひとつの彼女
《ネタバレ》 意味わかんねー。肌に合わねー。自分は昭和の男で田舎物だー。もうね、肌に合わないというのがぴったりです。そもそもこの主人公に共感がもてないし、登場人物の誰も好きになれない。『嫌い』ではなく『好きになれない』。それはOSのサマンサ含めてなんですが、どうもこの人たちに興味が湧かないんです。魅力に欠けるのかなー。 いや、サマンサ、最初は良かったんです。ただ最後まであくまでOSらしくいてほしかったのです。突然感情的になるシーンがあるんですが、そこで醒めてしまって。OSなんだから、どんな酷い言葉を浴びせられても冷静に対処してほしかったです。でないと、OSという設定が死んでしまう気がするのです。 サマンサが『OSという仕事』と『彼女』の二役を演じる設定は斬新で面白いと思います。奇抜なアイデア。だからこそ、ストーリーはもっと単純明快でいいのでは? 内容に対して尺が長すぎるのも気に食わない。何度中だるみしたことか。OSがセオドアの代筆手紙を出版社に送るエピソードは好きなんです。そーゆー人工知能を持つOSにしかできないサクセスストーリー的要素をもっと入れ込んでくれたほうが好みです。 サマンサが自分の肉体の代わりにイザベラを連れて来るエピソードなんかやばすぎで面白い。1つ1つのアイデアは抜群に良いのに、なんで映画としてこんなにつまらなくなってしまうのか不思議。 ・・・私の感受性の問題でしょうか。 ねえ、なんかこの映画っていろいろと余計なこと考えすぎじゃない? [ブルーレイ(字幕)] 2点(2020-05-07 00:17:09)(笑:1票) (良:2票) |
167. ハウス/HOUSE(1977)
今から35年前の映画なんですよねー。それを考えると、すごく頑張って作りましたって感じが伝わってくるのですが。 しょぼしょぼ映画です。っていうかこれ映画なんですかね。 ドリフみたいです。 [DVD(字幕)] 1点(2012-04-11 12:51:42)(笑:1票) |