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コメント数 116
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1.  バイロケーション 《ネタバレ》 
こちらに登録されている安里麻里監督の作品(どれも観てませんが)はどれも評価があまり良くないですね。そんな事は知らずに今回初めてこの監督サンの作品を観た訳ですが、これが中々良かったです。監督談で『シックス・センス』や『ファイト・クラブ』の流れを参考にしたそうですが、オチの真相を観客から見破られない様ミスリードするストーリーテリングには説得力があり、退屈する事なくグイグイ引き込まれました。オープニングからのキャストロールなんかもセンスが感じられ(まぁ洋画からの引用や助けを借りてるカンジは凄くしますケド)、CGもチープではありませんでした。ただ邦画にありがちな撮影コストをかけられない為の固定カメラによる単発撮影がほとんどで、画作りにはメリハリがなく素っ気ないドラマ感覚ではあります。でも邦画にしては総じて安っぽさは無く、センスの感じる退屈しない良い作品だったと思います。
[DVD(邦画)] 8点(2014-09-10 19:18:45)
2.  ハンガー・ゲーム2 《ネタバレ》 
2時間16分。前作と比べ物にならない位、単品としての質は明らかに良い。オープニングの逆光のカットニスのシルエットの美しさから難なく作品に入り込めた。前作で希望のシンボルとなってしまったカットニスと、それを火種と見なす政府大統領のスノー。前・中盤のドラマで地区の貧しさと政府の横暴な仕打ち、引き換え首都パネムの華やかさと贅沢三昧をしっかりと作り込んでいるので見応えは十分にある。(レジスタンスものの下地がしっかり描かれている)ゲーム開始前では同盟を組むのが鉄則と教えられ、じゃあその後はどうするんだ?という、毎度の観客の疑問が直ぐに浮かぶのだが、それらを所々で上手く回避、説明しているので中々納得して観ていられる。また今回はプレイヤー自身が政府に対して本音をブチまけたりしていて、あぁ、こういう流れなんだなぁ、と非常に理解しながら鑑賞出来る点が良い。そしてどうやって最後の一人になるのか?という最大の疑問点も、それも良い意味で上手く回避して締めくくる。3部作故、物語は『ハンガー・ゲーム』自体を大きく上回って広がって行きますが、正直に完結編を観たいと、エンドロールに思わされてしまいました。…只、やっぱり決死のゲームに無理矢理出場させられるプレイヤーの心境、背景が無さ過ぎる、かなぁ、と。(ジェナ・マローン扮するジョアンナがその点、イイ味出してましたが)1人しか生き残れないというルールに、せめて絆が芽生えたカットニスとピータが最期をどうするか?と言う事を2人で語り合うシーン位あってもいいんじゃないかと思うんだけど。やっぱりゲーム自体に緊張感はありません。エフィーが同情から感傷的になる、っていうのもなんだか…。こっちは明日殺し合いなんだ、お前と抱き合ってなんかいられるかっ!って気がするんだけどな。ま、その辺は前作同様、言い出したらキリがないんで。 追記.前作、ケイトーの台詞、「仕組まれていた。」今作を見る限り、前作はやはりその壮大なクーデター計画の為の布石だったと考えるべきか?最初、妹プリムが選ばれたのも作為的で、カットニスの志願する勇気と意思を確認したかった?ゲーム中の差し入れ、ルール変更など、筋書き通りだった?だとしたら、セネカは実は反政府側のスパイだった、とか?完結編次第では1作目の見方や評価が変わるかもしれない。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-25 13:39:28)
3.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
