21. ファイヤーウォール
《ネタバレ》 祝!ハリソン復活!!決して完全復活とは言えないのは残念だけど、「半復活」位にはなった映画だと思います。前作「ハリウッド的殺人事件」でのダラダラした追跡シーンを観た時には、ハリソンにはアクションは年齢的にもうあかんかなあって思ったんですが、なんのなんの、この映画での骨身惜しまぬ手抜きナシ乱闘シーンをこなせるようなら大丈夫、まだまだいけまっせ!監禁犯グループのツメがちょい甘いっていう欠点もあるにはあるけど、その不満以上に久しぶりに「家族を守る力強い父親像」をハリソンが体現してくれた事に自分は感動しました。だって最近母親の方がやたらめったら強いって映画が多すぎるような気がしてたんで。これは父権復活を呼び掛ける映画でもあるのです。 [試写会(字幕)] 6点(2006-03-10 11:38:36) |
22. プルーフ・オブ・マイ・ライフ
《ネタバレ》 グウィネスが再度のオスカー狙いにこの役を引き受けたのは大いに納得。だって女優としちゃ、この手の「正気と狂気の境目ノイローゼ演技」って演ってみたいと思うはずだもん、絶対。予告ではグウィネスとジェイクのラブストーリーみたいな売り方だけど、実際にはココロを軽く病んだ女性の、挫折からの復活サクセスストーリーですね、これは。結構内にこもったちんまりしたストーリー、それほどスケールの大きい展開ではないので「恋におちたシェイクスピア」級の出来を期待すると肩透かしを食うかもしれません。グウィネスとアンソニー・ホプキンスの演技合戦に阻まれ、ジェイク・ギレンホールはいまいち影が薄くなってしまった印象。それなりの経験をされている30歳前後の女性の方に特におすすめの映画。 [試写会(字幕)] 6点(2006-01-03 00:54:48) |
23. PROMISE プロミス
《ネタバレ》 何もチェン・カイコー監督が撮らなくてもいいようなマンガチックなアクション映画だなあ、これ。「グリーン・デスティニー」の頃ならまだ新鮮だったかもしれないけど、今となっては何となく色褪せ、古めかしささえ感じてしまう延々と続く剣戟シーンに大あくびの連続。一番魅力的で目立ってたのは真田広之でもチャン・ドンゴンでもなく、細面の悪役イケメンニコラス君だったのは監督の中国人としてのプライド?でもよどみない中国語の台詞をほぼ完璧にマスターしていた役者さんの努力に1点オマケ。初盤の奴隷軍団(+ドンゴン)の爆走シーンは椅子からズリ落ちる程の笑撃! [試写会(字幕)] 5点(2006-02-06 11:34:22) |
24. BULLY ブリー
昔の水曜ロードショーで放映されたら、「いやあラストの仲間同士の罪のなすりつけあい、これが現代の無軌道なアメリカ社会の病巣を象徴してるんですねえ」とか、したり顔の水野さんにコメントされそう。でも後味いいモンじゃないよねえ、こういう結末って。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-02 10:56:41) |
25. フライング☆ラビッツ
かつての邦画二本立て興業のうちの添え物的な一本だったらまあ許せる内容だったかも。しかし石原さとみのファン以外でこれを一本のみで鑑賞した人の、一体何割が満足して映画館を出る事が出来たんだろう?正にこれは典型的なテレビドラマ向けの題材、出来栄えもそのレベル。一応スラスラと破綻もなく鑑賞出来ますが、引っ掛かってくるものが何もなくわざわざ映画館で観る上の付加価値が見当たらない。この手のスポ根ものにしては珍しく、終始鬱陶しそうな表情を見せてくれた真木よう子嬢に一点加算。 [映画館(邦画)] 3点(2008-11-14 10:20:53) |
26. フォーガットン
ガットン、ガットン、フォーガットン!(←意味なし)こりゃ忘れろと言われたってもう忘れられない珍作ズッコケムービー。どなたか僕にこの映画の真相を一から解説して頂けませんか?でもドッピューン!って空中飛んでく瞬間気持ちよさそう、体験してみたい・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2005-12-25 10:00:40) |