1. ハイキック・ガール!
《ネタバレ》 ワカコ酒でおなじみの武田梨奈の初主演映画というので鑑賞したが、自主制作レベルの映画。蹴り自慢の主人公がある日、師匠の宿敵にそそのかされ悪の組織に拉致られて師匠に助けてもらう。それだけのあらすじです。しかもあれだけ強かった主人公は中盤で抵抗もなく拉致られ、クライマックスでは師匠が主人公になってて一騎当千の物語になってました。何を言ってるのか自分でもわからなくなりますが真実です。ワイヤーもCGも使わない本格アクションという触れ込み通り、登場人物のほとんどが何らかの格闘技経験者だけあってアクションのキレは良いが、何度も何度も繰り返されるスローモーションとリプレイには辟易しました。勢い余って監督本人まで出演しちゃってますし、結局のところ映画ではなくて監督が思い描いたアクションシーンを実現したかっただけなのかな。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2016-01-23 03:34:05) |
2. パーフェクト・センス
《ネタバレ》 パンデミックものながら感染はあくまでも味付けで、ヒューマンドラマを描いた作品。ある日を境に嗅覚→味覚→聴覚→視覚と失っていく。起った出来事は解決することなく視力を失った後の世界も描かれていないが、最終的には皮膚の触覚まで失うのかもしれない。すべての感覚を失った人間はそれでも頑張って生き続けるんだろうか?氷河期のマンモスたちみたいに絶滅してしまうのだろうか?パニックになって自ら死を選んだり強奪や殺人などもそれなりには起きるんだろうが、それでも意外と失った感覚にうまく折り合いをつけて日々の暮らしを取り戻そうとする人は案外多いのかもしれない。感染症による世界的なパニックよりも主人公と身近な人間の日常と感情にだけ焦点を当てて淡々と描いているのはリアルでよかった。ただし全体的に派手さはなくてすごく地味。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-14 22:39:13) |
3. はやぶさ 遥かなる帰還
はやぶさを題材にした映画は堤版と滝本版の二作品を視聴。渡辺謙主演で重厚さはあるものの淡々と描かれているせいか映画作品を楽しむという意味ではちょっと盛り上がりに欠ける気がしました。キャスティングはこちらのほうが豪華な印象。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-12-11 02:09:07) |
4. はやぶさ/HAYABUSA
フィクション部分が多いものの映画作品として楽しめたのはこちらの堤版かなって気がします。やはり映画ってある程度人間ドラマ的な盛り上がりがないと観客を惹きつける力が弱くなってしまう。史実にリアルさを求めるなら渡辺謙主演の瀧本版をオススメします。帰還シーンはどうしても涙腺が緩んじゃいますね。 [映画館(邦画)] 7点(2012-12-11 02:01:57) |
5. ハゲタカ
《ネタバレ》 最近よく見かけるドラマの劇場化続編モノ。中弛み感は否めないけど全体的には硬派な経済ドラマで面白かった。ドラマを見ていないと鷲津と芝野の関係性がわかりにくいかも。残留孤児三世の偽者の下りや契約社員守山はストーリーとしてはちょっと蛇足にも思えるが、あれがあることで劉一華がなぜあんなにも金に執着していたのかやAKAMAに対する想いが理解できる。 [地上波(邦画)] 7点(2012-09-07 15:27:38) |
6. バッテリー
《ネタバレ》 子供たちが素晴らしく特に捕手の子は演技も笑顔もダントツに輝いていた。対戦相手は得てしてステロタイプに悪役として描きがちだがそれがなかった。それから病弱な弟を最後に死なせなかったのも評価できるポイント。残念な点を挙げるとすれば母親の天海祐希がやたらとクドいのと主役の林遣都は主役としての存在感はあるが演技面で今ひとつと感じたこと。見る前はあまり期待してなかったが直球勝負なストーリーは意外に心地よかった。 [地上波(邦画)] 7点(2011-11-24 03:47:23)(良:1票) |
7. ハリウッド的殺人事件
《ネタバレ》 バディものアクションコメディで主人公二人のキャラ設定と派手なカーアクションだけで成り立ってる映画。見終わって覚えてるのは主人公二人の副業が不動産屋とヨガ教室ってことだけ。そういや最初のラッパー4人組ってなんで殺されたんだっけ…? [地上波(吹替)] 3点(2011-09-04 01:27:24) |