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1.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
好きな人は死ぬほど好きなこの映画、そんなに良いのかと思って観てみました。 ・・・これは「巨大ロボットが人類の命運を賭けて怪獣と戦う」という言葉を聞いただけでワクワクできる人にぶっ刺さる映画ですね。自分はどうもそうではないようなのでスルスルと流れて行ってしまった。  まあ普通に突っ込みたい所はありますよ。菊地凛子はなぜ日本語をしゃべる時だけあんな演技なのかとか(これはこの人やこの作品に限らず日本人が出るハリウッド映画全般に感じる違和感。なんでだ?)。巨大ロボットを2人でシンクロして同じ動作をしないと動かせないヘンテコ設定とか。  そしてなにより「カイジュウ」。こいつらは人間に仇をなすためだけに行動していて、例えば初代ゴジラのような、自分の衝動で動いている自立した存在ではない。このあたりのあちらの映画にいつも出てくる人間視点的モンスターの描き方には底の知れた感じを抱いてしまう。  しかしそういった映画の出来以前に、2022年4月の情勢でこれを観ると冒頭から違和感が拭えなかった。現実の人類は「未曾有の脅威に対して一丸となって戦う」ことはできない。それはせいぜい国単位までの話であって地球単位ではできない。たとえイェーガーがあったとしても、人類にはそういう能力はない。  これは夢物語だ。そりゃ当たり前と思うだろうが、問題はその「夢」に現実を映す力があるのかということ。特にこの映画では人類の為に勇敢に死んでいく人々が描かれるのだが、現実の状況が頭をよぎるとそれに感動するより怖く感じてしまった。  映画としてはよくできているしここに挙げた問題もデル・トロのせいではないのだろう。問題は現実の「人類」の方にある。そしてそれを理解する必要もあるのではないか。この映画を観て。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-04-12 20:48:04)
2.  バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生 《ネタバレ》 
あ゛~~~~~~~、うぜえ(笑) 始まってから延々続く思わせぶりなシーンと演出?これまさか2時間半続くの?続くんだよ、それが。そりゃ演者の演技は良いですよ。感動的なところもありますよ(ロイスのエイミー・アダムスは泣くシーンで泣いてなかったがいいのか?)。アルフレッドとレックス・ルーサーの再解釈も面白い。どっかで見たような感じではあるがな。  しかしほんとずっと重々しいの。重いじゃなくて重々しい。わけのわからない怪物でやっと軽くなりワンダーウーマン登場で文字通り救われる。しかしその後がまた長い。まったくこの種の自家中毒を止める奴はいないのか。  クリストファー・ノーランとザック・スナイダーとハンス・ジマー、こいつらは生真面目でディテールにこだわりセンスがある。だけ。才能のある奴を野放しにするのも問題があるな。誰か「権力者」が無理やりぶった切った100分くらいの「アンディレクターズ・カット」があったらちょっとはマシになるんじゃないの?  良かったのはバットマンが悪人どもを惨殺しまくるところ。そらそうでしょう。この世界でこの状況ならそうなるでしょう。神の殺しvs悪魔の殺し。「不殺のヒーロー」とかいうレッテルにこれでもかと嫌がらせしまくるのは痛快だ。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-11-01 01:35:04)
3.  ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
スター・ウォーズ(以下SW)というシリーズには新作が出るたびに「こんなのSWじゃない」と喚くおじさんおばさんが大量発生するのだが、そんな話をします。  まず序盤の風景からして違和感がある。と言うか現実世界と違和感がない風景がSWに現れるという違和感。港湾施設にトラス構造の鉄骨建築。物理法則と経済効率で造られた見慣れた光景をこの世界に出してはいかん。そもそもSWは舞台を「はるかな過去」に設定した時点でSFではなくファンタジーなのだが、制作陣はSWをSFだと思って現実性のあるテクノロジーを描こうとしたのではないか。ファンタジー世界の確立に必要なのは現実感より様式感だ。  その様式だが、この映画はエピソード4の少し前の時代を描いているが「第二次世界大戦前」の様式なんだね。SWの世界は善意と鍛錬、でなければ暴力と恐怖が統べる。例えば帝国は皇帝個人の直接的な力で支配している。ところがこの映画で立ちはだかるのは戦争や差別や官僚主義といった近代的な「システム」。Ep4の「少し前の時代」を描こうとして現代の「少し前の時代」を描いてしまうのはいくらなんでも想像力なさすぎだろう?  ストーリーは敵かと思えば味方、味方かと思えば敵のどんでん返しばっかりで少々安直。そして主要登場人物がずっと変な作り笑いをしている。というかこの作品は(ルーカス時代と違って)役者の演技が良いディズニーSWにしては演技がみんな駄目。チューバッカまで大根に見える。特に主演のオールデン・エアエンライク、片口上げるハリソンスマイルやったのは序盤一回だけだよな?そんなに難しいか?  そもそもハン・ソロは肝心な時に「俺のせいじゃない!」と口走るような奴だぞ。なんかディズニーはハン・ソロの存在を支離滅裂にしてしまったね。そもそもこの映画の脚本はSWじゃなくて普通の現代劇で作ればよかったんじゃないの?ディカプリオ主演とかで。そしてもういい加減ローレンス・カスダンが『帝国の逆襲』を再現してくれるという幻想は捨てよう。
[DVD(字幕)] 4点(2019-09-24 23:27:03)(良:1票)
4.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 
SFアクション映画と思わせて青春コメディ?な序盤。どのシーンもきっちり作られていて各演技が優れていておまけに編集のテンポも良い。だから本筋がよく分からなくなるほどだが、この高品質な満艦飾がいい感じのデタラメ感を持っていてかなり愉快。  30分過ぎからはエイリアンとの闘いに収束していくが、CGIの出来にややばらつきはあるものの破壊の表現などはかなり良い。侵略的異星人を単なる嫌がらせ役ではなく理解不能の存在に描いているのも良かった。各キャラクターもしっかり活躍させておいてかつ主役を食わない程度にひっこめるシナリオの妙がある。重厚なBGMとハードロックを組み合わせる音楽もセンスが良い。  古戦艦と古英雄の活躍とかカタルシス要素をしっかり盛り込んで実によく出来たエンタメ映画なのだが、しかし中身は、ないよね。作家性のなさというか、指揮者不在のフェスティバル楽団。「祭り映画」という評も頷ける。楽しいので人には勧められるが、しょせんレジャー映画というか、自分の映画体験としてはこれで2時間楽しむなら別のことしてもよかったね、と思えてしまう。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-08-16 21:53:16)
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