1. パッチ・アダムス
パッチはいつどのように勉強してあんな成績だったのかなぁ。彼の行動を偽善という人もいるが、きっと並外れた努力がその裏にある。それがわかる人はこの映画に素直に感動できるのではと。強い信念を持った人間が何かを達成していく一つの例だけど、その根拠に決して偽善ではない普遍的なものを感じて、とても共感できるいい話だと私は思った。パッチは人のためにあんなことをしていたのではない。最初の精神病棟で人の助けになることに目覚めたように、自分のためにやったんだってことをこの作品はしっかり描いている。それが一番評価できる部分です。日本映画には無い何かストレートでさわやかな感動でした。 8点(2003-05-30 11:49:03) |
2. バグダッド・カフェ
ある街の日常を描いた非日常映画。すごい不思議な感覚になります。音楽と映像が完全に自分を現実から解き放てくれます。初夏の夕方に窓を開けた部屋で見たいです。 8点(2003-04-17 12:49:25) |
3. バタフライ・キス
映画のフライヤーがとても好きで、映像もきれいで内容もいい作品だと思います。女同士って切ないね。 7点(2003-04-17 12:42:58) |
4. 初恋のきた道
率直に言ってチャン・ツィイーのプロモーションビデオとしか思えない。国民性の違いなのか、なんか大げさで誇張した感情表現は共感できません。泣き所もわからない。この映画を見たとき、満員の劇場で中国からわざわざ来たと称する方に理不尽にも席を譲ってくれと言われ断ったところ、不快を露にされた。神経の使い方の違いに驚かされた出来事だった。その影響もあったのか、中国映画の余韻の少なさ、せっかちなストーリー展開、繰り返し使われる感動狙いのテーマ曲、よくわからないスローモーションにうんざりした。ずいぶん前に観たのでこれは私の記憶にかすかに残る程度ですが。 2点(2003-04-17 12:28:59) |