1. バトル・ロワイアル
"仁義無き闘い少年少女版"畢竟それに止まる作品。というのも殺しあいをするのが少年少女だったけれども、少年少女であるというリアリティが全然ない。例えば設定が大学生や社会人でも同じセリフで同じ映画を作れたでしょう。そうすれば、みんなこんなに過剰に反応したでしょうかね? これは監督の年齢ゆえ仕方がないことでしょうね。「中学生の殺し合い」という設定に騒ぎすぎるとオールナイトロングのような駄作を制作側が連発してしまうでしょう。いくら過激な場面を演出しても、本物の血や殺や死に慣れている職業の者には両方ともつまらないものです。 1点(2002-08-21 01:46:31) |