1. パラダイス・アーミー
思いついたまま書き散らかして見直ししてなさそうな脚本が酷い。お目当てビル・マーレイは二枚目でもなく三枚目でもなく魅力ゼロ。EM50の見た目お粗末さは本作に相応しく「あほくさ」脱力。コメディらしいのですが1秒も笑えずお開きとなった駄作でありました。 [DVD(字幕)] 3点(2023-03-11 00:58:32) |
2. パリ、テキサス
弟夫婦に一言の礼も詫びもなかった私的人間のクズ確定のトラヴィスに反吐が出る。ダラダラ間延びした展開にも閉口。物語で浮いてしまってるような異常な程の美しさであるナスターシャ・キンスキーとアメリカの広大な風景に点数を。 [DVD(字幕)] 3点(2022-11-16 02:02:36)(良:1票) |
3. パリ警視J
齢50歳ジャン・ポール・ベルモント「歳なんだからこんなに走らすなよ」の台詞とは裏腹なご意見無用アクションシーンの数々。無理筋ストーリーを考えるなベルモントを感じろな作品であってそこらへんの俳優とは違う大スターのオーラにウットリ。行きつけのお店は閉まっていたのでおうちで一盃、余韻に浸りました。あぁ、嬉し。 [映画館(字幕)] 7点(2022-09-19 11:07:02) |
4. ハーレム
現時点で「この世にこんな美しい人がいてるのか!」ランキング4位のナスターシャ・キンスキーは絵的に掃き溜めに鶴状態で点数の全て。悲しいかな脚本と演出も掃き溜めで演技のしようが無いのでしょう。かなりなコケ具合。残念無念(泣)超絶駄作であり、ベン・キングズレー共々出演理由を知りたいところです。 [DVD(字幕)] 3点(2021-02-08 02:21:54) |
5. パッション・ダモーレ
《ネタバレ》 特殊メイクでもって作り上げられた醜女フォスカ。容貌以上に醜いのは性格で観るに堪えない聞くに堪えない姿にゲンナリ。窮め付けは列車に乗り込んできた死神のような姿で殺意が湧き上がる。ベルナール・ジロドーとジャン・ルイ・トランティニャン(お目当て)が霞んでしまったヴァレリア・ドビチの熱演が特筆もの。後味悪過ぎる結末に「ヘンなもの観てしまった」感でグッタリ。 [DVD(字幕)] 3点(2018-09-15 12:41:08) |
6. バイオレント・サタデー
クセがすごい面々の中でジョン・ハートの存在感が突出しています。 始終微笑みを浮かべて画面を傍観している(だけ、アクションは担当外)彼が本性を表していく様子に怨念の深さを感じさせられます。 私怨が晴らせたのかどうか分からない等、脚本がお粗末だったのが残念なところです。 [DVD(字幕)] 6点(2018-04-06 16:36:36) |
7. バンカー・パレス・ホテル
トランティニャン出演以外の知識なく鑑賞。スキンヘッドのアンドロイドチックな存在感は流石で魅入りましたが、お話は退屈そのものでした。エンキ・ビラルの世界観が好きな方には見応えある作品なのでしょう。 [DVD(字幕)] 4点(2018-01-24 15:13:36) |
8. バベットの晩餐会
姉妹の凛とした生き様、バベットの超一流料理人のプライド。三人に心まで貧しくなるなと教えられます。ローレンスの告白は切なく胸が詰まりました。 [DVD(字幕)] 7点(2016-03-06 01:45:30) |
9. 八月の鯨
《ネタバレ》 老い先の短さの恐怖と寂寥が刺々しさに表れる目を患ったリビーの心変わりは、老い先が短くとも折り目正しく前向きに日々を送るセーラとの絆の深さがあればこそ。胸が熱くなりました。ベティ・デイヴィスの迫真の演技とリリアン・ギッシュの貫録の演技に大喝采。 [映画館(字幕)] 9点(2013-05-07 22:44:17)(良:1票) |
10. ハンター(1980)
もうちょっとどうにかならなかったのかと思うしょうもない話であってもマックィーンは絵になっていました。これぞ銀幕の大スター。永遠の大スター。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-09 21:28:04) |
11. バカヤロー! 私、怒ってます
シリーズ中では本作の安田成美、大地康雄、小林薫の耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ姿とそれが決壊する姿のみ今も鮮明な記憶があります。 [地上波(邦画)] 7点(2010-05-04 10:44:54) |
12. 薔薇の名前
謎解きの部分は「ゼルダの伝説」がフッと頭をよぎったりと興味をそそられ、犯行動機と考えられる笑いと権威について考えさせられる部分がありました。しかし、時代背景の知識を持っていない為なのか、荒涼とした舞台でのグロテスクな描写に対する激しい嫌悪感がそれらを上回った作品でした。 [DVD(字幕)] 3点(2009-10-09 01:19:07) |
13. バトルランナー
小悪党の司会による悪趣味なテレビ番組及び深く物事を考えずに熱狂する観衆を皮肉っているのでしょう。したがって、全編を貫くアホさ加減が中途半端でない事は本作にマッチしています。デイモン・サブゼロ・バズソー・ダイナモ・ファイヤーボールの脳みそが欠如した面々の中で、とりわけダイナモは空前にして絶後のキャラクターであり、忘れじの(忘れてしまいたいのに忘れられない)爆笑オペラおやじです。結構楽しめる作品です。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-19 00:27:35) |
14. 針の眼
《ネタバレ》 任務を遂行するために邪魔者はためらい無く削除するヘンリーが、指を切り落とされながらもルーシーを傷つける事無く死んでいったのは彼女を愛していたからでしょうか。ルーシーはデイビッドに愛されなく、淋しい心を癒されたくヘンリーに惹かれていったのでしょうが、デイビッドの亡骸にすがる様子や、ヘンリーにとどめをさした姿から、愛した人はデイビッドだったのですね。荒涼とした風景が三人の心模様を浮き彫りにさせているように感じました。ドナルド・サザーランドが時折見せる笑顔が、何とも物悲しかったです。 7点(2004-09-29 23:10:08)(良:1票) |