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六本木ソルジャーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 823
性別 男性

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1.  不思議の国のアリス(1972) 《ネタバレ》 
「アリス・イン・ワンダーランド」の予習用として鑑賞。 原作を読んだことがないので、ある程度原作に近い世界観を知りたかったが、原作の世界観のようなものは体感することができたような気がする。 他の映画化作品を見たことがないので、比較することはできないが、かなりユニークな世界観が展開されているのではないか。 世界観はなかなかユニークなものに仕上がっているが、訳が分からない細切れのストーリーが脈絡なく続くので、少々飽きてしまう。 アリスが、変なきぐるみを着たおっさん達と踊ったり、歌ったり、騒いだりするだけのような仕上がりともいえる。 少女の成長のようなものが描かれているわけではなくて、1本の映画としてあまり評価はしにくい。
[DVD(字幕)] 4点(2010-04-19 21:50:41)
2.  フレンチ・コネクション 《ネタバレ》 
一人の金回りのいいチンピラを尾行したことから始まり、その糸を手繰り寄せていくと、徐々にフレンチコネクションまで繋がっていく過程が、緻密にかつ見事に演出されている。 そのうえ、シェルニエとの緊張感ある尾行劇、殺し屋との壮絶なカーチェイスも加味すると、現代の同ジャンルの作品とも負けず劣らずの高水準にある作品であることは間違いない。だからといって、アカデミー賞作品賞に相応しい作品かどうかは判断が難しいところ。今の時代ではノミネートすら難しいだろう。 余計な説明を極力廃して、あまり本編のストーリーに関係なかったかもしれないが、警察官の麻薬取り締まりの仕事を赤裸々に描き、それが迫力あるために、映像によりリアリティが感じられる。しかし、本作は元警官のノンフィクションを映画化しただけにかなりリアリティを重視していると感じるのに、最後の誤射シーンはいかがなものかと思う。いくらなんでもFBIの捜査官を射殺してしまったら、ただじゃ済まないだろう。一方で、このシーンによって、FBIと地元警察の不仲の関係を表したとか、ポパイの性格(殺人に対する後ろめたさゼロ)や犯人逮捕への情熱を表したという見方もできるが、リアリティを無視して、多少やり過ぎた感が強すぎると思う。誤射を描きたいとしても重傷程度に留めた方がよかったかなと思う。 そして、あの誤射シーンの後に、ポパイは走っていき、一発の銃声が聞こえて、この映画は幕を閉じる。このシーンで、ポパイはシャルニエも殺したんだなと思ったら、その後のテロップでシャルニエは逃走したと書かれていた。確かに、一発の銃声の演出はカッコいいけど、シャルニエに逃げられたのならば自分だったら「銃声」は映画に流さないだろう。そもそも、あの場面でFBI捜査官を殺して、銃を撃つほど近くにいる最重要犯人を捕まえることができなかったのならば、警官としての資質が問われかねないだろう。FBI捜査官はフィクションに対して、逃走されたのはノンフィクションなので、バランスを欠いているという印象。だから、「誤射シーン」もしくは「ポパイが走っていくシーン(銃声なし)」でエンディングを迎えた方が自分としてはすっきりしたかなという気がした。
[DVD(字幕)] 7点(2006-12-31 00:28:34)
3.  フューリー(1978) 《ネタバレ》 
「今度はクローネンバーグのパクリすか?」と思ったら、デパルマ先生の方が元祖だったようだ。人体爆発するシーンの前から作風がかなりクローネンバーグ(「スキャナーズ」「デッドゾーン」)に似ているなと思っていたけど、単にジャンルが似ていて、製作年が近く同種の古臭さを感じただけなのだろうか。まさか、クローネンバーグがパクるはずないしな。 映画自体は全く面白くないけど、デパルマらしさは随所に現れている。カメラワークは相変わらず流石だし、ロビンの最初の転落事故を再現するシーン(ギリアンと施設所長のやり取りの際に描かれる)の工夫には驚かされる。また、あのスローモーションの使い方は、今観ても、とても新鮮に感じた。デパルマの作品は、どの映画を観ても、必ず驚くべき演出がされている。もっと世間的に評価されてもよい監督だと思う。 しかし、本作のストーリーにどうしても入り込めないという印象を受けた。「デッドゾーン」もあまり好きではないけど、超能力者の悲哀だったら、まだ「デッドゾーン」の方がよかった。 友人に裏切られ息子を奪われ、息子を必死に探し続ける父親の姿も、観客を感動させるような流れになっていない。ラストでは、息子を救いたくても救えず、息子を救えなかったことへの後悔と、周囲を敵に囲まれ「もはやこれまでか」と感じたことから、父が息子の後を追って、身を投げるという悲劇的な展開なのに、ほとんど何も感じられないのは何かが足りないのだろう。 息子の方は、確かに空中浮遊はできるけど、あの落下事故は自殺に近いようなものではないだろうか。自己の能力を用いて、遊び感覚でアラブ系を抹殺し、監視役の女性も悲惨な方法で惨殺してしまい、もう自分が戻れないところまで来てしまったと感じたのではないか。だから父親が助けにきたとしても、父親にすがることもできず、父親を拒絶するしか、なす術がなかった。息子ロビンの気持ちは多少は理解できるかな。しかし、あの棒高跳びが、空中浮遊の伏線になっていたとは、夢にも思わなかった。
[DVD(字幕)] 4点(2006-10-14 23:48:07)
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