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ミスター・グレイさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 565
性別 男性
自己紹介 三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。
※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。
※管理人様、お世話になっております。
※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
冒頭、遠隔操作のロボットは頼りなく壊れ、連携のとれたチームから頼りになりそうなガイ・ピアースが直に爆弾処理に向かうが失敗し、彼は死ぬ。この仕事はチームの力量など関係なく常に死と隣合わせのなのだと物語っている説得力のあるシーンです。しかし、主人公のジェレミー・レナーが登場してからは物語もカメラも焦点がいささかブレているように見えます。  例えば、爆弾処理班の物語なのに狙撃戦闘の方が面白くなってしまっていたり、暗がりの追撃シーンはどこで何が起こっているのか良く分かりません。そして何より思うのは、これはまだ序章に過ぎないのではないかということです。極めて危険な仕事であると説明し、平和で退屈な日常に生き甲斐を失い虚無感に駆られ、戦場へ舞い戻っていく…。これは〝戦争とは麻薬〟と最初にわざわざ言ったことそのままであり、物語が始まっていません。防爆スーツに身をつつみ爆弾処理に向かうここからこそが、むしろ本題ではないのかと思うのです。  それからもう一つ、ガイ・ピアースやレイフ・ファインズが登場するにもかかわらず、彼らスターの命も無名の役者同様あっさり奪われるのは、おそらく戦場ではあらゆる者の命が同等であるということなのでしょう。しかしこれは現実を装っているだけで〝映画〟なのです。もちろんリアリティは必要ですが、例えばスピルバーグの「プライベート・ライアン」ではトム・ハンクスご一行の命の方が無名の兵士たちの命よりも重要なのは、映画が虚構であるからです。スターを敢えて退場させるのも一つの方法ではありますが、映画である以上、私はスピルバーグの方を支持します。
[DVD(字幕)] 6点(2012-01-17 18:42:46)(良:1票)
2.  パブリック・エネミーズ 《ネタバレ》 
マイケル・マン監督の作品にはついていけないと思うような箇所もあるのですが(例えば、ネルソンの死に際の白い息が止まるところなどはもっとしっかり見せてほしい)、突如として訪れる素晴らしい瞬間と、格好良過ぎる男のドラマに魅了されファンであり続けているのですが、今回はその瞬間は最後の最後に訪れました。 それはジョニーが映画館に行ってから終幕までで、クラーク・ゲイブルのギャング映画を見るジョニーの表情と外で待ち構えるクリスチャン・ベールの表情、そして助っ人ベテラン捜査官の行動…ここまでくるまでの部分は壮大な除幕式だったとすら思えます。  ジョニーとベールは「ヒート」のデニーロとパチーノと同じように一度しか顔合わせをせず、しかも同じように両者の肩越しから撮られているのですが、彼らはデニーロとパチーノのように共鳴し合わず、ラストでジョニーを見送り一緒にフレームに納まるのはベールではなくベテラン捜査官なのです。このベテラン捜査官は〝伝えてほしい〟などと聞き取れなかったはずのジョニーの言葉を確信を持って〝頼まれた〟と、女のもとへ伝えに行きます。それは彼こそがパチーノであり〝男〟なのだからだと思います。・・・ただ、そこで少し残念なのはこのベテラン捜査官の配役で、登場シーンが僅かなので、エド・ハリスとかガブリエル・バーンとか(あまり思いつきませが;)そのぐらいの役者を持ってきて欲しかったです。そうしないと、どうしたって髭のドン・フライの方が印象強くなってしまいます。
[映画館(字幕)] 8点(2009-12-17 19:07:23)(良:1票)
3.  ハーフェズ ペルシャの詩
何だかよく分からず、文化を理解していないと細かい事までは理解できない作品だと思うのですが、そうでなくともこれは説明的なシーンをほとんど省略してしまっています。その代わりに度々、出てくるのが移動シーンです。似たような風景のなか移動する度に、走るのはもちろん車移動までしっかり挿入してくるのですが、不思議なのはこれがあまり〝移動〟を感じさせないことです。わざとそうやって撮っているのでしょうけど、〝愛からは逃れられない〟って事なのかどうかは不明です(主人公以外の移動もあるので)。  それはともかくとして、麻生久美子さんが登場するファーストショットの美しさなどは素晴らしいですね。民族衣装もよく似合っています。
[DVD(字幕)] 7点(2009-03-06 18:11:51)
4.  バンディダス 《ネタバレ》 
