1. フランケンシュタイン(1931)
《ネタバレ》 この映画を観るまでは、フランケンシュタインという名前は怪物の名前だと勘違いしていました。怪物の演技がとても上手で、歩き方や表情など、どう見ても怪物で、素晴らしいです。葬式・再生・結婚・殺人など、生と死に関する出来事が立て続けに起きて、世界観が上手に構成されています。今見ても十分面白いです。古典ホラーとして観る価値がありました。 [DVD(字幕)] 7点(2014-01-03 19:04:29) |
2. フラッシュ・ゴードン
《ネタバレ》 Tedを観たくて、予習としてこのDVDを購入。ミン皇帝の娘オーラと、何となくフラッシュの恋人になったデイルによる、女同士の対決シーンが一番気に入った。修学旅行の枕投げ対決みたいで。 [DVD(字幕)] 7点(2013-02-15 23:01:12) |
3. プロメテウス
《ネタバレ》 いくら科学が発達しても、人間はもろいですね。精神的には発達しなさそうです。好奇心の強さに負けて大事な物を失ったり。ありがちです。宇宙には、人類が未だ知らない想像を絶する生物がいるかもしれませんね。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-01-18 15:25:53)(良:1票) |
4. プリンセス トヨトミ
《ネタバレ》 まず、プリップリな綾瀬はるかを走らせた挙句にスロー再生しちゃう監督に賞賛します。ストーリーは、寓話です。父子の絆がテーマ。そして日本の天皇制とダブって見えた。天皇制を滑稽に感じさせる部分もあるけど、左派的な堤真一が完敗するという結末にしているので、右派な映画です。要するに天皇万歳な映画。鬼の松平が、「プリンセスを守るために何億ものお金を使うことに何の意味がある!」と捲し立てますが、それに回答する大阪国総理大臣は「もっと大事なモノがある」と反論。そこがまさに、日本の天皇制とダブって見えたところ。天皇がいる意味あるの?いっつも控え目なスタイルで手を降ってるだけで、宮内庁とかお金かかるだろうし。みたいな事を考えていたのも束の間・・・。もともとプリンセスが重要っていう話だったのに、気が付いたら父子の絆の方が重要になっていて、いつの間にか焦点がすり替わってしまった。大阪国とか、豊臣秀吉の末裔っていうのは結局の所、シンボルとして必要なだけで、そのシンボルを上手く機能させることで、親子の人間関係を良好にしようってことを言いたかったんだな、と解釈しました。天皇陛下、ばんざ~い!!www [映画館(邦画)] 6点(2011-06-10 20:33:09)(良:1票) |
5. ブラック・スワン
《ネタバレ》 演出家の髪型が、マッチ棒みたいでした。マッチ棒のくせに色づきやがって・・・。まぁ、それはどうでもいいです。前評判で「面白いよ!」と聞いていたせいか、期待値が上がっている状態で見てしまったのが反省点。正直、そこまで圧倒されませんでした。クライマックスに近づくにつれて、スクリーン上では盛り上がってくるんですが・・・。たぶんストーリーの「土台」が弱いから、その上に積み重ねてる台詞や演出をいかに作り込んでも、7分咲きくらいにしかならないんじゃないかと。もっと、伏線や不条理さをバンバン注ぎこんでもいいんじゃないかと。B級・C級ホラーのほうがよっぽどストーリー性あるんじゃないか?w 展開はジワジワと緩い。渦を巻くような狂気をどうしても期待してしまった。実際は、ニナの小宇宙の中での話w このくらいの小宇宙なら、今の現代にドロップしなきゃならないような作品とは感じられない。ナタリー・ポートマンを抜擢したのはとても良かったです。処女性は感じられませんでしたがw [映画館(字幕)] 5点(2011-05-20 23:28:02) |
6. ファインディング・ニモ
《ネタバレ》 ドリーから学ぶことが大きかったです。物忘れが激しいけど、それに勝るポジティブシンキング。それによって、どれだけ運気が回ってきたことか。ニモとマーリンが再開できて、良かった!! [DVD(字幕)] 7点(2010-08-16 19:55:14) |
7. ブラック・レイン
《ネタバレ》 学生の頃から何度か見ているが、今見直してみて思ったこと。BGMがダサい。一貫して狂った悪者を演技している、松田優作の存在感がデカい。たまに田原俊彦に見えたけどw 笑えるほど若い内田裕也がいる。ニック刑事は破天荒で型破り、日本を小馬鹿にしてる。反面、日本人は外人だアメ公だ部外者だと、アメリカ人を蔑視している。その関係にリアリズムを感じ、好感が持てた。 [DVD(字幕)] 6点(2010-06-18 19:17:03) |
8. フィールド・オブ・ドリームス
