1. 挽歌を吠う狼
作品は昔風の硬派な刑事アクションという趣でチョウ・ユンファが悪役の殺し屋として主演(?)ダニー・リーなどのちに有名になる役者が何人も出ていて、初々しい姿を見ることができるという点では貴重だけど作品としては特に見るべきところはなかったと思う。ユンファの演技はさすがにうまいんだけどね。 [ビデオ(字幕)] 4点(2013-04-29 23:51:08) |
2. 白昼の暴行魔
《ネタバレ》 海辺の別荘で合宿を行っていた女教師と女子学生たちが逃げ込んできた三人の銀行強盗に…という何やら起りそうなシチュではあるけど、女性陣と銀行強盗グループの間の空気が終始のほほんとした雰囲気で、緊迫感はほとんどなし。肝心なところも肝心なところを見せずに顔面ドアップだけとかなりあっさりしていて、総じて伊映画にありがちな中途半端な作品だった。クライマックスは一番マトモなリーダー格の男が「俺は何もしなかったのに何故だ!」と叫びながら撃たれるんだけど、その後追い討ちかけるように全員から鈍器でフルボッコと三人の中で一番悲惨な殺され方をするのはあんまりだと思った。 [DVD(字幕)] 4点(2009-11-14 21:55:07) |
3. ハード・ターゲット
“ジョン・ウー監督のファンが撮ったジョン・ウー映画” って感じですな。 銃撃戦は派手ですが、裏を返せばそれだけの作品。 魂に訴えてくるものは何も無い。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-22 03:13:46) |
4. バトルクリーク・ブロー
ジャッキー・チェンが『燃えよドラゴン』のスタッフと組んだアクション巨編!!…とこう言うと凄そうだけどロバート・クローズ自体がB級監督なので、結局はB級どまり。敵はデブ、ハゲ、ヒゲのいずれかが必ず特徴になってるようなメタボばっかで案の定緩慢なウスノロばっかだし、そのせいかジャッキーのカンフーもスピード感やキレなし。一番の欠陥点は心の底から「凄い!」と思わされるような危険なスタントシーンがまるで無いこと。ジャッキー・チェンのアクションの醍醐味が全く味わえないのにハリウッド進出じゃあへったくれもないでしょ。失敗したのも頷けるわな。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-01-22 01:51:11) |
5. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
元になったアトラクションが大好きだし、面白そうだったので見たのですが、大ハズレ。 ストーリーは普通だし、テンポも良いとは言いがたい。 ことに海賊ものなのにロマンが全く感じられないのは痛い。 ファミリー向けといえばそれまでですが、いかんせん私には刺激が弱すぎた。 ストーリーの肉付けがイマイチなのも原因の一つでしょうが、主演がジョニー・デップというのが一番の痛手。 彼が扮するジャックは確かに格好良いのですが、海賊船の船長として見るとどうも物足りない。 せめてジャックが『宝島』のシルバーぐらいのクセモノぶりを発揮していればなお良かったんだけどなぁ・・。 まあ、いろいろ不満はありますが、アトラクションの名シーンを映画で再現してくれたのは嬉しかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2004-10-27 18:38:55) |