1. 花宵道中
《ネタバレ》 観る前は正直どうなのと思っていましたが、大変わかり易く無駄のないストーリー展開に好感を持ちました。吉田屋が半次郎の前で朝霧を手籠めにする箇所は最重要シーンですが、十分に尺を取って皆が良く演技できていたと思います。終盤は淡々とし過ぎていて少し残念です。もっと早く観れば良かったです。 [インターネット(字幕)] 8点(2016-01-13 22:18:12) |
2. ハーモニー(2015)
《ネタバレ》 伊藤計劃3部作のトリを務める(予定だった)作品なのできっと凄い内容だろうという期待だけで観に行きましたが、綺麗な絵と大まかなプロット自体はなかなか良かったです。個人的に苦手な説明だらけのアニメだったので、終始説明を聞き取るのが何かの修行のような感じで面白くなかったです。キャラの名前が覚えられないです。JK時代の「おっぱいやあそこの成長も政府に数値としてデータ化されているの」みたいな台詞は良かったです。問題提起だけで何も解決できなかった印象です。人類全体にマイクロチップを取り付けて管理する計画は実際にありますし、劇中の日本人は薬を日常的に服用してしますが、実際に世界人口の1.6%にすぎない日本は世界全体の4割もの薬品が消費される実験場です。向精神薬の常用は死ぬ事が怖くなくなり、認可を増やすと自殺者が激増します。少し離れた場所からプシュッと針を撃つだけで癌にして殺す事も出来ます。原作者はきっと他の所でも色々書き過ぎて肺癌にされて殺されたのだと思います。 [映画館(邦画)] 4点(2015-11-18 01:31:47) |
3. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
《ネタバレ》 「fallout3」や「Metro2033」で施設の中をずっとウロウロしてNPCの会話をひたすら聞いている感覚に似ていると思います。独特の浮遊感が癖になります。昔バットマンだった人と、アベンジャーズを解雇された人と、スパイダーマンを契約満了し主演男優とも破局した人を用いた大人の遊びで、あまり笑えないギャグ映画だと思います。入院前でカット映像が入ったのはとても残念です。予告編を盛り上げたGnarls Barkleyの"Crazy"が本編では流れなかったのでしょんぼりしました。 [映画館(字幕)] 5点(2015-04-15 00:54:06) |
4. 博士と彼女のセオリー
《ネタバレ》 実話なので仕方ないですが、ラブストーリーを期待したら全然違ってたのでしょんぼりしました。演技が凄いので見応えがありました。愛の力というよりはスティーヴン自身の生命力や与えられた使命で長生きをしていることを確信しました。ポスターやパンフレットからも一見ラブストーリーに見えるのが何かおかしいです。 [映画館(字幕)] 8点(2015-03-26 00:18:00) |
5. はじまりのうた
《ネタバレ》 同時期公開の「イミテーション・ゲーム」でキーラ・ナイトレイの演技が気になり、キーラ主演の本作も観ましたが、劇場で泣いたり笑ったり素敵な時間を過ごす事ができて大変素晴らしかったです。序盤の演奏で楽器が増えていくシーンでもう泣いたので掴みは十分でした。死にそうだったプロデューサーがグレタを見出した後、生き返ったように動きがキレッキレになっていくのが大好きです。プロデューサーとのキスシーンがあったようですがカットして大正解だと思います。最後の元彼の歌も完成度のあまりの高さにやられました。 [映画館(字幕)] 9点(2015-03-16 04:52:10) |
6. バンド・オブ・ブラザース<TVM>
《ネタバレ》 10年前に「ブラザーインアームズ:ロードトゥヒル30」というゲームにハマったのがきっかけで、本作を鑑賞しました。最後の方は消化試合みたいなもので、レクリエーションを楽しんだりしているところが日本軍と違いますね。序盤の方が面白いですが、ソベルが苛められすぎて可哀想です。全部観てやったぞという達成感が高評価の秘密だと思います。 [DVD(吹替)] 3点(2014-10-11 09:07:58) |
7. パンズ・ラビリンス
《ネタバレ》 苦しい物語です。私も9歳でスティーブ・ジャクソンのソーサリーにハマってからは、12歳から20歳くらいまで自分のファンタジー世界を日々構築して両親や学校や受験、病気から現実逃避をしていました。誰にでも何かしらあるのでしょうが、このような通過儀礼をわかりやすく表現できていると思います。 [DVD(吹替)] 6点(2014-10-08 06:36:26) |
8. パプリカ(2006)
《ネタバレ》 なかなか良い空想の産物で音楽も個性的で良いと思いますが、パプリカが高速で空中を舞うように観ている側も終始置いてきぼりです。しょうもないデブ男が最後リア充になり、敦子さんは美人なのでしょんぼり感が倍増しました。 [インターネット(字幕)] 3点(2014-09-26 01:55:41) |
9. パシフィック・リム
《ネタバレ》 物語の進行と共に、菊池凜子が可愛く見えてくる映画です。怪獣とボコボコ殴り合うのがこんなに熱いなんて!!と、興奮して劇場に3回観に行きましたが、何度行ってもチェルノアルファとクリムゾンタイフーンがやっぱり弱くて涙が出ました。たまに日本語になるのは面白いからOKなのですが、最後ペントコストがハンセン息子を脱出させないのも謎です。吹き替えの「ろけっとぱーんち!!」が良かったです。中国でヒットしたので中国寄りの内容になるでしょうが、2018年予定の続編も楽しみです。 [映画館(吹替)] 9点(2014-08-17 07:58:29)(良:2票) |