例えば緊張するとシャックリをするサルマ・ハエックが何故にいざって時にクシャミなのかとか、オッチョコチョイな感じの捜査官はここぞというところで何もやらかさないのかとか、はたまたラストのスローモーションシーンとか、かなりいい加減なところがある映画です。・・・しかし、捜査官とお別れをする際の夕日に映えるペネロペ・クルスがとってもキュートですし、キスの件がその最後のシーンまで巧く繋がっていて女二人組に戻るのも合点が行くというものです。それにサム・シェパードの「つるんでるのが楽しかった」なんて台詞がとっても良いですし、ペネロペとサルマのラテン系美女を愛でる作品としては十分です。胸元がはだけた服装で川で腕立てふせしますし、夢のような変態プレイまであるのだっ!…といっても過度な期待は禁物、ポロりはありませんって、これはある意味、本作における最高のネタバレなのだ。
[DVD(字幕)] 7点(2008-08-26 18:45:40)(良:1票)
5.  ハプニング 《ネタバレ》 
静止する人々、髪留めをおもむろに抜く読書中の女性、建設現場で次々と飛び降りてくる作業員たち、木に突進する車、芝刈機を動かす男…などなど自殺者のシーンがとても痛々しくて目を背けたくなります。その自殺を引き起こす前兆が、吹いてくる風、車のルーフにある切れこみ、ブランコでしなる木などで演出されるのですが、シャマラン監督はこういうのがとっても巧いと思います。最後に逃げ込む家の異様さもたまりません。・・・ただストーリーテラーとしてのシャマランのアイディアは枯渇してしまったのかと心配になってしまいます。例えば彼らが守るものはなぜ親友の子供なのかなど十分に機能しているとは思えません。「サイン」と同じように正体不明?の恐怖に襲われる…あるいは「ヴィレッジ」と同じように愛する者のために安全な空間から危険な外へ出て行く…のですが、「サイン」のように神の啓示で、「ヴィレッジ」のように愛の力で乗り切るわけでもありません。まさかシャマラン監督が地球の環境問題を題材にしているとは思えませんので、人知の及ばぬ圧倒的な力を前にした時、ただただ愛する者のそばにいたいということなんだと思います。スピルバーグ監督の「宇宙戦争」では人類は協力してトライポッドを撃破しましたが、本作では集団はダメだと言います。最後には男と女と子どもだけ、純粋に立ち返った時に助かります。だからこそ最後の妊娠関連のシーンがいずれも印象的で良いのです。
[映画館(字幕)] 7点(2008-08-15 18:30:03)(良:1票)
6.  パニック・ルーム 《ネタバレ》 
少々ありきたりな設定ですが、犯人一味が家に侵入してくるシーンの不気味さやパニックルームを巡る攻防戦の緊張感の持続はかなり良いと思います。フォレスト・ウィッテカーが黙々と作業をするところや銃を持ったラウールが暴走し始めるところも怖い。ただ、後半のジョディママが家中を駆け回り反撃にでるアクションシーンは面白味に欠けているように思えます。それは監視カメラによる視点や物音で部屋の様子をうかがうといったパニックルーム本来の機能が使われなくなってしまっているということもありますが、やはりウィッテカーが完全に良い人に傾いてしまっている上に、銃を取られ覆面を取ったら完全に不気味さを失ってしまったラウールの活劇性の無さによるところが大きいです。
[映画館(字幕)] 7点(2008-04-30 18:12:23)(良:1票)
7.  パーフェクト・ストレンジャー(2007)
〝秘密〟というのがキーワードになっているようですが…早い話、人間は、特に男は変態的エロさなのだということが一番言いたかったのかなと思います。というのも秘密がどれもこれも変態チック。人間が社会を営み、そこで適応者として何気なく暮らしていく限り変態ではマズい。だから秘密にして平然な顔をして生きている。つまり世の中に秘密が溢れかえっているというのは世の中に変態が溢れかえっているということの裏返しでしょう。それに、実際に情事シーンが映るのは2回だけでそれも濃厚ではなく短時間だったと記憶していますが、両方とも覗き見というオマケが付いているところがワンランク上のエロさなのです。もちろんエロエロな映画ではないのですが、それはやり過ぎると作り手も変態的に思われてしまうので「この辺りで止めておいて秘密の線でいこうじゃないか」という感じで押し止まったのではないかと思います(勝手な想像です)。  でもまぁそんなことより本作はハル・ベリーに尽きるでしょう。久しぶりに魅力的に撮られています。特に最初の潜入シーンの可愛い仕草は個人的にクリーンヒット!キレイな女性が大人っぽい仕草をすると様になりますが、それより可愛らしい仕草をする方がたまらない!ってこれは変態の域に侵入してますか?ぜんぜん大丈夫…ですよね?あんまり書き続けると私の変態っぷりのボロが出そうなのでこの辺で退散します。 ・・・と、その前にもう一つ気になったことを。何だかこの映画にはお遊びみたいなところがいくつか入っているのですが、例えばパキケファロサウルス?(頭突き恐竜の置物)と人物の動きがシンクロするシーン(ほんの一瞬)とか一体何なのでしょう? 
