1. バケモノの子
《ネタバレ》 一郎彦が暴走したあたりから物語に自然な流れのようなものが失われて、胡散臭さが匂ってしまい、物語に入り込めなくなってしまった。おまけにこれまでの細田作品と比べると新鮮さが欠けている。それでも十分に良い作品だとは思うけれど、ついついハードルをあげてみてしまうから、期待との落差でがっかり感は否めない。 [映画館(邦画)] 7点(2015-09-06 22:59:55) |
2. ハンナ・アーレント
人種差別を批判することと同胞への愛を訴えることは突き詰めれば同じことである。だが多くの人たちはそのことに気づかない。正義というのはどこまでも客観的であろうとすることなのかもしれない。少なくともハンナ・アーレントという聡明な思想家は一貫してそうあろうとした。愛と正義は違う。私的な場では主観的な愛に殉じても、公的な場ではただただ客観的な正義に殉ずるのみである。だからこそ彼女は「友人は愛してもユダヤ人を愛したことはない」と言ったのだろう。この映画はハンナ・アーレント哲学を紹介するものではない。批判や疎外に屈することなく自らの正義を貫いた一人の女性の生き様を描いた作品である。 [DVD(字幕)] 7点(2015-02-16 09:54:51) |
3. パシフィック・リム
ロボットVS怪獣って発想は安易だけど、そういえば今まであんまり無かったかも。それにしてもどうしてこの手の映画というのは必ず物語の終盤で演説シーンがあるのか・・。決まってなんかかっこいい台詞を言って、皆で「うおーー!」って叫ぶというこのおなじみのパターン。やっぱどうしてもやりたいんですかね。今回はそんなたいしたこと言ってなかったけど。とりあえず映像は迫力があった。ロボットの操作の仕方が子供向けの戦隊ものを彷彿とさせるような動きでちょっと面白い。でもストーリーが「何かもう飽きたわ~っ」ていうくらいの王道展開で面白くもなんともない。頭空っぽにして見る分にはいいんじゃないですかね。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-24 03:35:08) |
4. ハート・ロッカー
期待以上の内容でした。変に観客に媚びた演出がなく、そういった意味ではリアリティを適度に感じられる作品だったと思います。銃をひたすら撃ちまくっているだけの戦争映画に比べれば観る価値はあると思います。 [DVD(字幕)] 8点(2010-11-25 05:22:14) |
5. パラノーマル・アクティビティ
《ネタバレ》 終盤怖かった・・。徐々に盛り上がってくる展開が良かったですね。怖がらせるポイントをよく押さえてあります。一体どういうオチが待ってるんだろう・・と思いきやオチはなし。オチがなければ、何をしてもよいということでしょうね。ある意味、そういった利点を最大限に活用した作品だと思います。上手いといえば上手い。卑怯と言えば卑怯と言うことになるのでしょうか・・。 [DVD(字幕)] 6点(2010-07-15 04:18:08) |
6. ハンコック
評価できるのは設定だけですね。他はもう並としか言えない出来だと思います。 ウィル・スミスがでりゃあ良いってもんじゃない。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-10 03:15:17) |
7. バイオハザードIII
やっつけ仕事か?って思った。これを撮るためにシリーズ化までする必然性が一体どこにあるのだろう?そもそもこれのどこがバイオハザードなんだと。バイオハザードの最大の特徴でもある恐怖というものがこの映画から少しも感じ取れない。ただのどこにでもあるアクション映画に成り下がってしまった。製作者全員もっかいバイオハザードやってこい。 [DVD(字幕)] 4点(2008-04-17 05:38:27)(良:1票) |
8. ハンニバル・ライジング
絶大的な存在感を持つレクターの過去を描いた作品ですが、この程度のありがちなエピソードでは彼の知性と凶悪性がいまいち表現できてなかったんじゃねえかと思います。映画史上1,2を争うほどの名悪役であるレクターの評価を上げるものではありませんでした。少しがっかりです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-09-04 03:55:22) |
9. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
この爽快さがジョニー・デップ、もといジャック・スパロウ。。前作よりもコメディ要素が強くなってる感じ。まずまず。 [映画館(字幕)] 6点(2006-09-23 23:54:29) |
10. ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
《ネタバレ》 この手のオチ最近多すぎだと思うが・・。まあオチに気づかなければそれなりにおもしろいと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-04 00:27:36) |
11. HANA-BI
北野映画にはやっぱ、どことなくお笑いのセンスを感じるところがある。あと登場人物、特に主人公は、何を考えてるかわからないというキャラが多い。この映画の真意はわからないけれど非凡なセンスをもった監督であることは十分に伺える。観る価値はあると思う。音楽もよかったし。久石さんGOOD。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-04 02:01:21) |
12. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
最後のオチが良かった。最後の場面で、主人公が過去に戻ったときに、彼女に言う言葉にやられた。切ない。切なすぎるぜ。それがまた感動です。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-04 20:56:12) |
13. バック・トゥ・ザ・フューチャー
話のからくりがうまくできてる。現代の事柄が過去といろんな形で繋がってておもしろい。お笑いの天丼の技法みたい(謎。ツッコミどころはあるにせよコメディだからご愛嬌。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-21 18:26:16) |
14. バイオハザードII アポカリプス
前作よりアクションシーンは断然いい感じ。でも結局想像以上のものではなく、見終わった後がまあこんなもんだね~ってな感じでちょっと不満。 6点(2005-02-11 21:11:42) |
15. パッション(2004)
異質な雰囲気の映画。ストーリー展開が黙々と進んでいって単調。延々と拷問シーンと回想シーン。しかもスローモーションが多い。でも7点。 7点(2004-12-25 18:53:02) |
16. ハウルの動く城
テーマは愛なのかな?話が突発的でプロセスが不十分という批判が結構あるらしいけど、個人的には愛の力の凄さを表現したものなんじゃないかと思う。愛にはNO REASONで何かを変える力がある、愛はNO REASONで生まれるものだ。そういうことじゃないかな~っと。 まあキャラクターや魔法、世界観の描き方は相変わらず最高です。特にハウルのキャラがいい。さすが宮崎さんです。 [映画館(字幕)] 9点(2004-11-28 14:15:30) |
17. ハリー・ポッターと秘密の部屋
これだけ原作が有名だとどう評価していいのか難しい。まあ原作読んだ人も読んでない人も楽しめる内容になってると思います。 7点(2004-10-18 23:35:46) |
18. パッチ・アダムス
この脚本家はユーモアってものを凄く強く感じさせてくれる。セリフが一味違うなあ。おもしろおかしい言い回しがグッド。 7点(2004-09-04 01:42:24) |
19. 母の眠り
なんというか目立たない良さがたくさんあった。よかったですよ。特に感情の表現は凄くいい。7点とは名ばかりの7.5だね 7点(2004-05-15 14:09:15) |
20. バウンド(1996)
ウォシャウスキーということで観ちゃった。結構おもしろかった。ストーリーが特によかった。監督としてはやっぱマトリックスにくらべるとまだ見劣りがするけどスリリングな展開にドキドキ。ミッキーが一瞬アンソニーホプキンスにみえたのは俺だけですか?ミッキーいいなあ。何がいいって名前がいいな。 6点(2004-04-30 02:15:01) |