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MILAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 56
性別 女性
自己紹介 「マッハ」でトニー・ジャーに一目ぼれし、今では年に数回のタイ通い。タイの映画がもっと日本公開されればいいのにと常々思っています。アクション映画はトニー以外見る気がしません。普段はどちらかと言うとドラマや社会派が好き。

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1.  蜩ノ記 《ネタバレ》 
現代劇ではギラギラした印象しかない役所公司さんですが、時代劇になるとなんとも言えない男の色気を感じます。10年後に切腹を命じられると言うのが現実味があるのかないのかわかりませんが、あれ?なんか、こんな話どっかで観たぞ?と思ったら、同じく役所さん主演の「最後の忠臣蔵」でした。あれは16年後に切腹していましたっけ。 映像がとにかくきれいで、まだ日本にあんな景色があることに安堵。戸田秋谷と言う人の人柄もよく描かれていて、ストーリーもわかりやすく、私には充分でした。 岡田君の演技もよかったと思います。戸田の人柄に触れて、気持ちが変化していく若い侍の雰囲気をよく体現していました。農民寄りの戸田に対し、農民を愚弄する藩士たちの存在も残酷だけれどあの時代では当たり前のことだったのかも知れません。お取調べで殺されてしまった男の子はかわいそうだったなぁ。あの時代、武士の権力は絶対で、町人は泣き寝入りしかできなかったんですね。そんな残酷な面も描いているのはよかったと思います。すべてが善人できれいごとではお伽噺になってしまう。 細かいことを言うと、正室の川上麻衣子に違和感。せりふはなかったけれど、なんだかあの人が出ると2時間ドラマみたいで失礼ですが、映画の格が下がります。また戸田と壇野の衣装はそこそこ着古した感が出ていましたが、薫の着物が2年経ってもバリバリ糊が効いてますみたいな衣装で、違和感ありました。そして意外と肩幅があって、時代劇には向かない女優さんだと思いました。好きなんですけどね、堀北真希。原田美枝子さんの美しさは別格でした。「雨あがる」では女郎の役でしたが、質素なご新造も女郎もどちらも出来るってうまい女優さんなんですね。ところであの卵は、結局どちらが食べたんでしょうね。
[映画館(邦画)] 6点(2014-10-12 00:40:47)
2.  秒速5センチメートル(2007) 《ネタバレ》 
朝の情報番組で新海監督の特集をしていたので見てみました。この作品のタイトルは知っていましたが、桜の花びらが落ちる速度とは。さて、感想ですが、この監督さんは背景はとても素晴らしく、実写よりも数倍美しく描くことに長けています。が、こと動く物の描写になると、とんとレベルが下がります。背景にここまで拘るのなら、同じように人物や動物にも力を注ぐべき。動きや影の付け方、衣類のしわなどあまりに平面的で、背景と人物が吊り合っていませんでした。この作品に感動できないのは自分がもうおばさんで、そもそも青臭い話は嫌いだからか?とも思いましたが、そうではないです。だって「時かけ」にはいたく感動したんですもの。主人公はなんかモゴモゴ言ってるし、北の国からの純かと思いましたよ。どなたかも書いていましたが草食男子過ぎます。だいたい中高生の男子なんて頭の中はXXXだらけでしょう。こんなにさらりとした油抜きされた男子、現実味がないです。一方女子の方はしっかり結婚も決まってやたらと現実的。男性はここまで初恋を引きずる純粋な生き物なんでしょうか???第三話に至ってはもうMV用に制作されたものとしか・・・。新作が今年の夏に公開されるようなので、それを見て判断しますが次でダメならこの監督とは縁がなかったものと思います。
[DVD(邦画)] 2点(2013-05-17 23:48:48)(良:1票)
3.  火の鳥2772 愛のコスモゾーン 《ネタバレ》 
顔はBJ、されど制服と声はデスラー。と言うことで見ていて手塚アニメと言うことは理解できるんだけども、ファンのひとりとしていただけない。まぁ30年も前の作品だから仕方がないけどヒロイン(人間の方)のデザインがひど過ぎるんじゃ? ヤマト篇、鳳凰篇と比べるとどうしようもなく見劣りする一本ですね。公開当時アニメージュかなんかで大々的に特集を組んでた覚えがあるけど、子供心に危険な匂いを感じ取って観に行かなかったんですよね。こんなに時間が経って観たけど、やはり魅力がない。子供の頃見たら感動したかと言えば、やっぱりしなかったんじゃないかな。テーマである「火の鳥」の存在が曖昧過ぎるからか?いかにも手塚アニメと言う動物(?)のコミカルなシーンとシリアスなストーリーがうまく融合できていないからか?銀河鉄道999の劇場版も同じ頃だったんだろうけど、テーマ(永遠の命)や少年の成長物語などリンクする部分はあるも軍配は999かな。考えればこの時代って「ヤマト」がバカ当たりしてアニメの「劇場版」と言うやつが雨後の筍のごとく作られ始めた時代じゃなかろうか。粗製濫造と言う言葉が浮かんでしまう残念な映画。点数は正統派を演じていた若き日の塩沢兼人さんに捧げます。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2013-03-06 01:31:33)
035.36%
1712.50%
2610.71%
358.93%
447.14%
5610.71%
6610.71%
747.14%
8712.50%
911.79%
10712.50%

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