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プロフィール
コメント数 542
性別 男性

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  八甲田山 《ネタバレ》 
八甲田山という映画がある事は以前から知っていましたが、シベリア遠征のための訓練の話だとは知りませんでした。 確かに苛酷であるのは容易に見てとれるのですが、訓練の話となるとどうしても面白さを割り引かざるを得ないという気がしてきます。 映画の序盤で、これから過酷な地に向かうという事もあり、その前フリがあらゆる場面にちりばめて出てくるのが映画を盛り上げるのに生きていたように思えました(若干演出過剰気味ですが)。 まず、トップの人間から困難な任務であることを聞かされたり、麓の村民からも無理だと諭されたり、また、神田大尉の奥さんに食事を日程分よりも多く入れておいてくれという台詞からは彼が内に秘めている悪い予感が的中することを暗示させていたりして、入山前から並々ならぬ緊張感を漂わせていて実に面白いです。 更に、山田少佐が村民に対し案内は要らんと拒否する一連のシークエンスの間、神田大尉の背中を映し続けるカメラが彼の受ける絶望感や悲壮感を静かに炙り出していて、ここが自分にとってこの映画の中で一番好きなシーンです。 映画のほとんどが雪の中での過酷な状況である中でも、ひときわ群を抜くのが雪崩のシーン。人工的に作り出したのだとしても、ここは本当に命懸けであっただろうし、更には、物語の中で夜を越す場面ではテントも張らずにただ雪洞を掘ってそこで立って寝るだけというのが、昔の人は凄いなぁとこの映画で一番驚かされたところです。
[映画館(邦画)] 7点(2014-11-15 22:02:23)(良:2票)
2.  遥かなる青い海 《ネタバレ》 
ストーリーの冒頭にタナイ少年が治療を受けるシーンがあり、最後に核実験の犠牲になるというストーリー構成となっていますが、自分の解釈としては彼はそこで亡くなったのではなく、かろうじて生き延びて保護された(最初のシーンに戻る)、と捉えました。 ですので、ストーリー構成をあのように時間軸を逆にする必要は感じられず、基地を脱出して再び自由な海へ旅立って行く、という終わり方で問題なかったように感じられました。 主人公のタナイ少年はポリネシアの言葉しか知らず、出会った人々と言葉を交わすことなく交流していましたが、これが必然的に映像のみで表現することにつながり、まるでサイレント映画のような作品に仕上がっていたことが良かったと思いました。 心情表現も、少年の言葉で「喉が渇いた」とか「痛い」とかを言うことはせず、皮膚に水分が行き渡っていない状態を映像で見せるにとどめたり、うめき声を上げる程度に抑えていましたし、恐怖心を体を丸めることで体現していたり、島でいろいろと助けてもらい感謝の意を表す際もポリネシアの言葉を使う事すらなかったところを見ると、徹底した言葉の排除を窺い知ることができると思います。 勿論、魚を獲って「獲ったど~!」とか言われたら白けること間違いなしですし(笑)、女に向かって「愛している」などとのたまおうものなら失笑どころか怒りすら沸き起こってくるかもわかりません。 また、この映画の大部分を占める海のシーンがとても良く撮られており、タナイ少年が銛を持って海の中を泳ぐシーンや鮫を後ろから至近距離で捉えるカメラも良い仕事をしており、海の上のショットにおいても、鮫と格闘するシーンなどは、両者が同一画面に収められたショットはほとんど見られなかったにもかかわらず格闘時のスリルや切迫感などがしっかりと表現されていて、カット割りなどの編集作業でも良さを感じることができると思います。 同時に、言葉で表現する場面がない分、少年の心情を抉り出そうとするクローズアップが多く見られたのも、教科書通りの正しい用い方で、これまた良い仕事をしているように感じました。 音楽についても、エンニオ・モリコーネの名前がオープニングでクレジットされているので、意識して耳を傾けてしまいそうになりますが、物語や映像よりも前に出ることはせず、程良い塩梅で心に沁み入る感じです。
[映画館(字幕)] 7点(2014-03-29 11:48:48)
3.  ハッスル(1975) 《ネタバレ》 
ロバート・アルドリッチ!俺はオマエを許さん!!フランスを代表する超大物女優カトリーヌ・ドヌーヴに「イッてもいいわよ。わたしもイキそう・・」などという卑猥なセリフを吐かせやがって(怒)! それに、あのストーリーは何なのだ???テンポが悪い、間が悪いと言ったらありゃしない! 娘の遺体を見せられたオヤジが警部を殴るシーンも全然オヤジの心情が表現されておらず、あっけらかんとした殴り合いには「ナニやってんだコイツら?」くらいにしか見れない。 織物工場で相棒が窓から忍び込んでくるシーンも、どの位置から入り込もうとしているのかが読み取れないため全然緊迫感を出し切れてなく、また、美人でもない脇役女優をアップで見せられるのは苦痛以外の何物でもない。メインキャラ2人の対話の内容ときたら洒落心もウィットもない、実にセンスに乏しい台詞ばかりで観ているこっちが恥ずかしくなってしまう(“ビンゴ”にはセンスの欠片も感じられないし、他のシーンで使いまわしすぎてかなりウザイ)。 ところで、「カトリーヌ・ドヌーヴ~フランス映画を変えた女優~」と銘打ってこの映画を上映していたので、当然大好きなフランス映画かと思い観てみると、全然とんでもない!思いっきりアメリカ映画ではありませんか!フランス映画を期待して観てみたらアメリカ映画だった・・・って、これは痛かった!しかし、観終わってからよくよく考えてみると、“HUSTLE”って英語じゃん!!!私がバカでしたm(_ _)m
[映画館(字幕)] 3点(2009-11-04 00:54:16)(笑:1票)
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