[映画館(字幕)] 7点(2007-10-01 18:40:48)
8.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 
簡単に言えば〝かたづける気もないのにとっ散らかして遊びました〟ってところでしょうか(興行の調子が良好なら延長して遊ぶつもりで散らかしまくったのかもしれませんが;)万人が楽しむものなのに複雑だし、そもそもディズニーがこんな殺伐としたもんを作っていいのか?(絞首刑のシーンから導入した時はビックリした)ってところです・・・でもまぁ、そんな事はどぉ~でもよくて、私にとって大問題なのはイカ(タコ?)の料理の仕方です。何もスルメや刺身にしろと言っているのではないのです。なぜ調理過程を見せてくれなかったのかと言いたいのです。もちろんグルメな話をしているわけではありません。クラーケンについて言及しているのです。他が天こ盛りで時間のかかる料理は避けたかったからかもしれませんし、好意的に見て2で度々出したので食べ飽きただろうと思ったからかもしれません。だけど、だけど私は楽しみにしていたのですよ、クラーケンを。「ペットを殺した」って何のこっちゃと思っていたらあんなかたちで登場とは…。まったくターナー親子並にビックリのご対面ですよ。でもそう言えば予告にクラーケンは出てなかったなぁ。退治シーンがあったら目玉でしょうからワンカットでも予告にはさみますね(泣)。ということで期待外れではあったんですけど、もちろん良いシーンもあるんですよ。巨大な渦での戦闘とか、そこでの結婚とか、ああいうのは面白いアイディアだし確かに凄いパワーを感じます。1と2を観た上で水しぶきがかかりそうな劇場で観たし何だかんだで楽しかったのでプラス1点。
[映画館(字幕)] 7点(2007-05-29 18:30:55)(良:2票)
9.  パパにさよならできるまで 《ネタバレ》 
アポロの月面着陸という科学的、つまり現実的な事物で父の存在という幻想を打ち破るプロットや、手紙やチョコレート、髭剃り道具などの小物の使い方、ラストに一人で船を漕いでいくシーンはなかなか良いです。しかし、全体的に見ると腑に落ちない印象の方が強いのです。まずほとんどの登場人物たちがある種の腹立たしさを感じさせます。人間誰しも欠点はあると思いますが、その面を描いている割りには人物の掘り下げが妙に浅いのです。そしてその負の面のリアリティさとは対照的に部屋などの色彩は統一性がありファンタジックに描かれているのが違和感があるのです。言うなればコーヒーとミルクを混ぜてカフェオレを作ろうとしたら分離してしまって何じゃコリャという状態です。まさかそこに子供の視点からの矛盾性なんて潜んでないでしょうし;。しかし何より問題なのは主人公の子供に可愛げというものが欠如していることです。もちろん可愛かったら良いといものでもありませんが、この手の物語ではある程度の愛嬌が無いと付き合いきれませんよ。
[映画館(字幕)] 5点(2007-03-20 18:09:12)(良:1票)
10.  パニック・フライト 《ネタバレ》 
時間つぶしにはもってこいのB級娯楽作品。何が良いって主人公の女性が暴れまわるのがスカッとします。知能戦を期待すると裏切られますが前半の静から一転の後半の動。勝手知ったる自分の庭で文字通り我が家を駆け回り始まる主人公の逆襲。客商売のキャリアウーマンが多忙な生活で貯まりに貯まったストレスを一気に発散するかのような活躍っぷり。ヘッドバットのお返しなんて、いや~勇ましいじゃないですか。おキレイな女優さんに迫るどこかセクシャルな雰囲気があるキリアン・マーフィとキャストもピッタリ。短いのでジャンジャン進んで行くのも良いですね。
[DVD(字幕)] 7点(2006-11-20 18:09:02)(良:1票)
11.  反則王