デル・トロ監督の脳内イメージが全て映像化されています。ただ、「この監督」の作品であるという事を理解し、出来る、理解してあげるという寛容の心(つまりはファンですな)を持って観ないと、先のレビューの様に評価は分かれるんではないでしょうか?でも個人的には一見さんでも十分良く出来た作品だとは思いますが。『ヘルボーイ』の頃からの色彩感の濃い映像、独特の細かなセットやギミックやメイキャップへの唯ならぬこだわり。今作は引いた画がメインらしく(まぁ大型ロボと怪獣の対決がメインですから)、ここ一発のカッコ良いカットは少ないですが、やはりこだわりは伺えます。チャーリー・デイ扮する怪獣オタク学者のテンションの高さとか、初登場シーンでの菊地凛子と不釣り合いな程大きな傘をさす彼女の姿を前後から収めた画とか、その金髪が非常に目を引き、印象に残る、ロシア産イェーガー『チェルノ・アルファ』のパイロット、特に女性の方と(声も素敵!)、2人が付けるマスクとか、ロン・パールマン扮するハンニバル・チャウのスーツのセンスとあの眼鏡、そしてわざわざ見せるカチャカチャなる金ピカな靴とか、こういう細かな描写のこだわりが凄く好き。同じロボット映画ではベイ監督の『トランスフォーマー』がありますが、デル・トロ監督と比べると、あれでも線の細い繊細で綺麗な映像だと感じる位、デル・トロ監督の作品はやはり細部まで「濃い」です。ロボと怪獣のど突き合いは堪らんものがありました。僕はBD、プロジェクターで鑑賞しましたが、戦闘シーンの画面の暗さはそんなに感じませんでしたよ。十分認識可能なレベルだと思います。次は『ヘルボーイ3』が観たいけど、撮ってくれるのかなぁ?  そうそうラスト、ロン・パールマン生きてて良かったぁー。何かありきたりな付け足しだけど、思わず口元緩んじゃいました。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-12-18 15:45:04)
4.  バイオレンス・レイク 《ネタバレ》 
『フライト』のケリー・ライリーと、『プロメテウス』のマイケル・ファスベンダー。今をときめく(?)お二人がメジャー昇格の前にしっかりと経験値を稼いでいた作品。何を隠そう自分はこちらのレビューを拝見するまでは全く知らなかった作品ですが、皆様のレビューを読んで一気に観たくなりました。見応えはありましたが、うーん、こういうの、見慣れているせいか、そこまで不快には感じなかった…。やはり『映画の枠』まで外してしまった『ファニーゲーム』のイライラムカつき不快感には及ばない、かなぁ?ラストの展開は中々良。エラい所へ救いを求めてしまった主人公。警察沙汰にならない為に身内で『処理』してしまう親。「シャワーを浴びせろ。」と男3人がバスルームへ。場面は変わり、ジェニーの悲痛な叫び声だけが響き渡る。多分レイプされ、殺されるであろう事が容易に想像出来る。湖へ出掛ける途中の車のラジオで流れていた「子供の管理をしない親に罰金を課す」という討論。あんなに凶暴にリーダーぶってた少年をひっぱたいて黙らせる親父。「この親にして、この子あり」「この子にして、この親あり」だわ。『証拠』を消去してしまう少年のラストカットですが、『ファニーゲーム』同様、ニヤついてくれれば不快点はもうちょっと上がったかな。それにしても、ケリー・ライリーの声、かわいい…。
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-24 11:20:26)(良:2票)
5.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 
年に1度行われる『ハンガーゲーム』はまるで『オリンピック』の様な華やかさと賑わい。クジで選ばれ、生きるか死ぬか、の余興の駒にされた連中が訓練し、司会者のインタビューを受け、なぜ笑顔で受け答え出来るのか?誰一人として殺し合いのゲームに対する不安や恐怖心の描写が全く無く、その心境がさっぱり分からない。(『キャリア』と呼ばれる訓練組の説明が無さ過ぎ)ただの年中行事の競技大会にしか感じない。だから観客や司会者の、自分は安全な位置からただ見ている、という絶対的安心感と、駒にされたプレイヤーの絶望感との落差が皆無。賭けの対象にもされているが、それにより盛り上がる観客の描写も無い為、カタルシスゼロ。只々ゲームがダラダラ続くだけ。その『殺し合い』も、これっぽっちも切羽詰まった恐怖や緊迫感が無く、いつ話し合ったのか、グループを組んで1人を追い詰める連中。(元々知り合い?カイジ1の様に経験者?用済みになったら始末する?))隙だらけだが殺さない、堂々と近くで寝る、行きずりで仲間になったコを丁寧に葬ってあげる。(そんな余裕ないやろ。生き残れるのは1人、って分かってますの?)死に様はみんな凄い地味だし、メイン以外は扱い適当。