1. 巴里の屋根の下
平和なフランスの、古き良き時代の雰囲気が感じられて、幸せになれる良い作品だが、なんでか知らないが異常に眠かった。 良い作品なんだけど、何故だか眠い。 いや、退屈。 それが私とルネ・クレール監督の相性か。 『巴里祭』も同様の感じだった。 [ビデオ(字幕)] 3点(2009-11-21 15:14:44) |
2. 番場の忠太郎 瞼の母
はっきり言って、話の内容は古過ぎて面白くはない。 きっとこれは、無声映画独特の雰囲気を味わうべき作品であろう。 [ビデオ(邦画)] 4点(2009-04-19 00:17:52) |
3. 母と子(1938)
最初は平和でつまらない話かと思いながら観ていたが、ところがどっこい、なかなかエゲツナイ内容でびっくり。 佐分利信が良い面と悪い面の両面を演じ切り、なかなか難しい役どころをこなしている。 [ビデオ(邦画)] 5点(2009-01-15 20:23:02) |
4. はたらく一家
パンチ力には欠けるが、それなりに楽しめる家族劇。 『おかあさん』の出来には遠く及ばないが、同じ毛色の作品と言えるかもしれない。 貧困の中でも、家族の絆を忘れず、日々の生活に奮闘する庶民の様子が上手に描かれている。 [映画館(邦画)] 6点(2008-12-30 21:14:03) |
5. 母を恋はずや
《ネタバレ》 最初と最後が欠落している点を抜きにしたとしても、それほど良い作品だとは思えませんでした。 小津監督のサイレント作品で現存するものはほとんどを観ましたが、その中でも出来は良くないほうだと思いますね。 [ビデオ(邦画)] 4点(2008-01-04 22:04:24) |
6. 巴里祭
泣く子も黙るルネ・クレールの代表作の一つですが、どうも楽しめませんでした。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-10-14 17:40:48) |
7. バルカン超特急(1938)
《ネタバレ》 本作『バルカン超特急』は、相当数あるヒッチ作品の中でも、とりわけ人気のある作品だ。 今まで観てきたヒッチ作品の中では、『サイコ』が個人的には一番好き。 何故かっていうと、『サイコ』はミステリー作品の様な謎解きがメインではなく、ハラハラする様なサスペンス的作品だから。 特に、お金を盗んだ女性が雨の中を車で逃走する場面がハラハラして最高だった。 一方、ミステリーは少し苦手で、ハラハラ系のサスペンス重視型の作品が好きなのだが、本作『バルカン超特急』は、どちらかというとミステリー寄り。(もちろん、多少はサスペンス的な部分もあるが。) その意味では、少し身構えて観た感はあったが、内容的には冒険活劇、いや、“旅行”活劇的な内容だったので、意外と気楽に楽しむことができた。 最後の方で、武装兵隊たちと一般人が唐突に銃撃戦を始めたりと、相変わらずのヒッチ的な“飛躍し過ぎ”の大詰め展開には閉口させられたが、全体的にみれば傑作であることは間違いない。 さすがはヒッチ作品の中で人気があるだけのことはあった。 特に、“超特急な電車内で忽然と消えた女性を探せ!”的な状況設定が秀逸。 又、「消えた女性が実はまぼろしだったのでは?」と観ているこっちまで思わせておいて、「その女性が窓に書いた指文字」が発見され、「物理的な証拠がその女性の存在を証明する」とした流れには脱帽した。 この「窓に指で書いた文字がその者の存在を証明する」という演出は、本作がオリジナルなんだろうか? もし本作が「窓に書いた指文字」の元祖なら、もっと評価すべきかもしれないが・・・ [DVD(字幕)] 7点(2007-09-02 23:03:35) |