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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2260
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 お世話になっております。
只今『真・女神転生VV』攻略中のため新規投稿お休みしております。

2024.6.28


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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41.  ブラザーズ・グリム 《ネタバレ》 
偽りのファンタジー(ペテン)の世界から、真のファンタジー(魔法と呪い)の世界に組み込まれる主人公たち。そこで体験し、見聞きした事象が、後にファンタジー(“創作物語”グリム童話)に生まれ変わるというお話。嘘が真になり、真が嘘になる。虚実のねじれ感は面白いと思いました。でも素直に「面白かった!」と言える作品ではありませんでした。難解とは思いませんが、作品を全部消化しきれていないような「もやもや感」があります。凝った衣装、色彩、多用される森のシーンなど、ひとつひとつの「画」に込められた情報が過多で、煩わしい。視覚刺激に気をとられ、ストーリーに集中できなかったような。ただそれは、自分が物語に入り込んでいないから、とも言えます。主人公兄弟の生い立ち、兄弟の確執、女狩人への恋心など、断片的に2人の心情は覗えるものの、感情移入するには至りません。作品のキモとなるのは、主人公の心の変化。事件に巻き込まれた状態(受動)から、娘を救い出す戦い(能動)への変化。この感動ポイントがうやむやのまま、ラストへなだれ込んでしまったのが残念でした。全体的に視覚的、映像的なアピールに人物描写が追いついていない、そんな印象でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-14 18:38:19)
42.  フラガール 《ネタバレ》 
本作は「仕事」のお話だと思いました。仕事にはJOBとWORKがあります。生計を立てるため、お金を稼ぐことが目的のJOB。そして頭と体を使って、人のため社会のために役立つ物やサービスを生み出すWORK。その両方を兼ね揃えたものが「仕事」です。生みに苦しみはつきもの。ですからどんな仕事でも辛く厳しい(逆に言うなら辛く厳しくないものを仕事とは言いません)。そして辛く厳しいがゆえにやり甲斐があり、また誰かのためになる(評価される)喜びが、仕事への愛に変わります。炭坑夫、センターの植物係、フラの先生、そしてフラガール。どれも立派な仕事です。炭坑夫はかつて「黒いダイヤ」と称えられた石炭を、命をかけて掘り出すのが役目。国の根幹であるエネルギー資源を担い、天皇陛下まで炭坑に入ってくださったという自負がありました。しかし哀しいかなその誇りは失われてしまった。センターの植物係がストーブを借りるために土下座が出来るのは、仕事を愛しているから。フラの先生は初め仕事をしていませんでした。自分に失望し、生徒たちを蔑んでいた彼女は、ただの負け犬でした。でも父に殴られた娘のために、銭湯の湯船にまで乗り込んでいったとき、彼女は初めて先生になれた気がします。フラガールたちも初めは素人。技術以前に意識のレベルで。しかしフラに誇りを持ち、本番のステージだけが仕事ではないと理解した(練習も営業もすべて仕事。だから落盤事故の時も踊ることを止めなかった)とき、初めてプロになれたのだと思います。現在は仕事への評価が見えにくい時代です。成果ばかりが求められる。だから本作の炭坑夫のように、仕事はただ辛いものに感じてしまう。でも本来の仕事とは、そういうものでは無いはず。喜びがあるもの。厳しい練習の積み重ねの上に提供される素晴らしいダンス。その成果に対する正当な評価。お客さんの喜ぶ顔、歓声がダイレクトに伝わる喜び。本作が観る者の心を打つのは、私たちが求める「仕事」の姿がそこにあるからだと思います。
[映画館(邦画)] 8点(2006-10-30 18:19:44)(良:1票)
43.  フライ,ダディ,フライ 《ネタバレ》 
設定も演出もマンガ的で、リアルさはありません。主人公が決闘を決意する重要な心理過程は説明不足。岡田くんの存在も中途半端。その他細かな描写も不足しがちで、全体的に軽く、そして粗い印象です。特訓の描写がほぼ基礎体力づくりに終始した点にも不満が残ります。そして、最も問題なのが脚本。とくに岡田くんの台詞は安っぽく、センスが感じられません。でも物語自体は決して嫌いじゃないです。マンガチックだろうと、リアルでなかろうと“お父さんが頑張る話”は好きなのです。娘のため、自分の尊厳を取り戻すため無謀な戦いを挑む中年男。法的手段ではなく、決闘でけりをつけることを選んだのがイイ。男の子の問題解決の基本はけんか!大切なものを傷つけられたら許せない。殴られたから殴りかえす。分かり易いです。暗黙のルール(やりすぎ禁止)と双方に後腐れが残らないこと。それが本当のけんかです。暴力とは別物。常識的、社会的には正しくない選択でも支持したいです。こんなバカなお父さん、素敵じゃないですか。話の要旨は好きなだけに、もっと丁寧に作って欲しかったです。惜しい。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-09-07 18:11:45)
44.  船を降りたら彼女の島 《ネタバレ》 
人生の岐路に立ったとき、自分の礎となる部分に立ち戻り、人生を見つめなおす。初恋の人を尋ねて、自分の気持ちを確かめたい。幼い頃の記憶を辿り、自分が育ってきた道程を実感したい。その気持ちは分かります。でもだから何なの?とも思います。初恋の人の死を知り、わたしだけ幸せになってもいいのかしら。えっ、そこは悩むところなのですか。それより、もっと心を砕かなければならないことがあるのでは?自分には主人公の行動や心情が薄っぺらいものに感じてしまい、心に引っかかってきませんでした。でもその代わり耳に引っかかったのが、印象的なギターの調べでした。情緒あふれる旋律。主人公が過去を回想するシーンをはじめとして、郷愁を誘うシーンにはことごとくこのメロディが使われます。これが正直ウザイ。物語中盤以降は聞こえただけでイラッときました。(今まで映画を観ていて、BGMが気に障ったことなど一度も無いのですが…。)自分は島育ちで、今も島に住んでいます(本作の島よりもっと大きい島ですが。)島が持つ良さ、悪さ、抱える悩み等が主人公の人生の選択に絡んでいけば、もっと味わい深い作品になったと思います。せっかく島を舞台にしたのだから、もっと”島”を意識したつくりにして欲しかったです。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-28 17:50:41)
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