1. パニック・ルーム
ワンカットでの疑似長回しなど、映像演出がやたら鼻につく。内容の薄さを演出でカバーしようとしたがひたすら滑っているという印象が残った。 [DVD(字幕)] 4点(2011-01-05 02:33:41) |
2. パーマネント・バケーション
《ネタバレ》 遅れたニューアメリカンシネマといった感じ。どこかに出口がありそうで、どこにも出口がない。疲れ果てたアメリカ(ニューヨーク)、最後去る時だけがどこか美しく見えた。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-03 16:08:33) |
3. バトル・ロワイアル
《ネタバレ》 たけしがいなければ、作品として成立しなかったように思う。序盤と終盤のたけしの演技が救い。生徒が殺し合うシーンはそのほとんどが、緊迫感がまるでなかった。唯一、灯台で女の子たちが戦うシーンは良かった。 [DVD(邦画)] 4点(2010-12-21 11:33:01) |
4. パルプ・フィクション
《ネタバレ》 タランティーノの作品に出てくるキャラクターは躊躇なく拳銃を撃つから好きだ。他の映画なら銃を撃つのに顔をアップにしたりしてタメを作るけど、タランティーノはフルショットで脈略なく突然、撃ったりする。(また、それは次に拳銃が出てくるシーンでいつ撃つかわからないという緊張感をも生む。)これが見ていてかっこいい。ソファーに寝ている奴をサミュエルLジャクソンが撃つシーンがあるが、それがカメラが左に首を振っただけで淡々となされるから痛快。 [ビデオ(字幕)] 9点(2010-12-18 01:11:13) |
5. 母なる証明
《ネタバレ》 始めは母親が自分の子供のために奮闘するところがいきすぎているが、どこか健気に写る。だが、後半になるに従ってその意味合いが不気味に変わってくる。普通のサスペンスものとばかり思っていたので良い意味で期待を裏切られ、大変楽しめた。 [映画館(邦画)] 8点(2010-12-18 00:47:53) |
6. ハロウィン(1978)
最初の主観ショットでの長回しからの展開が良かった。また、ブギーマンの主観ショットがあるのも面白かった。ただ、ブギーマンがいくら何でも出過ぎ。もう少し控え目にしておけよと思った。 [ビデオ(字幕)] 5点(2010-12-17 22:03:54) |