1. プルーフ・オブ・ライフ
ストーリーが見事なまでにサスペンス、ドラマ、アクションという風に綺麗に区切られていて、そのいずれもが「なんだかなあ…」レベルだった。つまらない短編映画を3本立てで見せられた感じ。どれか一つに絞っていれば、特に最初のサスペンスの部分だけで物語が展開していればもっと面白いものになっていたんじゃないかと思う。 3点(2004-02-09 02:28:02) |
2. 不夜城 SLEEPLESS TOWN
監督は金城武と山本未来にしか気を配らなかったのだろうか。富春は見た目が汚すぎてとても小蓮の兄には見えなかったし、他の中国マフィアのボス達もカッコ悪すぎて趣味の悪い土建屋のオッサンやそこらへんのチンピラにしか見えなかった。歌舞伎町のセットもドリフに出てきそうなチャチなものだったのもちょっとガッカリ。ただ、原作ではついに叶わなかった二人の温泉旅行が観られたのは良かった。映画自体はつまらなかったが、そのシーンに救われた気がする。 3点(2004-02-08 19:40:36) |
3. ブレイド2
敵がヴァンパイアというよりは、ほとんどゾンビだったり、アクションシーンでのカメラの切り替えが早すぎて何が何だか分からなかったりと多少、不満な点も無くはないが、なかなかシチュエーション的に燃えるものがあって面白かった。敵が斬られたり撃たれたりして灰になっていく特殊効果は見ていて爽快。 7点(2004-01-31 17:32:41) |
4. BROTHER
《ネタバレ》 「ソナチネ」「Hana-Bi」と同様、中盤で子供みたいに遊び回って、ラストで死ぬ、という一定のパターンが分かってしまって、ちょっと悲しかった。海外向けに作られたためか、ちょっと無駄にドンパチやりすぎていて「痛さ」があまり感じられなかったのも残念。もう少し控えめな方が良かったかな、と思った。 6点(2004-01-23 00:57:37) |
5. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
レンタルしてビデオで観たのだが、面白かった。だけど、自宅で、ビデオで観たからこそ面白かったと断言できる。これを映画館で観ていたら、きっと腹を立てていただろう。映画と言うよりは、何か呪いのビデオでも観るような気分で観た方が絶対に面白いし、実際、正しい見方なのだと思う。そういう意味では、映画館で上映するのではなく、Vシネマという形で出していればもっとカルト的な人気が出ていたかも知れない。 7点(2004-01-23 00:25:00) |