やる気(生き残る必死な気持ち)がちっとも伝わってこない。同地区の仲間が死に、その様子を中継で見ていた地区で暴動が起こるが、これ、74回目ですよね?今までに何人死んでるんですか?ようやくアタマにきたか?同地区同士の戦いも無く、犠牲や葛藤のドラマはサッパリ無く、死因の多くを占める感染症や水不足といった苛酷なサバイバルを描く間も無くゲームは終わるし、どこで盛り上げるつもりなんだ?24人もいてなぜヒロインがこの苛酷なゲームに生き残れたのか、明確な筋や展開が無く、「だってヒロインなんだもん。」という子供でも分かる理由しかない。つまりハラハラもドキドキもしない。「仕組まれていた。」という台詞から続編の為の布石でしかないのか。言ってみりゃ『バトルランナー』の『ランニングマン』みたいだが、あっちの方が悪趣味でイイぞ。本国での大ヒットの要因がぼくにはよく分からない。そうそう、あのイザベル・『エスター』ファーマンが出てたのは嬉しかったな。そしてあの白塗りのオバちゃんがエリザベス・バンクスだったってのが気付かなかったし、驚いたわぁ。 (追記)【ヒナタカ】さんの仰る通り、ティーン向けかと思います。
[ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 3点(2012-09-20 23:46:16)(良:4票)
6.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 
前作があまりにも『茶番』だったのでレイトで暇つぶし程度に見てみたら…、こ、これはっ!?はっきり言って面白かった!同じ監督が撮ったとは思えない程、前作とは比べ物にならない位の出来。ストーリーはほぼ前進なく、美味しいとこ取りの『番外編』の様な感じだが、元々4作もしてきてスタートとゴールが何にも変わってないものね。なので今回のは明らかにアクション満載で良かった。東京シークエンスの中島美嘉とその他のゾンビ達とのアリスの肉弾アクションは、ホントに前作と同じ監督が撮ったのか?と思える程、流麗でカッコ良かった。そして今回も登場の『処刑マジニ』はメイクがリアルで血で濡れた染みとか凄く不気味で雰囲気は最高。退屈になりがちなお決まりの「アリスとジルのタイマン」も意外に仕上がりが良く、ゆっくり丁寧に見せて(魅せて)くれているが、陳腐じゃない。改めてミラは衰える事無く、格闘の演技が上手い事を知らしめたと思います。何をどうしたらここまで変われたのか不思議な位、とにかく全体的に質は上がったと感じる。前作に不満がある人程、騙されたと思って見たらその違いに気付くんじゃないかなと。ツッコミどころは無視です。P・アンダーソンの『バイオ』だもんね。画を見て楽しむべし。ウェスカーは出てこないなー、と思ってたらそういう事かぁー。ラスト、主役級がずらっ、と並んで、これぞ『アベンジャーズ』じゃないか(笑)。 いつまでやるんやー!?ただ、エイダ役のリー・ビンビンは可愛かったが、レオン役はもうちっとオトコ前はいなかったんかい…。
[映画館(字幕)] 8点(2012-09-18 11:41:59)
7.  パニック・ルーム 《ネタバレ》 
OPから凝ったタイトル・キャストロールで魅せます。越したばかりの家に強盗が押し入る、という王道かつ、ありきたりなストーリーに「パニック・ルーム」と呼ばれる避難室を軸に据えて、CGと多彩なカメラワークを駆使し、次から次へと起こる母子と強盗との駆け引きを気を逸らせる事無く見せる展開運びが秀逸。特にひねりがある訳でもなく、この上なくストレートでシンプルなプロットを2時間弱の間、ほぼ変わらない舞台と限られた登場人物だけで作り上げた密室劇。見せる術を使い切ったかの様な監督の挑戦の様な映画です。監視カメラ上で強盗の姿を確認し、ボールが転がる映像と跳ねる音がシンクロして現実である事を知った時の恐怖と緊張感。母子が強盗から逃げ回る4階建ての屋敷内を階段、エレベーターを使い立体的・俯瞰で捉えるカメラワーク。メグが携帯を取りに部屋を出る時のスローモーションと無音の凄まじい緊迫感。兎に角演出に小技が効いていて単調になりがちなこのシンプルサスペンスを如何に退屈させずに見せるかという努力が伺えます。ジョディ・フォスターは表情と感情表現が豊かで文句無い説得力で惹き付けます。流石です。フォレスト・ウィテカーは気の弱さ、人の良さが上手く表現されていて感情移入してしまい、ラストは逃げ切って欲しかったなぁ、としみじみ感じてしまいました。 「トワイライト」シリーズでその名を一気に知らしめたクリステン・スチュワートはまだあどけない可愛らしさと、その違和感のない自然な演技に目を奪われましたね。セントラルパークでの母子のラストカットは2人が体験した悪夢から解放された安心感と、ハッピーエンドの余韻が印象深く残る美しいラストシーンでした。