人の好い人間が生きにくい競争社会で萎縮してしまう姿と、ストレス発散するように生き生きとリングで暴れまわる姿の対比が人間の哀しさや強さ、可笑しさまで感じさせる。何かに夢中になるというのは凄くパワーの要ることで、それが生き甲斐となると日常生活の原動力ともなる。その力こそ普段は隠れて見えない人間の根底にある生命力というものであり、その人の真の姿なのではないだろうか。マスクを外した時こそが本領発揮の時なのだ。 そして何よりデホを演じるソン・ガンホが素晴らしい。上司からバカにされ、憧れの人から相手にされず、親からも認めてもらえないという情けないキャラクターに魅力を吹き込み共感させてしまうのだから恐れ入る。哀しき小市民の人生がユーモアたっぷりに力強く描かれており反則王を応援せずにはいられなくなる。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-02 18:23:35)
12.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 《ネタバレ》 
前作は多大な期待をかけて観たので全然楽しめなかったのですが、今回はその反省を踏まえて頭カラッポにして鑑賞・・・楽しいじゃないですか~。エリザベスのジャックへの行動やノリントンの行動、ビルの人柄など前作のオマヌケ度がやや緩和され作品が締まった感じです。もちろん大事な鍵をあっさり盗られるデイビー・ジョーンズ始め相も変わらずオイオイなシーンもありましたが;、前作よりも死人が多かったりジャックが動物バンバン撃つのはディズニーやり過ぎじゃないのって思うぐらいですよ。残念なのは目玉でもあるクラーケンが口と足ばっかりで全体像がよく分らなかった事。船横辺りにドーンと現われて欲しかったです。3で全貌が明らかになると良いのですが。3で言えば最後に今後の活躍が期待できそうな好敵手?バルボッサのサプライズ再登場も嬉しいですね。個人的に悪役好きですし、例えば「ドラゴンボール」でピッコロやベジータ等のかつての敵と共闘するシチュエーションなど大好きでしたから。ただ1と違って最初から続編製作予定で撮っているので、1をむりやり〝起〟にあて、本作が〝承〟と〝転〟の途中、3が〝転〟の後半部と〝結〟としたようになり、単作品としては消化不良です。ですから本当は3と合わせて一つのレビューにしたいのですが、でもまぁ完結編への期待も込めてとりあえず7点でどうですか?「ジャック・スパッ~ロウ!」
[映画館(字幕)] 7点(2006-07-28 11:42:46)
13.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 
あのゲイリー・オールドマンが唯一の善良刑事だなんて!これだけでゴッサムシティの退廃ぶりがわかります。
[DVD(字幕)] 7点(2006-01-22 16:28:04)
14.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ジョニー・デップファンだから観ました。予想通りというかガッカリです。ストーリーがゆるいのは登場人物が皆、抜けているからでしょうか。せめてバルボッサぐらい間抜けじゃなくして欲しかったです。まぁ、そういう見方自体が間違っているのかもしれませんが・・・。  この映画の最大の功績はジョニー・デップを一般に知らしめた事だと思います。今まで「ジョニー・デップ好きなんだ」と言っても、映画ファンでもなければ「誰?」と言われる事が多かったのですが、もうその心配は無用です(映画雑誌の表紙率など凄く高くなった。勝手な独占欲で少し寂しくもあります;)。と同時に、これをきっかけに彼の昔の作品も見直されると嬉しいです。ジョニーには素敵な作品が沢山あるのですから。  ・・・《追記》最近再び観る機会があったのですが、初見での反省?を踏まえて見方を変えたらやっと楽しめました。ジョニーは楽しそうだし、キーラ・ナイトレイの顎のラインが綺麗だし、音楽もかっこいいです。続編は観ない予定だったけどやっぱり観ようかなぁ~。という事で点数もちょっぴりアップ。
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-13 17:12:40)
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