《ネタバレ》 最初はファンタジー過ぎて頭が付いていかなかったけど、話が進むにつれて、慣れてきました。最後まで、何がどうで、何だったのか、どうなって行くのか、答えは良く分かりません。だけど、何だか心が温まります。たぶん、これでいいんだと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2010-06-15 17:40:44) |
9. フィラデルフィア
《ネタバレ》 本作品のテーマであるHIV、同性愛は、私の身近にはありません。受け売りの情報により、異質なもの、特殊なものとしか判断していないので、私の心の中にはそれらの人々に対して、偏見があります。勿論、他の方々と同様に、表面上では普通にしていますが、内の内には偏見がくすぶっています。デンゼル・ワシントン演じる弁護士のミラーと同様に、です。ミラーは、ベケットと接しているうちに、その偏見に対する自分の姿勢、考え方のようなものがミラー自身の中で変化していきます。その過程を見ているうちに、私も考え方が改まってきました。勿論、リアル社会で同様な局面に会った場合に、1%の偏見も無しに接することができるかどうかなんて、少しも自信がありません。でも、ほんの少しだけでも、私の中の何かが変わったような気がしました。トム・ハンクスの壮絶な演技、デンゼル・ワシントンの人間味の有る演技が、とても際立っていました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-06-11 21:26:34) |
10. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 長丁場なので休憩しながら鑑賞しました。戦闘シーンの臨調感は、他の戦争映画とは一線を画します。さすがスピルバーグ、戦争映画でも十分に通用する才を持ってるんですね。トム・ハンクス演じるミラー大尉の性格が好感持てました。冒頭に出てくるおじいさんは、てっきりミラー大尉だと思っていたので、意表をつかれました。この映画を見て、つくづく戦争は嫌だなと思いました。加えて、戦争を美化するアメリカも嫌だなと思いました。 [DVD(字幕)] 7点(2009-10-07 00:53:09) |
11. フェイス/オフ
《ネタバレ》 とんでもなく高度なエンターテイメントです。完璧なシナリオじゃないとは思うけど、粗探しする暇を与えてくれません。むしろここまでくると、粗探しなんて愚の骨頂ですね。ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの演技が、もうノリノリで・・・素晴らしいです。「竹中直人の笑いながら怒る人」に勝る、「ニコラス・ケイジの泣きながら笑う人」が見れます。あれは名演技です。最後は、あれしかないだろうってくらいベストな締めくくり方で申し分無いです。 [DVD(字幕)] 8点(2009-03-20 20:24:00) |
12. フラガール
《ネタバレ》 松雪泰子がとても魅力的で、また蒼井優がとても可愛らしかったです。涙を流しながら作る笑顔が、この映画を表しているかのようです。田舎で貧乏で閉塞的な町で、異文化が浸透するのは難しいことだと思います。そこに親子の絆、友情、師弟愛、町の復興など色々な要素が折り重なっています。泣き所がベタなんですが、それが逆に良かったです。 [DVD(邦画)] 7点(2009-03-03 16:50:58) |
13. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 ドブ臭く汗臭く男臭く血生臭い映画です。自分は物欲が多いので、タイラーの言葉が自分を批判しているように感じました。非生産的で本能に任せた生き方を推奨するかのようなテーマは、少々カッコ付け過ぎで恥ずかしい感じがしますね・・・。まぁ単なるキ○ガイのエピソードですから、真に受けるような事じゃないのでどうでもいいですがw でもデヴィッド・フィンチャーの退廃的な構築が自分の気質に合っているようで、見てて面白かったです。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-23 23:12:20)(良:1票) |
14. フォレスト・ガンプ/一期一会
《ネタバレ》 普通の人よりも少し知能指数が低い「フォレスト・ガンプ」の、幼少期から一児のパパとなるまでを、思い出を辿るように綴っていくお話。最初はフォレストのことを阿呆扱いしていた周りの人達は、次第に人生のレールから脱落していくが、フォレストは脱落どころか着実に好転していきます。それは無意識のうちに徳を積んでいる、フォレスト自身の心が清らかなお陰なんです。ただひたすらにアメリカを走るフォレストの姿が、まさに人生そのもの。フォレストが愛したジェニーは、事あるごとにフォレストの元から出て行って、その自由奔放さに腹を立てて見ていましたが、鑑賞後に何となくジェニーの気持ちが分かったかもしれないです。フォレストの近くにいると、情けない自分とフォレストを比較して辛かったのかもしれません。でもフォレストには悪気はなく、とても優しい心を持っているから、ママも、ババも、ジェニーも、小隊長も、みんなフォレストが好きなんでしょう。そしてフォレストも、そんな自分の周りの人達を心から愛しているんでしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-07 01:17:48) |