[DVD(字幕)] 8点(2012-06-21 21:47:45)(良:1票)
8.  バウンド(1996) 《ネタバレ》 
紙一重の信頼と裏切りが交錯するドラマがラストまで緊張感を保ち、目が離せない。エレベーターで出会った瞬間、惹かれ合う二人の女。共にある道を選んだ為に、二人は「5年」という自由を代償として失った。コーキーとの出会いは人生を変える為に訪れた運命。そして偶然訪れたマフィアの金を手にするチャンス。そして同時に狂い出す、男たちの運命の歯車。「盗みとセックスは同じ」、だけどセックスは初対面でも出来るが、盗みは相当な相手とじゃないと出来ない。この完璧な説得力とセンスある台詞。完璧な計画、大金、それよりもコーキーには手放したく無いもの、ヴァイオレットの存在。男たちも同じ。外見は明らかに男勝りなコーキーを除けば、マフィアの情婦として「女」を売りにし、終始タイトな格好で妖艶な雰囲気と魅力を醸し出しているヴァイオレットだけが、この映画で唯一の「女」なのかもしれない。そして男たちを翻弄するしたたかな女である。自由を失った5年間ではあるが、その間でさえ全ての事を「ビジネス」だったと言い切る始末。つまり「信頼」や「愛」なんてこれっぽっちも無かった訳だ。この映画においてヴァイオレットの本質を、いや、「女」の本質を見抜けなかった男たち。信頼から裏切り、愛し、信じていた女に撃たれて死ぬシーザー、キスひとつでのぼせ上がってしまうミッキー。失った代償に気付かない哀れな姿に、ヴァイオレットの痛快な笑みが映える。そして「信頼」から「絆」へと成長した二人の運命。「私からは裏切らない」コーキーの信念が実を結んだハッピーエンド。ファム・ファタールを軸にノワールの世界に浸透させた監督の脚本とスタイリッシュな演出が素晴らしく、妖艶さと男勝りな相反する二人の美が印象的な女優二人のキャスティングも見事だった、自分の中の完璧な作品の一本です。 それにジーナ・ガーションが最高にクール!コーキー役は彼女の一番の当たり役だったと自分は思います。惚れました。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-05-10 09:55:10)(良:1票)
9.  パラサイト・バイティング 食人草 《ネタバレ》 
まるでビデオスルー作品の様な陳腐な邦題を付けられていますが、中身は当時の全米ボックスオフィスTOP10入りした、このジャンルにおいての良作です。はっきり言ってメジャーなリメイク作の「13金」や「エルム街」なんかよりも格上だと思います。異国の地で言葉も分からない現地民に理由も分からないまま拘束状態にされる得体の知れない恐怖感に、「まさか」とも思える植物に襲われる恐怖。皮膚の下を這いずり回る蔦の描写は生々しくてショッキングである。そして水に食料の不足、苛立ち、疑心暗鬼、精神状態の悪化、気の狂い・・・。こうした状況下での描写の方が丁寧に描かれていて見応えがあります。唯一冷静に事を見ていたジョナサン・タッカー扮するジェフが最後にとる行動、恋人だけは死なせないとする自己犠牲には現地民に対する脱走成功への意地も感じられた。近年作に見る映像美にCG描写も気に障る事の無い出来で物語に最後まで集中出来る。ティーン向けB級ホラー作品は若手俳優達の登竜門的な位置付けがされているが、この作品はそれよりもずっとリアルでシリアスだし、メインの4人の若手俳優達の演技もレベルは高い。中でも若手女優の身体を張った熱演は真に迫っていて好感が持てた。今後の活躍に期待出来るし、この様な良作ホラーもドンドン作って貰いたい。
[ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2012-05-02 17:00:06)(良:1票)
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