1. 陽はまた昇る(2002)
《ネタバレ》 高度成長期の方々の情熱というか熱気は現代の枯れきった世代にどう映るのだろうか? 自分はモロにロストジェネレーションですが、正直団塊世代には酷い目にあわされてばかりで、 本当にこの人達の世代が、この偉業をやりとげたのか?と思ってしまうのですが、 まぁ、ハッキリ言ってしまうと僕らの世代も当然、ゆとりの世代も、 この頃バリバリ働いていた人たちにはやっぱり敵わないと思わされる題材ですよね。 労働基準法とか、働く人の色々な権利とか、まぁ、働く側にとっては良い時代になってきてるんだけど、 経済をもう一度再生させるとか、今のやり方では、絶対にできないわけで、 かと言って、あの頃の熱気を僕らが発せるかと言うとそれも無理なわけで、 映画の感想とは違う所に着地したわけで、 富良野は寒いわけで。 [地上波(邦画)] 7点(2016-08-01 21:29:13) |
2. ビッグ・ヒット
《ネタバレ》 アメリカって、こんなB級なギャングアクションっぽい映画でも、 違和感なく観れてしまうよね。 日本のVシネマだと、もっと権力争いがどうのこうの、と、サックリ観させてはくれないし。 それにしても日本人の娘役の子は、日系っぽさが全然なく、 あれが日本人に観れるなら、ルー・ダイヤモンド・フィリップスも日本人っぽく観えてたりすんのかね??そんなわけないよな・・・。 あいつらのザックリ感って、どんなレベルなんだろう。 [地上波(邦画)] 6点(2011-12-05 00:36:12) |
3. 人のセックスを笑うな
《ネタバレ》 人のセックスを笑うな。 なんて大胆なタイトル。そんな挑発的なタイトルなのに、 描いているのはセックスどころか、ちゅっちゅっちゅっちゅのキスシーン止まり。 恋愛映画は濡れ場がすべてとも思わないけど、 タイトルで喧嘩売ってきたわりに、しょうもない内容だった。 笑うなどころか笑えないレベル。 演出とはいえ、聞き取りづらいセリフのやり取りも、ただでさえセリフの聞き取りづらいところのある松ケンなので、たまにわざとなのか、演技なのかわからん部分もある。 女性から見たら面白さも感じるのかな? 男性から見たらクソです。 [地上波(邦画)] 2点(2011-08-24 22:13:48) |
4. HERO(2002)
《ネタバレ》 中国の伝説、要するに昔話的なものを映像化。ということなのでしょうか。 それにしても壮大なスケールで、弓矢の所とかスクリーンで観たら凄かったんだろうな、と思った。 女優陣二人も良かったしトニー・レオンも良かった。 ストーリーに関しては2転3転はするんだけど、大きな伏線や仕掛けがあるわけではないので、映像のスケールの大きさに正直負けてる気が個人的にはしました。 中国史に詳しいと、もっと面白く観られるのでしょうか? その辺詳しい人解説プリーズ。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-12 14:54:21) |
5. HERO(2007)
キムタクのドラマの中でもHEROは好きな方でしたが、なんか疾走感が無かったですね。 けっこう序盤から事件を覆う闇が見え隠れしてて、謎解きという部分も、わかりきった答えに皆が協力して立ち向かっていく、というパターンだったので、テレビドラマ版でもうやりたいことはやり尽しちゃってたのかな?と。 [ビデオ(邦画)] 5点(2009-12-15 09:32:47) |
6. ピンポン
《ネタバレ》 原作をあまりイジらずに、かつ2時間にきっちりまとめてる脚本の手腕をまず評価。 俳優陣も各キャラの持ち味を十分に引き出し頑張っています。 自信過剰な主人公・ペコと、その恐るべき才能を主人公の為に隠している親友・スマイル。 主人公の堕ち方と復活のキッカケ。そして、特訓特訓の日々。 ナイス青春。 [DVD(邦画)] 8点(2009-10-12 12:54:03) |
7. 漂流教室
《ネタバレ》 taxyunさんのレビューにもありましたが、 うちの地元でもプロジェクトA2と同時上映で、やってました。 当時小学校4年で、親父と観に行ったんですけど、インパクトとという意味では、 全然プロジェクトA2を超えていたし、それほどクソという記憶は全然なかったんですけど、大人になってから、恐ろしいほどの評価をされているのを知り、また見直したんですけど、まぁ突出してクソとは思えなかったですね。下の中から上レベル。 主題歌も今井美樹が歌ってたんですね。あの歌の爽やかさと自転車で駆け抜ける主人公のオープニングが、これから悲惨な運命が待ち受けているという観る側の思いがリンクしててオープニングだけは素晴らしい出来だったと思います。 まぁ、アメリカンスクールの設定にした理由だけは意味不明どころの騒ぎじゃないですけどね。改悪という意味では窪塚のやってたテレビドラマ版の方が、ひどかったと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2009-03-18 13:40:28) |
8. ビー・バップ・ハイスクール(1985)
《ネタバレ》 これの後に色々ツッパリ漫画が実写化したことを考えれば、やはりパイオニア的パワーはあった。 中山美穂、仲村トオルといった今でも主演級の演者も出演してるしね。 やたらネタ扱いされてるけど、狙いで取ってる笑いだし、ヘボ作品扱いされる意味がわからん。ビーバップは演者を変えて、何回もVシネとかテレビでも作り直してるけど、 仲村、清水コンビのシリーズが一番好き。 それにこういうバカバカしいノリなんだよ。実際。あの頃のヤンキーなんて。 クローズZEROとか、あんなヒョロい奴らに死ね、コラーーー言われても逆に「プッ」って感じ。 それにしても小沢さんはこの頃から全然学ラン似合ってなかたけど、エリートヤンキー三郎で今年になって学ラン姿見れるとは思わなんだわ。 [地上波(邦画)] 8点(2009-03-16 22:11:29) |