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かわまりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 296
性別 女性
ホームページ https://kawamari7.hatenadiary.com/entry/2021/09/03/221816
自己紹介 取り締まる法律が必要な(1)XX中毒。生まれた場所のせいで3歳で兆候が現れ、13歳で表彰状物の重症に、今ではより強い刺激を求め(2)X屋の中だけではなくこのサイトに出没、ネットで(3)XXXXXXがないかと探し回るのに誰も助けてくれません。KW = 「かわまり」「はてなブログ」で原子力開発関連の「プロメテウス達よ」と19世紀ヨーロッパを夢と詩で描いた「黄昏のエポック」を公開しています。  (Xの数に文字数が一致する言葉を入れてください。)

空欄の答え:(1)XX=「言語」、「活字」も可、(2)X=「本」、(3)XXXXXX=「読める外国語」、キリスト教国際病院で生まれ、宗教は仏教。

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1.  初恋のきた道
画面のきれいなことと出演者の服装や髪型のダサいことに感銘!主人公を演じるチャン・ツーイの格好なんて今の中国では農繁期の農村の女の子でもしないのでは?現在の場面がモノクロに近い青系統で、昔の場面がオレンジ色が中心の暖色系等でまとめられているのも心憎いです。わたしは小中学校時代を教師がすごく尊敬されている某県で過ごしたので女の子が若い先生に憧れる気持ちはわかりますが、嫁=労働力だった当時の中国の農村では18歳というのはすでに適齢期ちょっと過ぎの年増かもしれません。加えて主人公が文盲だということ・・・共産党が支配する前、学校の数も少なかった中国の大半の農村では子供を野を越え山超えで学校に通わせることができたのは地主か豪農くらいだったはずで、本作品で描かれている恋愛は今の日本や中国ではもう消滅してしまったタイプの身分違いのロマンスなのです。昨年建国60年を迎えた中国の共産党支配には批判もありますが、文字を簡略化し、農村に学校を建てて識字率を上げたことや都会の公園や公共施設から「犬と中国人は入るべからず」の立て札を一掃したこと(植民地化を止めたこと)はすごい功績です。この作品の題名にある「道」というのはただ単に個人の青春の軌跡を意味するのではなく共産党支配後の中国がたどった長い道も指していて、この映画は中国の若い人たちに「こんな時代もあったんだ。」と過去を振り返らせる大きな役割を果たしていることでしょう。でも、わたし個人としてはチャン・イーモウ監督作品の中で近い過去を振り返っている一群のノスタルジー映画の中では家や私娼の問題を通して人間性に鋭く迫る「菊豆」や「紅夢」のほうが評価しやすいです。
[DVD(字幕)] 7点(2010-06-14 02:52:37)
2.  ハムレット(1996) 《ネタバレ》 
古典中の古典で今まで何回も映画化されてるシェクスピアのハムレットとなれば他の作品と比べての出演者の演技と演出だけで点数をつけざるを得ないので点数は辛めです。冒頭の王宮シーンから「これはバッキンバムかベルサイユか?」といった感じで原作が想定していた中世デンマークではないのは明らかで衣装なんかが19世紀風なのにはすぐ慣れましたが、頻繁に挿入される回想シーン(王の殺人シーンからオフィーリアのベッドシーンまで!!)には辟易させられました。先王の幽霊が現れるシーンなんかはまるでホラーでした。ハムレットを初めて映画化したローレンス・オリビエが独白シーンをナレーションにして(今の私たちには斬新でさえありませんが)センセーションを巻き起こしましたが、これではちょっとやりすぎです。ブラナーの演技はまあまあでしたが、コメディーのほうがあっているかもしれません。貴公子のローレンス・オリビエと道化師に徹したメル・ギブソンの真ん中で中途半端という感じ。19世紀の上流社会の舞台設定にパッチワークのような手法が合わなくて変でした。王国の話ではなく現代ニューヨークのコーポレート・エリートの話に変えてしまったイーサン・ホーク主演のバ-ジョンほうが好きです。
[DVD(字幕)] 5点(2009-02-14 13:14:32)
3.  ハムレット(1990)
主演のメル・ギブソンと言えば、監督作品の「パッション」は大嫌いな作品の筆頭で、アカデミー作品賞を受賞した「ブレーブハート」は途中でつまらなくなって見るのを止めたほどなのでこの作品はどうかな、と思っていたのですが、人間の思考の厚さと深さを独白だけではなく体全体で表現するメル・ギブソンの演技は素晴らしかったです。ゼフィレッリ監督はオペラの映画化を多数手がけていて映像の美しさに定評があるので、彼の監督だと軽くなってしまったら・・・というのも余計な心配で、美しい映像は他作品と同じながら、俳優陣の演技とチームワークが重厚な作品を作り上げています。あの世にいるシェークスピアもこれなら満足ではないでしょうか。脇役ながら作品の質を決定するという母ガートルートと恋人オフィーリアの演技にも脱帽しました。ただ、父王の幽霊があまり怖くなかったのが残念でした。愛する息子の前に出るのだから生前と同じ温厚な姿で、というのは納得できないわけではないですが、昼間は地獄の呵責に堪え、夜になるとさ迷い出てくるのにはそれなりの理由があるのだから、四谷怪談並みとまではいかなくても、もう少し恨めしそうに出てほしかったので-1点とします。この役は初演ではシェークスピアが自分で演じています。ローレンス・オリビエと比較して本作品のメル・ギブソンには皇太子らしい気品が欠けていると感じる方がいると思いますが、シェークスピアが描こうとした「悩める道化」としてのハムレットが強調されているようです。ゼフィレッリとメル・ギブソンがオリビエ版を意識していないはずがなく、わざと違う解釈で作っているようなので、どちらが採るかは好みであって優劣はつけられないでしょう。「ケイト・ウィンスレットが好演ながらオフィーリアのイメージではない。」と言うコメントが複数ある1996年版は未見ですが、他配役が興味深いので是非見てみたいです。
[DVD(字幕)] 9点(2005-07-10 01:52:08)
4.  バードケージ
アカデミー賞授賞式で助演男優賞(グッド・ウェル・ハンティングの精神分析医役)を受賞してうれし泣きしていたロビン・ウィリアムズの姿が忘れられなくて彼が出る映画はみんな見るようになり、封切り後かなりたってからこの映画を見ました。やはりウィリアムズは貫禄十分で「俺はこの道二十年、いまさら職業をごまかすなんてできない。」と、いいながらも息子の懇願に折れるところとか外交官にばけて二重に演技するところなんかが印象に残っています。でもこの作品で一番功績があるのはアルバート役のネーサン・レーンでしょう。舞台を主に活躍していたせいか映画ではあまりお目にかからなかった俳優さんです。彼のテナーともボーイ・ソプラノともつかないきれいな声の歌唱力もさることながら、「日常的に女性らしく振舞うためにはこんなしぐさをするといい。」というお手本を示してくれます。日本の女性の少なくとも半分はお手本にすべきかもしれません。あとはドタバタも含めたコメディーで私は結構笑いました。
7点(2004-04-14 13:39:39)
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