15. ブレイブハート
《ネタバレ》 スコットランドとか英国の過去の事情に関しては無知なので、どっちに肩入れとかは無く鑑賞しました。事あるごとに大げさな演出と音楽で盛り上げることに必死で、それが目障りに感じてしまいました。ウォレスの妻の死が、とにかく可哀想。ウォレスがちょっかい出さなければ殺されずに済んだし、多くの犠牲も出ずに済んだんじゃないの?長いものに巻かれるっていう選択肢の方が、楯突くよりも勇気が必要だったりする場合もあります。大長編な映画ですが、見てるうちにどんどんウォレスにイラついてきました。最初は自由を勝ち取ろうなんて思ってなくて、女の尻ばかり追っていたのに、その女が殺されたからって「自由」を謳い文句にし始め、自由を勝ち取ろうとしない同胞を蔑んだ目で見るようになるウォレス・・・。選択肢が無く、やられたらやり返す、それだけ。そんな単純だから、周りも寝返ったりしちゃうんだと思います。最後の拷問シーンは見てて辛かったけど、これもまた演出で英雄を奉ろうとしていてゲンナリ。 [DVD(字幕)] 3点(2009-01-23 20:41:28) |
16. ブラックサイト
《ネタバレ》 今のネット社会を逆手に取った、巧い題材です。人間の心理も巧く突いている。SAWのような拷問系のシーンがある。残忍さはSAWには及ばないが見ていて嫌悪感はある。最後に挽回できたのがとてもホッとしました。あと幼い少女が標的にならず、安心しました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-03 17:24:34)(良:1票) |
17. プラネット・テラー in グラインドハウス
《ネタバレ》 日本の古い特撮物やダリオ・アルジェント作品の初期のような色彩に包まれた雰囲気、フィルムのダメージ加工、演出のためだけの大げさな爆破の連続など、グラインドハウスっていう目的地に向けてよく作り込まれている。あと音楽や効果音は控えめで、映像の引き立て役に徹してるのが良い。ゾンビとの対決シーンは、TVゲームでゾンビを撃ち殺してるかのような爽快感がある。血が飛び出る奴、吹っ飛ぶ奴、自分から車に突っ込んで朽ち果てる奴・・・。色々あって見てて楽しい。エロ加減は若干控えめだが、その代わり女性キャラ達はしっかり存在感を持ってて、セクシーかつ逞しく映っている。男性キャラもそれぞれ個性が確立している。所々笑えるシーンがあって、それも大げさな笑いではなくチープな笑いで、その加減が良い。タランティーノ登場シーンはギャクというか悪ふざけなんだろうけど、ちょっとしつこかったかな。感想としてはデス・プルーフよりも楽しめました。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-27 21:40:16)(良:1票) |
18. ブラック・ダリア
《ネタバレ》 監督と原作者の名前に惹かれて見た。 人に「どんなあらすじの映画?」って聞かれても、上手く説明できないと思う。 まず登場人物の名前が覚え難い。それから、展開の仕方が事務的で感情移入出来ない。この時点で徐々に「もしかして地雷踏んじゃった?」感が漂ってくる。途中、男女の情熱的なカラミのシーンが数回あるが、男女の心情が事前に演出されていないので、突拍子過ぎて唖然とする。ミステリアスで高尚な雰囲気を出すためか、淡々と話が進むが、そのまま終わっちゃう。何とも後味の薄い映画。 [DVD(字幕)] 4点(2008-03-06 19:13:14) |
19. ブラッド・ダイヤモンド
《ネタバレ》 人の欲望のために人が犠牲になってる。道端で倒れている人々、乱射される銃、悲鳴、少年兵を見ているといたたまれない。見てるうち、善悪が分からなくなる。でもそこが面白かった。 ラスト間際、急にラブモードになったのには違和感を覚えた。ディカプリオ、タフガイで良かったのに何か残念。あと、死期が迫って開眼したかのような善人っぷりが、お涙頂戴しすぎ。見る側に媚びないで欲しかった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-26 01:22:59) |
20. プロジェクトA
本気のアクションは問答無用の迫力がありますね。迫力がありすぎて、プロレスを見ているときのような痛々しさがありましたが。ドロップキックが好きです。ややチープな音楽と、ちょっとした茶目っ気がアクションを引き立たせています。 6点(2004-04-27 01:21:33) |