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自己紹介 未熟な若輩者がつらつらつら、

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1.  遥かなる山の呼び声 《ネタバレ》 
一つ一つ、シーンについて語りだしたらきりがない。最初から最後まで、ただただ見入ってしまいました。山田洋二という人の映画は、兎角男性がチャーミングで、女性が強く美しいですね。 従弟の勝男が呟いた「なんか可哀想なんだよな、姉さん」の一言。最愛の夫を亡くし、母としてひたむきに生きる民子の健気な姿は誰の胸をも打つのでしょう。そして、幼い頃から母の優しさに触れることなく正真正銘男社会に生きてきた田島が、そっと明かした暗い過去。深く傷つきながらも、その傷を隠そうとする田島の姿は、民子に女の面を思い出させる。また、田島と虻田御一行との決闘(?)を、必死になって見つめる少年・武志。そんな武志が入院中の母を見舞ったとき、甘えたい気持ちを照れくさそうに隠すという姿がキュートでたまらない。少年から青年、男へと大人の階段を上り始めた訳ですね。あとは何といっても草競馬。日陰者として死んだように暮らしてきた田島が、年盛りの過ぎた雌馬と共にレースを駆け抜ける。共に過ごした日々の中で、民子の側でもう一度生きることを心の奥で望むようになった田島を、ゴールの直後に待ち受けていた現実。しかし、生きたいともう一度思うことができた田島はもう、罪を償うこと、再び生きることから逃げたりしない。もはや、ラストシーンなど言わずもがな。愛というのは凄い。私は、愛はささやかながらも確かに存在して、生きる理由、生きる目的を人に与えてくれる、ということを痛感させられました。
[DVD(邦画)] 9点(2011-12-30 17:53:31)
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